ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

ポケットの中の戦争の名言まとめ!題名の意味と結末ネタバレも

 
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今回は、ガンダムシリーズ初のOVA作品「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言です。

1989年に全6話で制作された作品で、「機動戦士ガンダム」の生みの親である富野由悠季総監督以外の手で初めて制作された作品でもありますよね。

本文では、作品中の「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言や名セリフを中心に、題名に込められた意味と物語の結末にまで解説していきますので、一部ネタバレを含みますが作品を見る上で概要を知っておくのも作品を楽しむ方法の一つです。

もくじ

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争の名言や名セリフまとめ

それでは機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争での名言を一気に紹介してきます!

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その1「戦争してるのはジオンと連邦だぞ?このコロニーに関係ないだろ?」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第1話「戦場まで何マイル」での主人公アルフレッド・イズルハ(アル)の名言です。

一年戦争の影響で物資が不足しているせいで「合成タンパク」のハンバーグが食事になっていることに対してのセリフで民間人にとっては理不尽な戦争の影響を感じさせるセリフです。

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言その2「滅びゆく者のために!」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第4話「河を渡って木立を抜けて」でのミーシャの名言です。

潜入作戦の決行が近く中、シュタイナーは旧知の仲であるチャーリーと接触した時に、サイクロプス隊は、ガンダムの所在を確かめるための囮であると聞かされたわけです。

それでもシュタイナーは作戦の中止を選択しなかった時、シュタイナーに対してミーシャが放った名言です。

サイクロプス隊は囮となる決意がにじみ出ている名言と言えるのではないでしょうか?

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言その3「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第3話「虹の果てには?」でのバーナード・ワイズマン(バーニィ)の名言です。

サイド6に潜入したサイクロプス隊のトラックにバーニィの姿を見つけたアルは、バーニィと再会します。

再開後、バーニィはアルにいい格好を見せたいがために言い放った嘘であり、この嘘がバーニィを追い込んでいくわけ何ですが、いい格好をしたいと言う気持ちはわかりますね。

アル:「バーニィも人殺したことあるの?」
バーニィ:「えっ?・・・殺したかないけどなやられる前にやらなきゃこっちがやられる。ターゲットは落とすしかないんだ」
アル:「厳しい世界なんだ」
バーニィ:「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」
アル:「相手が凄腕だったの?」
バーニィ:「油断しちまったんだ。中立コロニーだって聞いてたのに突然ジムが出てくんだもんな、ありゃねーよ」
アル:「ふーん。あっそこ右に曲がって!」

出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言その4「私じゃアレックスは使いこなせないって意味?」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第3話「虹の果てには?」でのクリスチーナ・マッケンジー(クリス)の名言です。

クリスは、地球連邦宇宙軍中尉で、ニュータイプ専用モビルスーツの開発を行っているGー4部隊のテストパイロットです。

そのクリスがガンダムNT-1(ガンダムアレックス)のテストをしている時に整備兵からアレックスの能力を引き出すには「パイロットの腕次第」と少し嫌味を込めて言われた時に返した時のセリフです。

実際にクリスはある程度の操縦技術を持っていましたが、やはりニュータイプ専用機ということで、本来の能力の数分の1程度の能力しか引き出せなかったわけです。

整備兵:「アレックスの乗り心地はどうだい?全周スクリーンとマグネットコーティングの感想は?」
クリス:「速すぎて怖いくらいよ。こんな敏感な機体実戦で使えるの?」
整備兵:「パイロットの腕次第ってところかな」
クリス:「私じゃアレックスは使いこなせないって意味?」
整備兵:「とんがんなよこいつはニュータイプ専用機だ。あんたの腕は認めるが、ちとばかり荷が勝ちすぎる。こいつを扱えるのは一種の化け物さ。ホワイトベースのパイロットに回すらしいがね」

出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」の名言その5「あのー次からはワイズマンじゃなくてバーニィでいいです」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第4話「河を渡って木立を抜けて」でのバーニィの名言です。

