ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

BEYOND THE GUNDAM(ビヨガン)

ロックオンストラトスの名言まとめ!最後のセリフや弟との違いも

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ガンダム00 ロックオンストラトス名言
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ロックオン・ストラトスと言えば、機動戦士ガンダム00に登場するパイロットたちの中でも、名狙撃手として知られたキャラクターですよね!

人差し指と親指で銃を表すポーズで描かれることが多く、00を見ていなくても、

「あ~あのキャラね、完全に理解した(‘ω’)」

と言われるほど、わかりやすく馴染みのある人物だと思います。

ロックオンは、「戦争の根絶」を目的に創設された私設武装組織ソレスタルビーイング所属で、ガンダムマイスターたちの中では最年長の24歳でした。

ロックオンの名前はコードネームで、本名はニール・ディランディです。

アイルランドに住んでいた五人家族の長男で、「成層圏(ストラトス)まで狙い撃つ男」だと自己紹介するシーンもありましたよね。

幼い時、反政府ゲリラKPSAの自爆テロによって、両親と妹を失ったことから、テロリストを強く憎んでいました。

第2シーズンでは、この弟、ライル・ディランディが新たに『ロックオン・ストラトス』のコードネームを継ぐことになりました。

対立しがちな若いマイスターたちの、ケンカの仲裁から悩み相談まで、まさに「兄貴」の役をつとめていたのがロックオンです。

しかし、落ちついた表情の陰に、寄宿舎にいて難を逃れた双子の弟ライルを養うため、CBにスカウトされる前は、あまり人には言えない裏稼業で収入を得ていたなどの過去が隠されていたんですよね。

ここではロックオン・ストラトスの名言と最後のセリフに、『ロックオン・ストラトス』の誕生の秘密と、そのドラマティックな人生と弟の違いにも追っていきたいと思います!!

もくじ

ロックオンストラトスの名言まとめ

ロックオンストラトスの名言セリフ1:「目標を狙い撃つ!!」

機動戦士ガンダム00第1シーズン第1話「ソレスタルビーイング」でのロックオン・ストラトスの名言です。

初回で、ロックオンと言えばこれ!!というキメ台詞が登場しました!

刹那・F・セイエイのガンダムエクシアによって、CBの武力介入がはじまります。

AEU(新ヨーロッパ共同体)の軍事演習で披露されたモビルスーツ「イナクト」を刹那は子どもの手を捻るように撃破してのけました!!

しかし、相手は正規軍です。

どれほどガンダムが革新的なMSでも、マイスターたちが天才的パイロット揃いでも、軍隊という大組織に、数では敵いません。

ロックオン「うははっ こりゃあさすがの刹那でも手を焼くかぁ…なら、狙うとしようか! 行こうぜ! ガンダムデュナメスとロックオン・ストラトスの初陣だ!」

パイロット隊長「距離を取れ! 新型とて相手は1機、包囲して殲滅する!!」

パイロット「てっ、敵襲です!!」

隊長「どこから!? ……下からか!」

刹那「……ロックオンか?」

ロックオン「デュナメス! 目標を狙い撃つ!!」

出典:機動戦士ガンダム00第1シーズン第1話「ソレスタルビーイング」

エクシアと空中戦になっているAEUのMS部隊を、遥か彼方の地表から「狙い撃つ」、そして確実に当てる、凄腕を見せつけるシーンです。

ガンダムでは、アムロのようなカンの良い少年が圧倒的な機動力で勝つ、という展開が、定番のようになっていました。

そこに、デュナメスを横たわらせてライフルを固定し、超遠距離射撃で敵を倒す、言うなれば職人芸を得意とするパイロットが登場したのです。

老若男女問わず

「ロックオン兄貴、かっこいい~!(/・ω・)/」

とファンが湧きました!!

