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フォウムラサメの名言セリフまとめ!最期と本名や搭乗機体も

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今回、紹介するのはフォウ・ムラサメとその名言です。

フォウ・ムラサメは、機動戦時Zガンダムに登場する強化人間です。

本文では、劇中でのフォウ・ムラサメ名言やセリフを中心に、フォウの最期や搭乗機体などを紹介していきますよ!

主人公であるカミーユ・ビダンとの恋愛模様も描かれているフォウ・ムラサメですが、劇中での彼女の生き様は「切ない」の一言に尽きますよね。

その生き様を名言と共に見ていきましょう٩( ‘ ω’ )و

フォウムラサメの名言セリフまとめ!

フォウムラサメの名言セリフ1「人の指図では動けないんです、わたくし」

テレビ版第17話「ホンコン・シティ」、フォウ・ムラサメ初登場時の名言です。

初登場時に自分を「わたくし」と呼ぶあたりは、さすがトミノ系女子だなと思わせてくれます。

フォウムラサメの名言セリフ2「今の施設で4番目だったからフォウなの。ナンバー4」

テレビ版第19話「シンデレラ・フォウ」でのフォウ・ムラサメの名言です。

17話で初登場以降、カミーユ・ビダンと密会を重ねていくうちに、その関係も親密になって行きます。

なぜ「フォウ」と呼ばれているのか、名前の由来をカミーユに打ち明けたセリフです。

敵味方同士の恋愛は、成就しないのが、ガンダムシリーズお約束のパターンですが、お互いに惹かれ合い、最後には悲惨な最期を迎えることになってしまいます。

わかっていても観ちゃうんだな~(´・ω・)

フォウムラサメの名言セリフ3「カミーユ、もう一度だけ聞いていい?今でも、カミーユって名前、きらい?」

テレビ版第20話「灼熱の脱出」でのフォウ・ムラサメの名言です。

カミーユがサイコガンダムのコクピットに乗り込んだ時、正気に戻ったフォウがカミーユに言ったセリフですよね。

カミーユの幼い部分をフォウにさらけ出しても、なお、冷静に返すフォウ。

フォウの心の内を見ることができる名言ですね。

フォウムラサメの名言セリフ4「止まれ、あやしい奴。動くと撃つ!……バーン!!」

テレビ版第36話「永遠のフォウ」での名言です。

フォウ・ムラサメがカミーユと再会を果たした時に、優しい笑顔でカミーユに向かって「バーン!」と銃で撃つマネをします。

この後、フォウは「ずっと好きよ」とトドメの一言。

このセリフの10分後には、フォウは変貌を遂げサイコガンダムに乗り込んで行き、カミーユとの別れが訪れてしまいます。

劇中でもフォウの笑顔がめちゃくちゃ可愛いんですが、この後、急転直下の展開になるので、やっぱりガンダムなんだなこれ…と暗い気持ちになります…(´;ω;`)ウゥゥ

フォウムラサメの名言セリフ5「カミーユ、悲しまないで…これで私は、いつでも貴男に会えるわ…本当に、貴男の中に入ることが出来るんだから…」

同じくテレビ版第36話「永遠のフォウ」での名言です。

復讐鬼と化し、Zガンダムを狙うジェリド・メサ。

彼が操るバイアランがカミーユを攻撃してきた際、身を挺してカミーユを庇い、フォウのサイコガンダムは直撃を受けてしまいます。

絶命直前にフォウがカミーユに残した言葉なんですよね。

この前に、以前よりも強化が進み戦火を目の当たりにして態度を豹変させ、戦闘を始めるもカミーユの必死の説得により、心を取り戻しているんですが、このシーンは後述しますね!

フォウムラサメの最期とその死因は?

フォウ・ムラサメは、テレビ版第36話「永遠のフォウ」で最期を迎えますが、死因はジェリドが駆るバイアランの直撃を受けたことでした。

(サブタイトルからして死ぬのがわかるやつ…)

先にも書いていますが、最期のセリフは

「カミーユ、悲しまないで…これで私は、いつでも貴男に会えるわ…本当に、貴男の中に入ることが出来るんだから…」

でした。

ジェリド・メサのバイアランがカミーユを襲った時、フォウのサイコガンダムが盾となり、フォウは絶命しますが、これは肉体での最期になります。

その後、最終回「宇宙を駆ける」でフォウは再度登場します。

カミーユがパプテマス・シロッコとの最終決戦でカミーユが呼びかけた死者の思念として登場しています。

カミーユの魂がシロッコに道連れにされてしまいますが、フォウや他の女性たちの魂がどうなったかは描かれていません。

無事に成仏してくれてるといいですね…( ˘ω˘)

フォウムラサメの本名と年齢は?

