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【衝撃】ブライトノアの最後が悲しすぎる理由まとめ!ハサウェイ処刑のあらすじも|機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ

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ブライトノア 最後悲しすぎる理由 ハサウェイ
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ブライト・ノアの「最後が悲しすぎる」最大の理由は、「息子ハサウェイの処刑を知った経緯」にあります。

ブライト艦長と言えば、ガンダムチームの艦長としての華々しい戦歴の持ち主で、主人公たちを導く父親的な存在も担いました。

初代機動戦士ガンダムではホワイトベース、2作目「機動戦士Zガンダム」と3作目「機動戦士ガンダムZZ」ではアーガマ、そして、「逆襲のシャア」と「ガンダムUC」ではラー・カイラムで指揮を取っていますよね。

そんな華々しい戦歴のブライト艦長だからこそ、政治の世界に出てこられては迷惑と思っていた人間が連邦政府にいたから、「悲しすぎる理由」が生まれてしまったとも言えます。

そこで今回は、ブライト艦長がいかにして息子ハサウェイの処刑を知ったかについて紹介していきますね。

ブライトノアの最後が悲しすぎる理由まとめ!息子ハサウェイの銃殺処刑までのあらすじ

ブライト・ノアの最後が悲しすぎると言われる理由

ブライトがハサウェイの処刑(銃殺)を後日マスメディアの報道で知ることになったから

と言われています。

ブライト・ノアは、ラプラス戦争の後も地球連邦軍に残ります。

(作品発表順ではユニコーンが後ですが)

宇宙世紀0105年に反地球連邦組織の秘密結社マフティーの壊滅と首魁マフティ・ナビーユ・エリンを討伐するため、南太平洋方面軍(キルケー部隊)の司令として着任するためラー・カイラムで地球へ降下することになります。

ブライトが討伐を命じられたマフティーこそ、ブライトの息子であるハサウェイ・ノアその人でした。

ですが、ブライトはこの事実を知らされないまま、討伐に赴きます。

そのブライトが地球へ降下する頃には、ブライトの前任であったケネス・スレッグによりマフティー(ハサウェイ)は逮捕された後でした。

その後、マフティー(ハサウェイ)はケネスの手によって銃殺により処刑されてしまいます。

ですが、これはケネスがブライトに息子殺しを行わせないように内密かつ迅速に行った処刑であり、ブライトを思っての行動でした。

しかし、地球連邦軍メジナウム・グッゲンハイム大将の策略によって、マフティーを処刑したのはブライト本人であると新聞社の独自インタビューで答え世間に発表されてしまいます。

しかも、それまでブライトには伏せられていたマフティーの正体が息子のハサウェイであることを報道によって知ることになるのです。

この報道後のブライトの心境は語られることはありませんが、この頃のブライトは軍を退役した後のことを考えるようにもなっていました。

ブライトは軍を退役した後、それまで戦争で知ったことを無駄にしないため政治の世界に足を踏み入れることも考えていましたが、それまでの戦争によって疲弊したため、出馬を見送っています。

そして英気を養うために妻のミライとレストランを開き、世俗の中で政治家としての方法論を学ぶ計画を立て、地球連邦軍の退役届を出すのです。

しかし、提出した退役届は受理されることなく無視され続け、軍を退役することすら許されない状況に陥ってしまったのです。

このように歴戦の名艦長ブライト・ノアの最後は、息子とは知らさせないまま息子の討伐を命じられ、息子殺しの汚名を着せられただけでなく、余生を楽しむことすら許されない悲しい立場となってしまったわけです。

あれだけの実績を残した士官の最後としては悲しすぎる最後であり、その理由も長年尽くしてきた地球連邦軍に原因があるとなれば悲しすぎる最後ですね。

ブライトノアの最後が悲しすぎる理由のまとめ

今回は、ブライト・ノア艦長の最後が悲しすぎる理由をご紹介してきました。

あまりにも悲しい最後ですが、小説「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」の終わり方は、どこか清々しさがあるラストなんですよね。

ハサウェイ自身は不思議と自分の最後について納得している節もあり、ライバルキャラのケネスとの不思議な友情も感じられます。

ブライトの視点から見れば、何も知らないままに息子を死に追いやってしまったわけで、これについては悲劇なのですが。

ただ、この記事だけ読んで、結末を知ってしまった方には、どうか原作となる小説版「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」を読んでみてほしいですね。

ガンダムを作りだした富野由悠季監督が、いかにして宇宙世紀の物語にピリオドを打とうとしていたのかが感じられると思いますよ。

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