ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

エマシーン中尉の名言まとめ!歴代声優と最期の場面や死亡理由も

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今回、紹介するのは、機動戦士Zガンダムに登場したエマ・シーンです。
劇中でのエマ・シーンは、軍人家庭に生まれた経歴から、その性格は典型的な軍人気質で、キッチリとした考え方で物事を判断する人物として描かれています。

そんなエマ・シーンですが、劇中でのセリフを紐解いていくと、また違った一面を垣間見ることが出来ます。

今回は、名言のまとめや担当した歴代の声優階級パイロットとしての強さ、また、搭乗した機体やちょっとしたプロフィールなども紹介していきます。

エマシーンの名言まとめ!

エマ・シーンの名言をまとめてみました!

どれをとっても、エマさんのキャラクターが溢れだす名言ばかりでした☆

エマシーンの名言1.「カミーユ・ビダン、やめなさい!男のヒステリーはみっともないわよ!」

機動戦士Zガンダム第4話でのセリフですが、前話でカミーユの母親がジュリドに狙撃されたのを目の当たりにして逆上、暴走したカミーユを一喝するシーンです。

この一言にも、カミーユをフルネームで一喝するあたりが軍人気質の性格がにじみ出ています。

エマシーンの名言2.「慰めてもらいたいだけなら無駄よ。貴男と私は、恋人でも何でもないんだから」

第6話でのセリフです。

目の前で両親を亡くして弱っているカミーユをさらに突き放すエマ・シーンのセリフなのですが、あまりにも冷たく「悪魔かっ!!」と叫びたくなるほど、傷をえぐる一言です。

エマシーンの名言3.「自分のことも分からないくせに、偉ぶるのではなくてよ!」

第21話でのセリフですが、カミーユがトーレスと喧嘩をした後で、エマ・シーンがカミーユにお説教をした時の一言ですね。

カミーユが劇中では幼く描かれているため、エマ・シーンの一言は、完全なる上から目線からのお説教ですね。

やはり「ではなくてよ!」を使いこなせるのは、セイラさんかエマさんくらいですよね!

エマシーンの名言4.「カミーユは本能的に私を好きですから」

第22話でのエマ・シーンのセリフです。

ブライト・ノアとのやりとりでの一言ですが、人の気持ちを「本能的に好き」ってなかなか言えることではありませんね。

これまでのエマ・シーンに対するカミーユの態度から感じ取ったのでしょうが、ちょっとした自惚れですね。

思わず笑ってしまいそうですが、これもニュータイプ的な素養なのでしょうか!?

エマシーンの名言5.「あ、あたし、結婚…考えていませんから」

最後に紹介するのは、第25話でのセリフです。

核パルスによる放射能汚染を気遣い、ヘンケンが「…しかしな、君が赤ちゃんを産めんようにでもなったら…」と言った後でのエマ・シーンの一言。

このやりとりから、ヘンケンとの関係が気になるところですが、後で説明しますね。

ヘンケンの気遣いに動揺している様子から、自分が女性であり、心の底では「結婚に対する憧れ」を抱いていたのではないでしょうか?

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エマシーンの歴代声優紹介!

エマ・シーンの歴代の声優は、岡本麻弥さん富沢美智恵さんです。

岡本麻弥さんは、このエマ・シーンを演じたことで注目を集め、以後、様々なアニメ作品やゲーム、映画の吹き替えなどで活躍されていますね。

映画では、バイオハザードのテレビ放映された日本語吹き替え版でジル・バレンタインを演じています。

富沢美智恵さんは、クレヨンしんちゃんに登場する、まつざか梅(まつざか先生)などの数々の作品で声優をされている方で、エマ・シーンを演じたのは、ガンダムシリーズの一部のゲーム作品になります。

エマシーンの最期!死亡の理由は?