フォウ・ムラサメの本当の名前は、未だに明らかになっていません。

ちなみに、フォウ・ムラサメの名前の由来は、地球連邦軍傘下のムラサメ研究所で強化された「4番目の被験体」として強化された人間ということで、「フォウ・ムラサメ」と名付けられています。

なぜ本名がわからないのか?

正確な答えはないのですが、おそらく強化の過程で自身の過去の記憶を全て失ってしまったために、本名も忘れてしまったよと思われます。

元々そうした身寄りのない戦災孤児を利用した研究だったのでしょうね…(´・ω・)

ちなみに、年齢は、関連書籍によっては16歳と設定されていたり、テレビ版第36話では、フォウのデータが写り込んでいて、そこには宇宙世紀0071年6月29日生まれと記されていたりしています。

また富野由悠季監督が執筆された小説では、20代前半から後半と思わせるような描かれ方をしています。

フォウムラサメの搭乗機体を紹介!

フォウ・ムラサメの搭乗機体は、「MRX-009サイコガンダム」だけでした。

フォウが生まれたムラサメ研究所が開発した9番目の試作機で、劇中では、ティターンズ所属となる可変型の機体です。

大きさもMS形態時の全高が40メートルにも達し、標準的なモビルスーツの倍にもなります。

そして、強化人間による操縦を前提としているため、サイコミュで制御される強力な武装を多数備えているのも特徴の機体なのです。

フォウムラサメがかわいい!人気の理由とは

フォウ・ムラサメが可愛いと言われるのは、劇中で見せる朗らかな笑顔と、ティターンズに利用され続けながらも健気に生きました。

そうしたカミーユを一途に想う姿が、多くの共感を呼んだのかもしれませんね。

ただ、結果的にはカミーユを庇い、悲惨な最期を迎えてしまいました。

また、衣装やノーマルスーツなども色っぽい印象を与えるように描かれているような気がします。

(富野監督の指示でしょうか…!?)

その他、その人気故に1986年12月号では「月刊ニュータイプ」の表題で、北爪宏幸氏によるフォウのヌードイラストピンナップが掲載されました。

これも人気に拍車をかけた要因の一つと思われますね!

フォウムラサメの歴代声優を紹介

テレビ版でフォウ・ムラサメを演じたのは、島津冴子さんで、劇場版ではゆかなさんが演じています。

島津冴子さんといえば、フォウ・ムラサメ役を除けば、うる星やつらの「三宅しのぶ」役が代表作です。

そのほかにも多数のアニメに声優として参加し、テレビドラマやバラエティなどのナレーションを務めるなど幅広く活躍されています。

また劇場版でフォウ・ムラサメを演じたのは「ゆかな」さんです。

ゆかなさんは、1990年代から活躍されている声優さんです。

あずきちゃんの「野山あずさ」や、コードギアス反撃のルルーシュでは、CC役だったり、フルメタル・パニック!でテレサ・テスタロッサなどを演じている声優さんですよね。

東日本大震災の際には、テレサ・テスタロッサを演じ、激励メッセージを発信したことが話題となりました。

フォウムラサメのまとめ

フォウ・ムラサメの生い立ちは、一年戦争時に孤児となり、ムラサメ研究所に引き取られ強化人間に改造されてしまいます。

その後、自身の過去と記憶を失い、その記憶をサイコガンダムで功績をあげることで返すとティターンズに言い包められ、戦いに身を投じます。

そして、カミーユ・ビダンと出逢いお互いに惹かれ合うも、決して結ばれることのない悲しい恋愛模様を展開して、最期は想いを寄せたカミーユを庇い最期を迎えています。

ガンダムシリーズでは、様々な個性を持ったキャラクターが登場します。

その中でも、フォウは戦争によって人生を狂わされ、強化人間の人体実験に利用されるだけでなく、利用されるだけ利用されてもなお、健気に生きようとしたキャラクターにも見えました。

強化人間でありながら一人の女性としての幸せをつかもうと、必死にもがいていたということを考えると切ない気持ちになってしまいますね。

フォウよ、安らかに…(´;ω;`)

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