ロックオンストラトスの名言2:「人を殺め続けた罰は、世界を変えてから受ける」

機動戦士ガンダム00第1シーズン第19話「絆」でのロックオン・ストラトスの名言セリフです。

CBのセカンドガンダムマイスターズチーム「トリニティ」のヨハンによって、刹那の過去が暴かれてしまいました。

それはロックオンの家族を奪ったテロを行ったKPSAに、かつて刹那も参加していたという信じがたい事実でした。

ロックオン「それくらいわかってる。おまえがKPSAに利用されていたことも、望まない戦いを続けていたこともな。だがその歪みに巻きこまれ、俺は家族を失った……失ったんだよ!」

ティエリア「だからマイスターになることを受けいれたのか……」

ロックオン「ああ、そうだ。矛盾していることもわかってる。俺がしていることはテロと同じだ。暴力の連鎖を断ち切らず、戦う方を選んだ。だがそれはあんな悲劇を、二度と起こさないためにも、この世界を根本的に変える必要があるからだ。世界の抑止力と成り得る圧倒的なちからがあれば……」

ティエリア「ガンダム……」

ロックオン「人を殺め続けた罰は世界を変えてから受ける。だが、その前にやることがある」

ティエリア「ロックオン!!」

ロックオン「刹那、俺は今、無性におまえを狙い撃ちたい」

出典:機動戦士ガンダム00第1シーズン第19話「絆」

絞り出すように、「家族の仇を討たせろ」と言い、ロックオンは銃口を刹那に向けます。

紛争地帯に生まれた刹那は、純粋な信仰心を利用されて洗脳され、少年兵として戦っていました。

まるで武器を現地調達するような、人間を人間とも思わない行為によって、刹那も、家族や友や祖国を失っていたのです。

でも、刹那が言い訳をすることはありませんでした。

ただ、戦争を根絶することだけを望んでいると伝え

「ロックオンに撃たれても構わない」

と言います。

自分が死んだら代わりに戦争を根絶してほしい、けれど生きているのなら、少年兵ソランとしてでなく、ガンダムマイスター刹那として、歪んだ世界を変える……。

その意志を伝えられたロックオンは、

「まったくおまえはとんだガンダム馬鹿だ」

と笑って銃を収めます。

戦火に子供時代を奪われた刹那、量子コンピューター「ヴェーダ」によって生まれたティエリアは、どちらも感情をあまり出さないキャラクターでした。

また、残り一人のマイスターであるアレルヤも、自己主張したがらない人物ですよね。

だからこそ、ロックオンが大笑いしながら銃を下げるシーンは、とても印象的でした。

無表情な刹那が苦しみをあらわにし、クールなティエリアが動揺を見せ、ロックオンは「馬鹿」と言いながら許してしまう……マイスターズの交流を描く名シーンですね!

(´・ω・)なお、この頃から、なぜかアレルヤは、大事なエピソードに限って単独任務になることが多く、ファンの間で「“ハブ”ラレルヤ」という可哀相なニックネームがついてしまいます…!

ロックオンストラトスの名言3:「もう一度おまえを、俺の女にする! 嫌とは言わせねぇ!!」

機動戦士ガンダム00第2シーズン第20話「アニュー・リターン」でのロックオン・ストラトスの名言セリフです。

第1シーズンの悲劇的な幕切れで、マイスター『ロックオン・ストラトス』はいなくなってしまいます。

再び世界を変えることを誓った刹那は、かつて『ロックオン』だった男、ニール・ディランディの双子の弟、ライルをCBにスカウトしました。

何かにつけ兄に比べられることに戸惑っていたライルですが、ニールの意志を継ぎ、マイスターとして戦います。

そんな中で、マイスターたちの母艦プトレマイオス2の操舵手アニュー・リターナーとの間で、恋が芽生えます。

アニューは過去の記憶を失くしていました。

ロックオンは、兄のコードネームを名乗りながら、反連邦組織「カタロン」のエージェントでもあり続けます。

心の奥にある寂しさが共鳴するような恋は、リボンズによって破られてしまいました。

(実はアニューはリボンズに送りこまれたイノベイドだったわけですが…。)

