ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

アレルヤハプティズムの名言セリフまとめ!声優名や歴代機体とマリーとのその後も

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アレルヤハプティズム名言
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今回紹介するのは、アレルヤ・ハプティズムとその名言です!

アレルヤはソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスターの1人として親しまれていますね(っ´∀`c)

見た目の特徴としては、ゴールドとシルバーのオッドアイを持っており、その片目を隠すように前髪を長く伸ばしています。

そして年齢は初登場時で19歳、2ndシーズンの時が24歳、劇場版では26歳でした。

また、アレルヤは脳量子波を使うことができる強化人間でありながら、心優しく、任務によって人の命を奪うことに苦悩する様子が描かれています。

さらに、幼少期に受けた人体実験の影響で現れた『ハレルヤ』と言うもう1つの人格を持っており、こちらは主人格のアレルヤとは正反対の凶暴的なキャラスターとなっていました。

本文では、その出自から戦場で生きるしかなかったアレルヤの魅力を名言と供に紹介していきたいと思います!

気弱ながら誰よりも冷静な判断をすることができ、マリー合流後、より一層成長していった彼の活躍を追っていきましょう!

アレルヤハプティズムの名言セリフまとめ!

アレルヤハプティズムの名言セリフその1「これで希代の殺人者…けどね…それがソレスタルビーイングだ!!」

機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第2話「ガンダムマイスター」でのアレルヤ・ハプティズムの名言です。

「これで希代の殺人者…けどね…それがソレスタルビーイングだ!!」

地球に降下後、最初の作戦となるシーンで、アレルヤは人類革新連盟の基地に奇襲を仕掛けます。

この名言は、爆撃用コンテナを搭載したキュリオスで基地に攻撃を仕掛ける際に、コックピットの中で覚悟を決めるように言い放ったセリフです。

人革連兵:「急げ!」

アレルヤ:「キュリオス、目標を爆撃する」

人革連兵達:「うわぁぁ!」

アレルヤ:「これで稀代の殺人者…けどね…!」

人革連兵:「変形しただと!?」

人革連兵達:「うわぁっ」

アレルヤ:「それがソレスタルビーイングだ!」

出典:機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第2話「ガンダムマイスター」より

超兵として育てられ、戦争の為の存在として生きてきたアレルヤですが、やはり人の命を奪う行為には抵抗があったようですね(´・ω・`)

もう1つの人格であるハレルヤと違って穏やかな性格である為のセリフでした。

また、超兵と一言で言っても宇宙世紀のガンダム作品のような強化人間とはやや違った設定のようですね。

機動戦士ガンダム00での作中の超兵は精神不安定を抱えておらず、その代わりに二重人格を植え付けられているようです。

それ故にハレルヤとアレルヤでは攻撃性のある人格と理性的な人格に分かれているのですね。

アレルヤハプティズムの名言セリフその2「ひとりよがりな考えを相手に押しつけるな。どんな小綺麗な言葉を並べたてても、お前の優しさは偽善だ。」

機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第11話「アレルヤ」でのアレルヤ・ハプティズムのもう1つ人格であるハレルヤの名言です。

