ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

ジェリドメサの名言セリフと全搭乗機体!ニュータイプ覚醒回も

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今回、紹介するのは、機動戦士Zガンダムで見事なまでの「噛ませ犬的キャラクター」であるジェリド・メサです。

劇中では、地球連邦軍の精鋭部隊ティターンズに所属するモビルスーツパイロットで、年齢は24歳、その階級は中尉です。

そんなジェリド・メサは、放送開始当初から最後まで、メインキャラクターとしての地位を与えられていたにも関わらず、非常に残念なキャラクターとして貫き通したともいえます。

ただ、なぜか憎めない一面もありました…。

本文では、そんなジェリド・メサの名言搭乗機体を紹介しつつ、なぜ、ジェリド・メサがなぜ「かわいそう」と言われるのか、についても触れていきますので、読み終えた後でジェリド・メサという男の魅力を感じてください。

ジェリドメサの名言や名セリフまとめ!

ジェリドの名言①「ガンダムMk-Ⅱを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく…」

これはテレビ版第4話でジェリドとエマ、バスクの会話の中で登場するセリフですが、「汚名挽回」という言葉は、日本語としてはちょっと違和感があることで有名ですよね。

しばしばネタとしても使われます。

本来の使われ方の「汚名返上」と「名誉挽回」が混ざってしまったわけです。

これは後々、劇場版や漫画版では「汚名返上」に変更されています。

※追記

汚名挽回は「昔も使われていたし、みんな言ってるので正しい!」という説と、「やっぱりおかしい!間違っているYO!」という説の両方があるようですネ。

この場合、ジェリドくんが何を言わんとしているかが伝わればOKなのかなと思います☆

ジェリドの名言②「女の名前なのに…なんだ、男か」

これはテレビ版第1話にて、カミーユの名前について放ったセリフで、ジェリドと言えばこのセリフ!と言われるくらいのセリフです。

このセリフが影響したのかは定かではありませんが、これ以降、不幸極まる運命の幕が上がるのです…。

ちなみに、このセリフの5秒後にカミーユからの強烈な怒りの鉄拳を打ち込まれてしまいます。

ジェリドの名言③「ライラ…今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?」

これはテレビ版第7話で、師弟関係にあったライラ・ミラ・ライラ大尉に対する発言です。

テレビ的には、「今度会ったら…」なんて明らかに死亡フラグですよね。

ジェリドの一言が皆を不幸にしてしまうのか!?と思わせる名セリフです。

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ジェリドの名言④「ここであったが百年目ってね!」

これは第12話でのセリフです。

ジャブロー戦において、カミーユを見つけたジェリドが放った一言ですが、このセリフから再びカミーユを襲撃するも、返り討ちにあい、追加で「どうした!ここは地球だぞ、エウーゴよりもオレ達の方が有利なはずだ!」と明らかに負け犬の遠吠え。

ライラ・ミラ・ライラの男を見る目を疑いたくなってしまいますが、そんな情けないところもジェリドの魅力です。

ジェリドの名言⑤「時代は変わったんだ!オールドタイプは失せろ!」

これは第23話で月の軌道上でフォンブラウン市争奪戦でのジェリドが放つ一言。

「ジェリド、いつニュータイプになったんだ…」と聞いている方が恥ずかしくなるセリフなんですが、当の本人は、ニュータイプに覚醒したと思っていたのでしょう。

ちょっと天狗になっているところもジェリドの魅力のひとつです。

ジェリドメサの最後のセリフの意味!

最後、誘爆する直前に放ったジェリドのセリフは

「カミーユ…!貴様は俺のぉ…!」

でした。

ジェリド・メサの最後は、物語の終盤第49話です。

最終決戦の中で、ヘンケンの死を感じとったカミーユが絶叫し、無敵モードに突入。

そして、ジェリドが操るバウンドドッグの装甲を次々と撃ち抜きました。

この時、直撃は避けることに成功したものの、砲撃を受けた反動でコントロールを失っていたところに、ほかで被弾した戦艦の爆発に巻き込まれ誘爆し、そのまま最後を迎えてしまったのです。

不運の極みです。

「カミーユ…!貴様は俺のぉ…!」の意味や続く言葉は?