封印されていた記憶が戻ったアニューは、CBの情報をリボンズに流し、刹那のダブルオーライザーまで奪おうとしました。

ケルディムガンダムで照準をあてながらも、どうしてもアニューに向けた引き金を引くことができず、ロックオンは自分を責めます。

けれど、通信が入っていないのでロックオンには聞こえていませんが、アニューは

「本当は愛しているのよ、ライル」

と呟いていました。

アニューはイノベイド、リボンズに逆らうことはできませんが、でも彼女の心は確かに、ライル=ロックオンのものだったのです……。

専用MS「ガッデス」でCBを襲うアニューに、ロックオンはケルディムガンダムで立ち向かいます。

ロックオン「わかりあってた!」

アニュー「偽りの世界でね」

ロックオン「嘘だと言うのか!? 俺の想いも、おまえの気持ちも!! ならよぉぉ!」

アニュー「な、何を……?」

ロックオン「決まってんだろう!? もう一度おまえを、俺の女にする! 嫌とは言わせねえ!」

アニュー「……ライル」

ロックオン「欲しいもんは奪う! たとえおまえが……イノベイターだとしても!!」

出典:機動戦士ガンダム00第2シーズン第20話「アニュー・リターン」

ロックオンはトランザムシステムを起動、ガッデスを圧倒します。

アニューは、再びロックオンの元に行こうとするのですが、リボンズがそれを許しませんでした。

リボンズに操られ、ロックオンを殺そうとするアニューのガッデスを、刹那のダブルオーライザーのビームが貫きます。

ファーストガンダムでララァが散るシーンを思わせる、最期の、永い一瞬が、GN粒子の輝きの中で描かれました。

アニューは哀しげな声で、

「ねえ、わたしたち、わかりあえてたよね……?」

と、問いかけます。

ロックオンは微笑み、

「……ああ、もちろんだとも」

と返しました。

この壮絶に悲しい恋のラストシーンは、アニューの「よかった……」という呟きで幕を下ろすのです。

放送時、「もう一度俺の女にする」という強気俺様セリフに、「きゃあああっ↑」と盛りあがったファンが、ジェットコースター並の勢いでドン底↓に堕とされました…。

_( ´ω`)ペショ

監督は、ロックオンファンに何らかのウラミがあるのではないか、という説も湧いたほどです。(ないない)

また、アニューの体を乗っ取ったリボンズの演技が大変に憎々しく、リボンズ役の蒼月昇さんがアムロ・レイにとても似た声質の方であったため、「アムロひどい!!」の叫びも出ました( ;∀;)

かつて、シャアとの戦いの中で、最愛のララァを失ったアムロとそっくりの声の方が、

「なぜわざわざこの役を!?」

と飛び火というか、八つ当たりな声が聞かれたとか聞かれなかったとか。

ロックオン好きを公言していたため、「当然、リアタイ視聴しているもの」と思われて、仕事中にネタバレされたことを思い出します……(懐かしくないです)

二回に分けてショックを受ける辛さを想像してください、忘れたいです。

新作ネタバレは相手を選びましょう……(涙)

ロックオンストラトスの名言4:「そっちへ行くのは、もう少し先だ。それまで待っててくれよな、アニュー」

機動戦士ガンダム00第2シーズン第25話「再生」でのロックオン・ストラトスの名言セリフです。

カティ・マネキン、スメラギ・李・ノリエガたちの秘かな連帯によって、リボンズと、彼に操られるアロウズを倒すCBが描かれます。

24話、25話のほとんどは、死闘という他ない、刹那vs.リボンズのイノベイター対決に費やされました。

その中でロックオンはついに、宿敵アリー・アル・サーシェスにトドメを刺すことに成功します!!

父、母、兄ニール、妹エイミー……そして刹那のように、サーシェスに騙され、戦いの中で家族を失った、たくさんの人の仇でした!

MS戦闘でなく、生身で銃撃戦、というところも、ロックオンらしい、オトシマエのつけ方だったと言えるでしょう。

頭と胸を撃つ、いわゆるコロラド撃ち、という強烈に『絶対に生き返らせない』意志を感じる射撃でした。

ケルディムガンダムに戻ったロックオンですが、度重なるバトルで機体はボロボロになり、もうGN粒子も尽きています。

が、リボンズの助っ人に入ろうとするリヴァイブを、行かせるわけにはいきません!