「ひとりよがりな考えを相手に押しつけるな。どんな小綺麗な言葉を並べたてても、お前の優しさは偽善だ。(省略)」

人革連による軍事作戦に失敗したソレスタルビーイングは、アレルヤの作戦プランにより、非人道的に超兵を育成する「超兵研究機関」の施設の破壊作戦を実行します。

自分の過去にけじめを付けるべく、アレルヤが作戦にあたることになりましたが、彼は多くの罪の無い子供を巻き込む形で殺害することに強く躊躇っていました。

そしてこの時、アレルヤの心の中では過去のトラウマが蘇りますが、ハレルヤが出てきて躊躇するアレルヤを非難するように責め立てます。

アレルヤ:「しかし、このままでは彼らがあまりにも不幸だ」
ハレルヤ:(不幸?不幸だって?施設にいる奴らは自分が不幸だって思ってねぇーよ)
アレルヤ:「いつかはそう思うようになる!」
ハレルヤ:(ならティエレンに乗っていた女は自分が不幸だって感じているのか?そうじゃないだろ?ひとりよがりな考えを相手に押し付けんな。どんな小奇麗な言葉を並べ立てても、お前の優しさは偽善だ。優しいふりして自分が満足したいだけなんだよ)
アレルヤ:「彼らは生きてる」
ハレルヤ:(改造されてな!そしていつか俺らを殺しにくる!敵に情けをかけるな!それとも何か?また俺に頼るのか?自分がやりたくない事に蓋をして自分は悪くなかったとでも言うのか?俺はやるぜ。他人なんざどうでもいい。俺は俺という存在を守るために戦う!!)
出典:機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第11話「アレルヤ」より

涙を流し、慟哭を上げながらミサイルランチャーを連射し施設を破壊するアレルヤでした…(´-ω-`)

きっと私達には想像できないほどの後悔と罪の念があったのでしょう…。

そして、そのすぐ後にコックピット内でハレルヤが笑いながらしゃべるシーンがありますが、笑いながらも涙を流していたことがまた印象的でしたね。

アレルヤハプティズムの名言セリフその3「自ら引き金を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第5話「故郷燃ゆ」でのアレルヤ・ハプティズムの名言です。

「自ら引き金を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!」

アロウズはオートマトン(対人用無人兵器)を用いた敵基地への掃討作戦を開始します。

オートマトンの設定には「クゥェルモード(鎮圧用)」「キルモード(攻撃用)」が存在しますが、この時に使用されたのはキルモードでした。

このアロウズの非人道的な作戦に憤るアレルヤはこのセリフを放ちます。

アレルヤ:「無人兵器による虐殺行為…」

アロウズパイロットC:「ぐおおぉ!」

アレルヤ:「自ら引き金を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!」

出典:機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第5話「故郷燃ゆ」より

オートマトンによるカタロン基地制圧作戦を行うアロウズの行いはアレルヤの中の逆鱗に触れたようですね(。 ・ω・))

敵を討つ度に罪の意識を背負うアレルヤにとって、無人兵器による虐殺は許せない行為だったことでしょう。

また、自分で引き金を引いて相手を殺傷することも無く、敵を制圧した後自動的に作戦を終える無慈悲な戦いは、アレルヤの仁義に大きく反するものだったのでしょうね。

そして、アレルヤの追い求めていたマリーがこんな組織に所属しているということも、アレルヤの中では非常に辛いことだったのではないでしょうか…。

アレルヤハプティズムの名言セリフその4「マリー。ありがとう、生きていてくれて…。ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて…」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第7話「再会と離別と」でのアレルヤ・ハプティズムの名言です。

「マリー。ありがとう、生きていてくれて…。ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて…」

ソーマ・ピーリスのアヘッドと共に海岸線に不時着したアレルヤは、ピーリスの中で眠るマリーに呼びかけます。

アレルヤの必死の呼びかけの甲斐もあり、彼女はマリーとしての記憶を取り戻しました。

しかし、語り合う2人の元にピーリスの上官であるセルゲイが現れます。

一時はアレルヤが銃口を向けられる緊迫した場面もありました。

しかし、最終的にセルゲイはアレルヤにマリーを託すと2人の元から去っていきます。

この名言は、その直後アレルヤがマリーを抱きしめて発したセリフです。

アレルヤ:「マリー…」

マリー:「…」

アレルヤ:「ありがとう、生きていてくれて…。ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて…」

マリー:「アレルヤ…」

出典:機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第7話「再会と離別と」より

アレルヤと時間を共にすることでソーマ・ピーリスとしての意識からマリー・パーファシーに切り替わり、マリーはアレルヤと生きる決断をしました。

ここでアロウズとしての立場をセルゲイ・スミルノフ大佐が断ち切る場面は名シーンの1つと言えますね(。 ・ω・))

これまで戦場を駆け抜ける事にどこか義務的で、個人的な意味を見出せずにいたアレルヤに「戦う意味」がもたらされた瞬間だったのではないでしょうか?