エマ・シーンの最期は、グリプス戦没終盤に訪れます。

そこでエマは、レコア操るパラス・アテネと交戦し、相撃ち状態になりながらもレコアを撃破します。

ですが、レコアが発した「男はいつも私を陵辱した」という言葉に動揺し、その意味を確かめるべくコクピットから出てしまいます。

すると突然、パラス・アテネの残骸にヤザン・ケーブルの操るハンブラビが攻撃をかけました。

その攻撃によって出たパラス・アテネの残骸の一部がエマに直撃し、致命傷を負ってしまいます。

その後、すぐにカミーユに救出されるものの、ここで最期を迎えることになります。

最期のやり取りはこうでした。

エマ「私の生命を吸って。そして、勝つのよ」
カミーユ「中尉…。」
エマ「私は見たの。Zガンダムは、人の意志を吸い込んで、自分の力にできるの。だから…」
カミーユ「そんなこと…」
エマ「できるわ。そして、戦いを終わらせる。それをあなたがやるのよ。カミーユ・ビダン!」

そして…

エマ「沢山の人が、あなたを見守っている。あなたは一人じゃない。寂しがることはなくてよ…」

最期の言葉をカミーユに託して絶命します。

エマの遺体はそのまま放置されたため、コロニーレーザーの発射に巻き込まれ遺体も消滅してしまいました。

レコアの最期の言葉に動揺さえしなければ、死亡することはなかったかもしれませんが、そこは同性であるが故に動揺してしまったのでしょう。

また、物語的にも、カミーユがシロッコに勝つためには、「エマの死」という儀式が必要だったのかもしれません。

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エマシーンの歴代搭乗機体とその強さは?

エマ・シーンの歴代搭乗機体は、リック・ディアスガンダムMk-Ⅱです。

エマシーンの歴代搭乗機体1.リック・ディアス

リック・ディアスは、反地球連邦組織エゥーゴの「量産機」で、アナハイム・エレクトロニクス社と共同開発した機体で、その装甲や構造材には、ガンダリウム合金を採用しているため、その太い見た目とは異なり高機動なMSなのです。

ガンダリウム合金を採用している点からもエゥーゴの指導者ブレックス・フォーラから「γガンダム」と名付けられたが、その外見からガンダムという名を使うのは申し訳ないというクワトロの意見があり、その名前がリック・ディアスに落ち着いた逸話があります。

エマシーンの歴代搭乗機体2.ガンダムMk-Ⅱ

ガンダムMk-Ⅱは、地球連邦軍特殊部隊「ティターンズ」の試作機で、開発段階においてティターンズは、「我々の、我々による、我々のためのガンダム」と位置付け、主にスペースコロニー内部での戦闘を想定した設計とされていました。

装甲やフレームに旧来のチタン合金セラミック複合材を用いるなど技術的には旧式な点が多々あったが、その後のガンダム開発に大きく貢献することになる「ムーバブルフレーム」を初めて採用した機体でもあります。

ティターンズで開発され登場して早々の第1話でエゥーゴに強奪され、カミーユやエマ・シーンの搭乗機となりました。

また、ガンダムMk-ⅡはGディフェンサーと合体して戦ったりもしました。

俗に「スーパーガンダム」と呼ばれていますが、劇中では一度もその名称を呼ばれないことでも有名です。

ちなみに、巡航形態が「Gフライヤー」で、戦闘用の姿は「Mk-IIディフェンサー」というそうです。

エマシーンの強さはどれくらい?

物語の序盤から終盤まで、幾多の戦場を駆け抜け、カミーユや味方の危機を救ってきたエマ・シーン中尉。

そのパイロットとしての技量はエース級といってもよいでしょう。

劇中では、すでに旧式扱いされていたガンダムMk-Ⅱで、ティターンズやジュピトリス製の機体と渡り合ってきたわけですから、間違いなく強いと言ってよいのではないでしょうか。

しかも、歴戦のパイロットであるヤザン隊のハンブラビも撃墜しています。

ただ、やはりヤザン・ゲーブルにだけは勝利することはできませんでした。

あくまで推測ですが、Zガンダムの作中の中で言えば、アポリーやロベルトら1年戦争を生き抜いてきたパイロットともほぼ同等と言えるかもしれませんね。

エマシーンとヘンケンとの関係は?