何とラスト一秒というワンインチ・パンチならぬワンセコンド・トランザムで、リヴァイヴを撃破してのけます。

そして、GN粒子を振り撒きながら戦う刹那のお陰で、人と人の間を裂く誤解が解け、傷が癒えていきます。

主人公が戦うラスボスが何とアムロそっくりの声の人、というファーストガンダムのファンを床にゴロゴロ転がす最終決戦は、CBの勝利に終わりました。

不死身のコーラサワーが幸せになったり、アレルヤがハブられずにマリーと旅に出たり、と、なかなか良い感じに平和が訪れます。

ロックオンは花を持ち、両親の墓を訪れていました。

エイミーとニールの名の見える、ディランディ家の墓地に、アニューも葬られたのですね……。

ロックオンは花を手向け、決意を語ります。

「ロックオン・ストラトスとして、この世界と向きあう。たとえ世界から疎まれようと、その罰が下されるまで戦い続ける……」

「そっちに逝くのは、もう少し先だ。その時まで、待っててくれよな、アニュー……」

出典:機動戦士ガンダム00第2シーズン第25話「再生」

ライルはカタロンのエージェント、「ジーン1」でなく、ガンダムマイスター、ロックオン・ストラトスとして生きることを選んだのです。

でも、アニューは退屈する暇もないでしょう。

ライルが愛した女性ですから、天国でニールや両親に、家族同様に可愛がられて、エイミーと遊んで、きっと幸福に暮らしているに違いありません(´;ω;`)ウッ…

余裕で50年くらいは待っていてもらえると思うので、「もう少し先」と言わず、ゆっくりマイスター活動していただきたいです!

幸せがトランザムしていた頃の二人……出会う場所が違ったなら、きっとディランディ家のような笑顔の溢れた素敵な家庭を築いたでしょう(涙)。

……と、しみじみロックオンとアニューの行く末を想像するいとまもなく、画面にドカンと、

『劇場版機動戦士ガンダム00』『2010年公開』

の文字が出て、右往左往するガンダムファンたちでした。

アセ(‘ω’;三;‘∀‘)アセ

この作品以前に劇場版新作が出たのは、1991年の「機動戦士ガンダムF91」で、何と19年ぶりの劇場新作です!!

ロックオンストラトスの名言5:「言ったはずだぜ、刹那。おまえは変わるんだ、変われなかった、俺の代わりに」

劇場版ガンダム00「-A wakening of the Trailblazer-」でのロックオン・ストラトスの名言セリフです。

リボンズを倒し、やっと平和になった世界ですが、機械類の暴走などの事故が起こりはじめ、やがて新たな敵が見えてきます。

地球を目指してやってくる金属生命体群「ELS」が、人類共通の敵として立ち塞がるのでした。

遠い異星からやってくるELSは、地球人と接触すると、金属の塊に変えてしまいます。

彼らの意図もわからぬまま、地球を守るために戦うことになるCBと地球連邦政府軍でした。

特に刹那は、リボンズとの戦いでイノベイターとして急速に進化したせいか、ELSとの親和性が高く、むしろ戦いづらくなっています。

他者とわかりあえる能力が戦いには不利なのは、考えれば当たり前ですよね。

しかし、瞬間的に状況を察知するチカラは、ガンダムでは攻撃に使われてきました。

刹那は重傷を負い、戦闘不能のまま、眠り続けます。

昏睡状態の刹那に、かつて共に戦った仲間が、語りかけてきました。

クリス「……世界を変えようとしている」

ロックオン「言ったはずだぜ、刹那。おまえは変わるんだ。変われなかった俺の代わりに」

リヒティ「何してるんすか? 皆まだ必死に生きてるっすよ」

ロックオン「生きている。そうだ……おまえはまだ、生きているんだ…!!」

出典:劇場版ガンダム00「-A wakening of the Trailblazer-」

トレミー1で互いを庇いあうかのように息絶えた、クリスとリヒティが刹那を揺り起こそうとします。

そしてGNライフルの爆発に呑みこまれたニール=ロックオンも、もはや自分にはできないことを刹那に託しました。

刹那は目覚め、戦うためでなく、ELSとわかりあうため、ダブルオークアンタに乗りこむのです!