ジェリドとカミーユの因縁は、劇中でジェリドが師と仰ぐライラがカミーユに狙撃されたり、ジェリドがカミーユの母親を殺してしまうなど因縁が多々あります。

ただ、実際のところ遡ることジェリドがカミーユの名前を小馬鹿にしたことに端を発していることでもありますよね。

最後の最後にジェリドが言いたかった「俺の…」の続きは、一体なんだったのでしょうか?

ライバル?それよりも「全てを奪った」と叫びたかったのではないでしょうか?

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ジェリドメサの歴代の搭乗機体を紹介!

ジェリド・メサ の搭乗機体を一気に紹介します!

ジェリドメサ搭乗機体①ガンダムMk-Ⅱ

テレビ版第1話から登場した黒を基調としたティターンズカラーのガンダムMk-Ⅱの3号機でしたが、最終的に全てエウーゴに奪われてしまいます。

ティターンズカラー、エゥーゴカラーと分けられますが、ティターンズカラーがデフォルトで、エゥーゴに奪取されたのちに塗り替えられています。

ジェリドメサ搭乗機体②ハイザック

テレビ版でティターンズの主力機として登場し、最後までグリプス戦没を戦っている機体です。

ちなみに連邦軍カラーは青色をしています。

ジェリドメサ搭乗機体③ガルバルディβ

ジェリドの師匠でもあるライラ・ミラ・ライラの搭乗機体として有名です。

ライラがカミーユに撃墜されてから、ライラの敵討ちに燃えるジェリドが搭乗し、月面でガンダムMk-Ⅱを追い込んでいます。

ジオン軍が1年戦争時に開発したガルバルディαというモビルスーツが元になっていますが、イケメン度が80%くらいアップしています。

ジェリドメサ搭乗機体④マラサイ

これもティターンズの量産機で、ハイザックの発展型の機体です。

最初はジェリドの搭乗機体として登場して、アーガマを追撃するなどの活躍を見せています。

その後、一般兵が登場するシブい量産機として後半も登場します。

見た目はカニみたいです。

ジェリドメサ搭乗機体⑤ガブスレイ

パプテマス・シロッコが設計し、連邦軍のルナツー基地にて製作された試作型の可変モビルスーツです。

変形するとカブトムシみたいでカッコいいですよね!

ジェリド・メサとマウアー・ファラオが搭乗し、カミーユのガンダムMK-Ⅱを窮地に追い込むなど、登場した当初は他を圧倒する力を見せるつけるものの、Zガンダム登場後は、活躍の場が減り、最終的には、ZガンダムとガンダムMk-Ⅱに集中攻撃を受けて大破しています。

ジェリドメサ搭乗機体⑥バイアラン

バイアランは、キリマンジャロ基地で10番目に開発された試作型モビルスーツで、Zガンダム第36話「永遠のフォウ」にて初登場しました。

主な武装は両手のひらに備え付けられたビーム砲、上腕部にはビームサーベルが装備されています。

ちなみに、バイアランは手が3本指なので、サーベルの持ち手の部分が三角になっているんだとか。

まだ調整終わってない状態でジェリドが無理やり乗り込んでいきなり実践に投入されてしまったみたいですね。

大気圏内でも宇宙でも戦える万能な機体で、特に撃破されることなく、ジェリドはバウンドドックに乗り換えてしまいます。

ジェリドメサ搭乗機体⑦バウンドドック

ティターンズの試作機で、ニュータイプや強化人間の搭乗を前提に設計された可変型モビルアーマーです。

劇中で非常に高い防御力を見せつけ、ロザミアが搭乗した機体は、百式のビームライフルの直撃を受けても、無傷を保つという描写があります。

前述のとおり、この機体に乗ったジェリドが不運な最後を遂げていますが、バウンドドックは何も悪くありません。

ジェリドメサのニュータイプ覚醒説の真相!