そしてこの瞬間からガンダム00の色恋沙汰も加速していきます(;´-∀-`)ゞ

戦場でモビルスーツで戦わない事をアレルヤと約束していたとは言え、GNアーチャーに搭乗して以降戦場で活躍しまくりのマリーを止められないアレルヤでしたが、作中の2人の活躍は良いものでしたね。

アレルヤハプティズムの名言セリフその5「それでも善だ!!僕はもう…命を見捨てたりはしない!!!」

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-でのアレルヤ・ハプティズムの名言です。

「それでも善だ!!僕はもう…命を見捨てたりはしない!!!」

金属生命体ELSに呑まれた機体を助けた際のアレルヤとハレルヤのセリフです。

一度ELSに機体が接触してしまうと機体も中のパイロットも乗っ取られてしまう超乱戦の中で、ELSに感染した連邦の機体を助けるシーンでこのセリフを発しました。

ハレルヤ:「テメェの行為は偽善だ!!!」

アレルヤ:「それでも善だ!!僕はもう…命を見捨てたりはしない!!!」

出典:劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-より

アレルヤは助けた拍子に主武装であるGNソードライフルと右側のサイドコンテナをELSにやられてしまいます。

アレルヤの介入により連邦のパイロットを救出することはできましたが、結果的に自身が被弾するしてしまったためこのセリフが入りました。

ハレルヤ的にはメインアタッカーとなるガンダムの戦力を削いでまで助ける事じゃないと言わんばかりでしたね(´・ω・)y-~

しかし、これまで敵としていた連邦所属のパイロットといえど今となっては味方であり、アレルヤが奪ってきた命を救う立場になった自覚が強く出ているシーンでした。

アレルヤハプティズムの担当声優吉野裕行さんの経歴と代表作

アレルヤ・ハプティズムの声を担当していたのは、声優の吉野裕行さんです。

本作でのアレルヤとハレルヤという対照的な人格を持つキャラクターの演じ分けは素晴らしかったですよね!

生アフレコでのハレルヤの迫力は圧巻でした!

そんな吉野さんの代表作には

ヴァンドレッド…ヒビキ・トカイ
イナズマイレブンGO…速水鶴正、鬼道有人 等
SKET DANCE…藤崎佑助(ボッスン)
X-MENシリーズ…クイックシルバー

などがあります。

また、ガンダムシリーズでは、ガンダムビルドファイターズトライ(イノセ・ジュンヤ)も担当されていましたね((o’∀’o))

そして、アレルヤの子供時代の声を演じていたのは城雅子さんでした。

また、北米版の機動戦士ガンダム00でアレルヤの声を担当していたのはリチャード・イアン・コックスさんです。

この北米版00は日本のファンからも非常に好評のようでした。

日本版とはまた違った格好良さがあるのでしょうね!

そして、舞台 機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Buildでは、元ジャニーズJr.の鮎川太陽さんがその役を演じていました。

こちらの舞台も既に続編が決定してるようです。

これから多方面に展開していく00…今後も目が離せませんね!