ヒーローを勇気づけ、未来へ送る、ブースターの役割を果たした名セリフでした。

https://twitter.com/dangotokyubei/status/1117775412451373056

ところで本作でのコードネーム『ロックオン・ストラトス』保持者はもちろん、弟のライルです。

兄のニールが長距離精密射撃の名手だったため、デュナメス、ケルディム両機は後方支援機の性格の強いものでした。

しかし、反政府組織カタロンに所属し、サーシェスをコロラド撃ちで仕留めたことでもわかるように、ライルは近・中距離射撃と、格闘戦に秀でたタイプです。

「狙い撃つ」ような静的な一発必殺でなく、「乱れ撃つ」如きアクティブな戦いが持ち味で、この劇場版になってようやくライル専用機のサバーニャが登場しました!

キメ台詞も、「乱れ撃つぜ」になっています。

このセリフは第2シーズンを通して使われる予定でしたが、人間ドラマ部分にウェイトが行った分、言う回数が激減してしまいました。

兄のニール=ロックオンが「狙い撃つ!」と言い切ることが多いのに対し、弟のライル=ロックオンは「乱れ撃つぜぇ」と抑揚がつくのも面白いですよね。

ロックオンストラトス(ニール)の最後のセリフ「よう、おまえら…満足か? こんな世界で……俺は…嫌だね」…ニールはもう復活しないの?

ロックオンストラトス(ニール)の最後のセリフ

「よう、おまえら…満足か? こんな世界で……俺は…嫌だね」

機動戦士ガンダム00第1シーズン第23話「世界を止めて」でのニール=ロックオンの最後のセリフです。

量子コンピューター「ヴェーダ」とのリンクを切られたティエリアは呆然自失の状態となり、パトリック・コーラサワーの攻撃にすら気づけませんでした。

ロックオンはガンダムデュナメスの身をもって、ティエリアのヴァーチェを庇い、重傷を負います。

とりわけ彼の運命を暗転させたのは、利き目である右目のケガでした。

00の世界では医学が進み、時間さえかければ、多くの臓器が再生できるようになっています。

ロックオンの右目も再生できるキズだったのですが、一度、再生装置に入ってしまうと三週間は出ることができません。

数で劣るCBが

「さらにマイスターの数を減らすわけにはいかない」

とロックオンは考えました。

そして、「自分を庇ったためだ」と自責の念にさいなまれるティエリアを思いやり、治療に入るのを後回しにします。

それは、マイスターたちの兄貴分であるロックオンの責任感のあらわれだったのでしょう。

しかし結果的にはマイスターたちに、大きな痛手を与える選択になってしまいます。

片目しか見えないまま出撃したロックオンは、対艦砲撃中に、サーシェスの乗るガンダムスローネツヴァイと交戦することになりました。

戦争が大好きなサーシェスは、恐れを知りません。

鬼に金棒、悪魔にガンダムといった様子で、次々に攻撃を繰り出すサーシェスと戦ううち、視界の右側から、アロウズのGN-Xに侵入されてしまいます。

それを見たサーシェスはロックオンの右目損傷に気づき、右から回りこんで攻撃してくるのです。

デュナメスは大破し、ロックオンも再び大きなケガを負います。

戦闘不能になったデュナメスをサポートメカのハロに託したロックオンは、コクピットを出、生身でGNアームズを構えます。

ロックオン「父さん…母さん…エイミー……わかってるさ……こんなことしても変えられないかもしれないって……元には戻らないって……それでも…これからは……明日は……ライルの生きる、未来は……」

(接近するガンダムエクシア)