バーニィがアルを自宅まで送り届けた時にクリスと出会った時、クリスから「ワイズマン」と呼ばれたことに対して、バーニィと呼ぶようにお願いしたセリフです。

クリスもガンダムシリーズきっての美人キャラクターですから、バーニィが一目惚れをした瞬間のセリフというわけです。

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その6「ジオンの方がかっこいい!ザクは強いけど、ジムなんか弱っちくて最低じゃないか」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第4話「河を渡って木立を抜けて」でのアルフレッド・イズルハ(アル)の名言です。

アルはバーニィとの関係もあって、ジオン寄りの発言をします。

そこで会話の相手であったテルコットからジオン批判にあってしまうのです。

確かに一年戦争でのジオンは地球へのコロニー落としなどを実践しているので批判は大きかったことでしょう。

でも、大人の考えを押し付けた結果、ジオンが悪者になってしまうのは複雑です。

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その7「おいシドニー生まれ!オーストラリアは今は夏だぞ!」」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第4話「河を渡って木立を抜けて」での連邦軍兵士の名言です。

ルビコン作戦中、バーニィと連邦軍兵士との何気ない会話の中で、バーニィーの不用意な一言に気づいた連邦軍兵士が放った名言です。

バーニィの不用意な一言を引き金にルビコン作戦が失敗してしまいます。

北半球は冬であってもシドニーのある南半球は夏だということを知らなかったバーニィの無知が招いてしまったセリフに対する連邦軍兵士のツッコミと言うわけです。

連邦兵C:「おたくら新入りかい?
シュタイナー:「ああ、1週間前についたばかりで・・・」
連邦兵C:「あんたは?」
バーニィ:「俺も着任したばかりだ」
連邦兵C:「おたく、訛りあるけどどこの出身だ?オーストラリア辺りの出か?」
バーニィ:「そう、シドニー生まれのシドニー育ちなんだ」
連邦兵C:「シドニーね、いいところかい?」
バーニィ:「最高だね!今頃街は雪で真っ白だろうな」

連邦兵C:「おいシドニー生まれ!」
バーニィ:「・・・!」
連邦兵C:「オーストラリアは今は夏だぞ!」

出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その8「まったくなとにかく逃げろ!逃げて生き延びるんだ」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第5話「嘘だと言ってよ、バーニィ」でのチャーリーの名言です。

チャーリーはサイド6・リボーコロニーで酒場を経営している傍ら、ジオン公国軍のスパイもしている人物なんですがルビコン作戦の失敗により、ジオン公国軍によるサイド6への核攻撃がくることをバーニィに教え、脱出を促すセリフです。

若い兵士を救いたいという気持ちが現れた名言です。

チャーリー:「いいか、よく聞くんだ。クリスマスの夜までにガンダムを始末できない時にはグラナダの艦隊がやって来る。核を使ってコロニーごと吹き飛ばす作戦だ」
バーニィ:「そんな・・・バカな!」
チャーリー:「まったくな・・・とにかく逃げろ!逃げて生き延びるんだ!」
バーニィ:「あなたは逃げないんですか?」
チャーリー:「ワシはもう年だ。それにこのコロニーが気に入ってるんでな」

出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その9 「怖いでしょうね。でも怖いのには耐えられるけど1人ぼっちになるのは耐えられないから」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第5話「嘘だと言ってよ、バーニィ」でのクリスの名言です。

アルの深刻な顔を見たクリスが、アルに声をかけたところ、アルから「宇宙艦隊が攻めてコロニーが潰されたらどうする?」という質問を受け、それに優しく問いかけに答えたクリスの一言です。

アルの質問に本音で話をしてくれるクリスの人柄が素晴らしいと感じますね!

美人で性格も良いって言うんだから、モテないわけがない!!