エマとヘンケンの関係は、微妙な感じでしたね。

大人になってから見直すと、なんとも微笑ましい関係にも思えます。

テレビ版だとあまり良い感じではない印象でしたが、後に製作された劇場版3部作では、エマの方が積極的にヘンケンに好意を示す場面もありほっこりしましたね。

ただ、2人の関係は、物語の終盤に終わりを悲しい最期を迎えることになります。

ヘンケン・ベッケナーは、アーガマの初代艦長であり、ブライト・ノアがエゥーゴに参加してからは、アーガマをブライト・ノアに引き継ぎ、新型戦艦ラーディッシュの艦長に就任しています。

ヘンケン艦長の階級は、ブライト・ノアと同じ中佐です。

ヘンケン・ベッケナーは、強面で豪快な性格であり部下にも尊敬されている一方で、恋愛には奥手で不器用な性格をしています。

ヘンケンは、エマ・シーンに一目惚れしてプレゼントを贈ったり、お茶に誘ったりするものの自分の素直な気持ちを伝えることができないシャイな一面もありましたが、エマ・シーン自身、ヘンケンの気持ちに気づき初めていました。

そんな中、グリプス2をめぐる決戦でエマがティターンズのヤザンが操るハンブラビの攻撃を受けて危機に陥ると、ラーディッシュを前進させ、エマを援護した結果、ラーディッシュはハンブラビの攻撃により、大きなダメージを受けて沈んでしまったのです。

ヘンケンは、危険を承知で身を投げ打って、エマを救い、最後に無事を確認し息を引き取ったのです。

そのことをエマは、カミーユに対してヘンケンの死を放心状態で語るシーンは印象的です。

このようにエマ・シーンとヘンケン・ベッケナーは、お互いの気持ちを伝え合うことなく別れを迎えてしまいましたが、言葉で伝えなくとも気持ちで繋がり始めていたということですね。

エマシーンの年齢や階級は?

エマ・シーンは、冒頭にも若干触れたように設定では、軍人家庭に生まれ育ち、ティターンズ配属となるまで地球で暮らしていました。

一年戦争時に父親を亡くし、戦後に軍に入隊、入隊後は常に優秀な成績を収め、第七七五辺境警備機動艦隊に配属されています。

その後、幹部候補生にあったが故に小隊長に抜擢、その後ジオン残党狩りの活躍により、エリート部隊のティターンズに選抜されたようです。

経歴だけを見ると相当、苦労しながらも叩き上げられた感じがしますね。

ちなみに機動戦士Zガンダムが開始された当時の年齢は24歳、階級は中尉で、日系9世という設定でした。

エマシーンの私服の回を紹介!

テレビ版の第39話「湖畔」で私服姿を披露しています。

ロザミィがカミーユの妹を名乗り出る回にスカートを履いたエマ・シーンが登場します。

放送当時が80年代ということもあって、今見るとレトロ感のあるファッションに身を包んでいますが、逆に現代はオシャレに見えるファッションなのかと思います。

エマシーンが人気の理由は!?

エマ・シーンの人気は賛否両論あるのが実態です。

一部のガンダムファンでは、ガンダムシリーズの中でもツンデレキャラクターで、肩肘張っているエマ・シーンは絶大な人気を誇ります。

軍人気質であり鉄拳制裁も辞さない性格でありながら、ヘンケンに対する恋心を押しとどめるなどツンデレ感たっぷりです。

それでも、その軍人気質な性格が受け入れられないケースもあり、そのような場合は髪型すら嫌いという声も聞こえてきますね。

エマシーンのまとめ

エマ・シーンを紹介してきましたが、その軍人気質な性格から実直で信念を持ったキャラクターとして、冒頭から終盤まで活躍しました。

また杓子定規で物事を図るような性格でありながらも、ヘンケンからのアプローチにより、女性としての一面をのぞかせてくれているのもとても印象的ですね。

きっとエマ・シーンも女性としての幸せを掴み、ハッピーエンドを迎えたいと思っていたに違いありませんね。

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