ロックオン「刹那…答えは、出たのかよ……?」

刹那「……っ? GNアームズが……ロ…ロックオンっ! くっ!!」

ロックオン「よう、おまえら……満足か? こんな世界で……俺は…嫌だね……」

出典:機動戦士ガンダム00第1シーズン第23話「世界を止めて」

サーシェスへと撃った最後のGNアームズの爆発に、飲みこまれていく一瞬前、ロックオンは、地球と、それを取り巻く軌道エレベーターを見つめます。

エネルギー源と覇権の奪い合いに汚されてしまった母なる地球へと、ロックオンはあのお馴染みの、人差し指と親指で、銃のかたちを作る仕草をしました。

刹那や、弟ライルが生きていく「世界」、地球の上で、いつまでも争う「おまえら」を狙い撃つかのようなジェスチャーです。

いまわのきわの「俺は、嫌だね」は、ロックオンファンならずとも、胸に深く刻まれる、戦いへの痛烈な「NO」でした。

トレミーのブリッジでは、デュナメスの帰還によって一瞬ロックオンが戻ったという想い違いが起こるのですが、ハロがロックオンを呼ぶ声によって不在を知ります。

このハロの「ロックオン、ロックオン、ロックオン……」という繰り返しは、ただ名前を呼んでいるだけなのですが、到底そうは聞こえません。

日頃、ロックオンがハロと連携を取りながら射撃をし、「相棒」と呼び、デュナメスをトレミーに戻させる命令をした時は、ハロを撫でているのを見ているからです。

まるで悲鳴のように響く哀切な繰り返しです。

当時、「死亡フラグブレイカー」の異名を取るパトリック・コーラサワーの存在もあり、ロックオンファンにも、淡い期待を抱いた人が多いと言われました。

スペシャルエディション版では「もしかしたら」を完全に壊す、ロックオンの遺体が宇宙空間を流れていくシーンが追加されています。

個人的な意見ですが、盛りあげるだけ盛りあげて生還して許されるのはコーラサワーというキャラクターの特異性ゆえで、ロックオン生存は考えにくい状況でした。

ファンが「生きているかもしれない」と言うのは、そういうストーリーにして欲しい、という意味ではなく、悲しみに耐えるための猶予を求めるギブアップ宣言です。

そこで「生きていると思われるのは不本意」とばかりに遺体を描写する監督は、真面目過ぎる、と思いました……(号泣)

(つω;`)ウゥゥ

ロックオンストラトスの兄ニールと弟ライルとの違い!