アル:「あのね、もしも・・・もしもね、宇宙艦隊が攻めてきてこのコロニーが潰されちゃうとしたら、クリスどうする?」
クリス:「戦うと思うわ」
アル:「えっ、逃げないの?」
クリス:「そうね、逃げないと思うわね」
アル:「怖くないの?」
クリス:「怖いでしょうね。でも怖いのには耐えられるけど1人ぼっちになるのは耐えられないから」
アル:「1人ぼっち?」
クリス:「お母さんやお父さんやアル、それに友達。私の大切な人が皆死んじゃって私だけが生きてるってこと。自分だけ逃げても1人じゃ生きていけないもの私」
アル:「やっぱり逃げるっていうのは卑怯な事なんだね!」
クリス:「そうじゃないの。私が戦うとすれば結局は自分のためよ。自分が1人ぼっちになるのが怖いから戦うんだと思うの。でも、それは私の生き方。逃げる事もその人の生き方。どっちが正しいとか間違ってるとか誰にも決められない事なのよ。戦えばそのために人が死ぬわ。でも戦わなくても死んでゆく、正しいことなんてどこにも無い。自分に出来ることをするしかないんだわ。あは、関係ないこと喋っちゃったな、ごめんごめん」
出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」での名言その10「いいクリスマスをな。アル」

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争第6話「ポケットの中の戦争(最終話)」でのバーニィの名言です。

ガンダムを倒すことを決意したバーニィ。

最終決戦を前にアルと共に戦いの準備を進める中で、バーニィがアルにかけた最後の言葉です。

この時、バーニィはガンダムとの決戦で玉砕を覚悟していたに違いありません。

バーニィ:「いいクリスマスをな。アル」
アル:「バーニィもね」
バーニィ:「おやすみ」
アル:「バーニィ死なないよね?勝てるよね?」
バーニィ:「もちろんさ!任せとけって!ほら!」
アル:「おやすみバーニィ・・・」

出典:「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」

その気持ちをアルに気づかれないように振る舞うことがどんなに辛いことであったか、と考えてしまうと戦争の悲惨さを感じてしまいます。

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争に込められた題名の意味とは?

この物語は、一年戦争末期、連邦にもジオンにも与しない中立コロニー、サイド6のコロニー「リボー」で起こった数日間の一人の少年の物語です。

題名の0080年は宇宙世紀0080年1月1日、一年戦争が終結したことに由来しており、実際の物語は宇宙世紀0079年中の話です。

このサイド6コロニー「リボー」での出来後は、ソロモンに報告された際、レビン将軍が「些細な一言に過ぎない」と片付けてし待ったことに由来します。

この些細な一言、つまりポケットに入る程度の小さな出来事。

そこから「ポケットの中の戦争」という題名につながっていったわけです。

これについては、一年戦争の中でほとんど人が知らない小さな戦いであっても、その渦中にいたアルフレッド・イズルハの中に残されるなど「ポケットの中の戦争」には様々な意味が込められている深いタイトルです。

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争の物語の結末、ネタバレ注意!

この物語の結末は、バーニィの決死の覚悟で挑んだ戦いとは別のところで決着します。

悲劇の原因は元々、一年戦争末期、地球連邦軍から新型ガンダムを奪取すべく結成された「サイクロプス隊」のルビコン作戦が失敗に終わったことです。

ルビコン作戦が失敗に終わったことで、ジオン公国軍は、クリスマスの日にサイド6コロニー「リボー」への核攻撃をすることになったことを聞かされたバーニィ、そしてそれをアルに伝えます。

一度は戦意を喪失するも再び戦う決意を固め、バーニィはアルとともに3日後に迫った核攻撃を阻止するため、ガンダムNT-1を破壊する作戦を決行します。

しかし作戦当日に核ミサイルを搭載したジオン艦艇が降伏したことを聞かんされたアルは、急いでバーニィに作戦中止を知らせに行きますが、アルの目の前でバーニィはコクピットを突かれて爆散し戦死してしまいます。

その後、地球への転任でリボーを離れるクリスと別れ、学校集会で戦争終結を聞かされたアルは、様々な想いを胸に泣き崩れてしまいました。

アルは戦争の理不尽さを身を以て知り、たくさんの「嘘」を通り抜けて、一人の人間として大きく成長するという結末です。

ポケットの中の戦争の名言と題名の意味、物語の結末ネタバレまとめ

この物語は、一年戦争という地球連邦軍とジオン公国軍との大きな戦争の中で、アムロ・レイやシャア・アズナブルといったニュータイプが宇宙空間を飛び回り、総力を尽くして戦った戦場でありません。

しかし、一人の少年の目を通して、誰も知る由もない小さな戦争であっても子供目線、そしてジオン公国軍側からの視点で描かれている名作と言えます。

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