アレルヤハプティズムの歴代機体を紹介

■アレルヤハプティズムの搭乗機体1.GN-003 ガンダムキュリオス

ソレスタルビーイングの第三世代の機体として開発されたガンダムの1機であり、唯一の可変機構を持つ高速戦闘に特化した設計になっています。

主に大気圏内で高速移動による敵機の攪乱や一撃離脱戦法に秀でており、武装自体は控えめですが、ミサイルコンテナやハンドミサイル等追加武装を搭載することができました。

そしてキュリオス最大の特徴は、左腕に実装されているGNシールドです。

先端がカニばさみのように展開することが可能で、敵機を挟み込み中央からニードルを出して対象を攻撃することができるようになっています。

なお敵対組織からは可変飛行を行うことから「羽付き」と呼ばれていました。

第1シーズンの最終決戦後は人類革新連盟にアレルヤと共に鹵獲されます。

■アレルヤハプティズムの搭乗機体2.GN-007 アリオスガンダム

キュリオスの発展機で機動力と火力の強化が図られた機体です。

人革連に収監されていたアレルヤをソレスタルビーイングが救出する際に手渡され、アレルヤの愛機になりました。

マリーがGNアーチャーに搭乗してからは、2機を合体させて運用するアーチャーアリオス携帯になる事ができ、さらなる機動力を得る事が可能になっています。

作中では他のガンダムによる活躍を支援するシーンが多く見られ、あまり活躍の機会はありませんでした。

しかしながらラストの戦闘でヒリングの乗るガラッゾを破壊するシーンは名シーンでしたね(っ´ェ`c)

■アレルヤハプティズムの搭乗機体3.GN-011 ガンダムハルート

アリオスとGNアーチャーを統合した設計がなされている機体です。

高機動に加え、今までに無いほどに豊富に搭載された武装が特徴的ですよね!

コックピットは複座型になっており、前方にマリー、後方にアレルヤが搭乗する形で運用されました。

劇場版初期と後期ではデザインが異なっており、最終決戦仕様になると脚部に追加でバーニアユニットが取り付けられています。

正式にこのフォルムをハルートガストというそうですね(。 ・ω・))フムフム

劇中では思考と反射の融合に加えマリーの力量も加わり鬼神の如き活躍を見せました。

アレルヤハプティズムとマリーのその後はどうなった?

00本編では実質恋人関係にあったと言っても過言ではないアレルヤとマリーですが、その後の2人がどんな人生を歩んだのか調べてみたところ、どうやら公式では明言されていないようでした。

ちなみに第2シーズン終了後、アレルヤとマリーの2人は自分達の行いから巡礼の旅に出ています。

そして劇場版の冒頭では、巡礼の旅の途中で再びソレスタルビーイングに合流していましたね。

そのため、当時ガンダムファンの間では、ELSとの戦いの後、2人は巡礼のために再び歩き始めたのではないかと考えられていたようです。

自ら望んだ出自ではないとは言え、アレルヤとマリーのその後は戦いとは無縁の幸せな人生を送ってほしいところですよね(。 -ω-)

しかしながら、機動戦士ガンダム00の放送から10年が経ち、10周年記念イベントが行われた際に00の新たな物語に向けてプロジェクトが進んでいるとの発表がありました。

個人的には巡礼を終えた2人はこの先、人々を救う立場として生活していくのでは…と考えていた所での公式からの発表だった為、次の物語がどう展開していくのか非常に気になります(o’∀’))

まとめ

今回は、アレルヤ・ハプティズムの名言として

・「これで希代の殺人者‥けどね‥‥それがソレスタルビーイングだ!!」
・「ひとりよがりな考えを相手に押しつけるな。どんな小綺麗な言葉を並べたてても、お前の優しさは偽善だ。(省略)」
・「自ら引き金を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!!」
・「マリー。ありがとう、生きていてくれて…。ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて…」
・「それでも善だ!!僕はもう…命を見捨てたりはしない!!!」

の5つのセリフを紹介しました。

戦場で悩み、それでも生き延びる為に戦う姿はガンダムのパイロットらしいと言えますね。

歴代のガンダムでの強化人間は不幸な運命と最期を遂げている中で、アレルヤやマリーは珍しく救われたキャラクターでした。

群像劇として描かれることの多い本作でも特に成長が見られるアレルヤでしたが、特に精神的に強く成長したように感じます(*´∀`)

マリーという守るべき存在を得たことが彼の中の成長の最も大きい要因だったのでしょうね。

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