ジェリド・メサのニュータイプ説では、「オールドタイプであった」という意見が大半を占めますが、劇中においてニュータイプの片鱗を見せつける場面が描かれているため、しばしばニュータイプ説が議論されています。

ちなみに、第30話で、ジェリドとマウアーがアーガマに奇襲をかける場面でした。

アーガマを撃沈するには至らず、Zガンダムと交戦、その最中、ジェリドをかばったマウアーが撃墜されてしまいます。

この時、ジェリドもガブスレイの両足を失い爆発寸前の中で、マウアーの影を見るのです。

意識が遠のきながらもマウアーの影に手を伸ばすジェリド。

掴んだのはマウアーの手ではなく、ガブスレイの操縦桿だったのです。

その後、ジェリドが気力を取り戻し、アーガマに突貫をかけます。

カミーユのZガンダムすら圧倒し、ネモ2機を撃墜するなどの活躍を見せます。

この時にニュータイプに覚醒するきっかけを掴んだのかもしれません。

それが開花せず、オールドタイプとニュータイプの間で中途半端な存在でしたが、一応のニュータイプの可能性があるとして、サイコミュを搭載したバウンドドックに搭乗できてしまったというのが真相なのかもしれませんね。

ジェリドメサがかわいそうな理由とは?

ジェリド・メサというキャラクターは、元々プライドが高い上に、ティターンズではエリート、反スペースノイド教育の影響をまともに受けている人物で、傲慢な態度が出てきてしまうため反感を買ってしまう一方で、仲間に対する友情は大切にする人物です。

そんなジェリド・メサですが、劇中を通して、敵役なのに応援したくなってくるくらい非常にかわいそうなキャラクターでした。

その最たる理由は、自分が好意を抱いた人物がことごとく戦死してしまうということでしょう。

テレビ版冒頭では、師と仰ぎ、好意も抱き始めていたライラ・ミラ・ライラが撃墜され、次に新たにコンビを混んでいたマウアー・ファラオが奇襲作成の最中、Zガンダムの攻撃からジェリドを庇って戦死しています。

ライラ・ミラ・ライラを撃墜されたことで、カミーユとの因縁が深くなり、マウアーの死にもカミーユが絡んでいるともなれば、カミーユへの執念もわかる気がします。

また、戦友であったカクリコンも大気圏での戦闘でカミーユに討たれています。

このように愛する人を次々と失っていくジェリドは、かわいそうなキャラクターともいえるのです。

ただ、カミーユからすれば、ジェリドに母親やフォウの命を奪われているので、悲しい因縁で繋がった二人だったのかもしれませんね。

ジェリドメサの声優を紹介!

ジェリドの声優を演じたのは、井上雅彦さん。

現在も現役で活躍されている声優さんで、最近では「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」ではたけカカシを演じています。

また、ガンダムAGEにも初代主人公(おじいちゃん)として出演していますよね。

ジェリドメサまとめ

ジェリド・メサという人物を一つの場面ごとに捉えてしまうと、不運さが際立ってしまうキャラクターではありますが、機動戦士Zガンダムという作品を通して主要の敵キャラクターとして、冒頭から最後まで幅広く活躍したキャラクターでもあります。

また、愛した人が次々の戦争の犠牲になっていくという悲しい運命を持ったキャラクターでもあります。

最後こそ戦艦の爆発に誘爆し戦死するという悲惨な最期ではありますが、プライドが高い上に損している部分が多く、仲間から慕われるという人間味に溢れたキャラクターがジェリド・メサなのです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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Comment

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  2. 匿名 より:

    汚名挽回は合ってるんだよ。
    挽回は失ったものを取り戻して元の状態にするという意味。
    ネタにされてるけど。

  3. ジオン兵 より:

    ジェリドの搭乗機体、バイアランが抜けていますね。このMSはジェリドが最も戦果を挙げていたMSなので、紹介して欲しかったです。

  4. nikenickel より:

    ( ‘ω’ )書き込みありがとうございます。

    あれれ、抜けてましたね:(;゙゚’ω゚’):

    ご指摘ありがとうございます
    追記しておきます^^

  5. nikenickel より:

    書き込み、ご指摘ありがとうございます。

    確認し、修正しておきますね(´∀`)

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