ニールとライルの兄弟は、3月3日生まれ、血液型はO型で、外見はほとんど区別がつかないほど酷似しています。

ただ性格的には、兄ニールの方がやや優等生的な部分があり、弟ライルは比べられるのが嫌だった、と述べるシーンがあります。

その「兄と比べられたくない」という想いゆえに、ライルは寄宿舎に入っていました。

そのため、家族の死の現場にはいませんでした。

素質、気質といった点で差がなかったはずの二人のキャラクターが大きく異なっているのは、この事件が発端だと思われます。

ロックオンストラトス兄:ニール・ディランディの性格と特徴

大事なものを奪い去られたニールは、ただ一人残った家族であるライルを養うために、自分は質素に暮らし、汚れ仕事も厭いません。

対人狙撃シーンで「腕は落ちていない」と呟いているので、暗殺のようなことにも手を出していたでしょう。

そして誰よりも激しくテロを憎みます。

ニールの敵への憎しみと、コインの裏表になるような身内への優しさは、CBのメンバーにも向けられていました。

また、両親を亡くしているフェルトに「俺もそうだ」と過去を話したり、刹那の髪を切ってやったり、といった世話焼きなところもあります。

射撃には絶対の自信を持ち、最初にサーシェスに回避された時は「この俺が外すだと!?」と自分で驚いていたほどでした。

必ず当てる、という自負があり、GNビームサーベルのような接近戦用の武器の装備を断ったことが描かれています。

「宣言しよう。サーベルは抜かない」とまで言い切っていました。

しかし、やむを得ずビームサーベルを使ったスローネツヴァイ機との戦いでは、接近戦を得意とするサーシェス相手にほぼ互角の奮戦を見せました。

ロックオンストラトス弟:ライル・ディランディの性格と特徴

一方、弟のライルは、深いコンプレックスを抱いています。

また、

・同じ容姿を持った兄に比べられること

・兄のような振る舞いを求められること

なども受けいれられません。

好物はジャガイモ、といういかにもアイルランド出身らしい兄ライルとは違い、ウィスキーと煙草を好んでいます。

ニールの「狙い撃つぜ」がライルでは「乱れ撃つぜぇ」になったように、ざっくばらんな話し方をし、CBに参加して日が浅いうちは、軽薄に見える人物でした。

実は反政府組織カタロンのエージェントで、スパイでもあったことから、イオリアの理想には懐疑的で、マイスターの真剣さを茶化すような場面もあります。

兄が家族の死からマイスターになったことを聞かされた時には、

「兄さんはすごい。自分はそうはなれない」

と卑下してもいました。

ただしエージェント「ジーン1」として活動していただけあって、MSの操縦も射撃も、兄に引けを取らない腕を持っています。

CBに入って間もないアレルヤ奪還作戦での砲狙撃戦で、いきなり敵機を撃墜し、「素人じゃない?」とスメラギを驚かせました。

当初、射撃練習での命中率は78%で、これはガンダムの操縦にも、GNアームスの扱いにも慣れていないことを考えれば、誇るべき数字です。

が、兄が90%以上を出していたことを聞くと、さらに練習を続ける努力家の顔も持っていました。

恋人アニュー・リターナーを目前で失う、という、ニールが体験したのと同様の悲劇を体験してからは、兄の気持ちを理解し、コンプレックスも消えたようです。

ニールが得意とした遠距離からのGNライフル狙撃は外すことがある一方、GNピストルを使った接近戦での命中率はほぼ100%に近いものでした。

生身での格闘戦や、拳銃での銃撃戦にもずば抜けた強さを持ち、相当の年月を訓練に充てていたことがうかがえます。

最初に与えられたケルディムガンダムは、ニールのクセや特性に合わせて作られたもので、必ずしもライルの実力をすべて出せるとは限らない機体でした。

その後、ライル専用機として作られたサバーニャは、ライルが「早撃ち」を得意とするガンマンタイプであることが重視されています。

GNライフル、GNピストルを持ち、全身にGNマイクロミサイルを装備した、まさに「乱れ撃つ」ためのガンダムで、大量の火器を制御するために二基のハロが置かれました。

他のマイスターがガンダムを脳量子波でコントロールしている中、ライル=ロックオンだけが、ガンカメラからの視界とハロのサポートで操縦、狙撃を行っています。

連邦政府のエースたちが撃墜される中、対ELS戦を生き残ったロックオンは、人類最強のスナイパーと言えるかもしれません。

ロックオンストラトス兄弟・ニールとライルの共通点

そして、ディランディ兄弟は、共通して非常に「目」が優れています。

それは狙撃手に不可欠な距離感の捉え方や、動体視力の良さといった物理的なものだけでなく、相対する者の心情を見抜く観察眼の鋭さにも表れています。

緊張が走るシーンで、最初に「あーあ、しょうがねえなあ」というような、のんびりした合いの手を入れて、雰囲気をほぐすのはいつもロックオンでした。

こうしたムードメーカー的な役割ができるのは、回想シーンに登場する、笑顔の絶えない両親のもとで育った経験あってこそなのかもしれません。

二人はきっと、互いが思うほど違うタイプではなくて、離れて暮らすようにならなければ、案外仲良く成長していったようにも思います。

ロックオンストラトスの声優三木眞一郎さんの経歴と代表キャラ!

ロックオン・ストラトス(ディランディ兄弟)を演じた三木眞一郎さんは、東京都出身でベテランの声優さんです。

声優養成校時代からとても勉強熱心で、講師の先生を質問攻めにしていたため、ちょっと嫌われてしまったことがあったほどと言われていました。

でも、その分、一度認められれば伸びるのも早く、学生のうちから声優の仕事が入っていたそうです。

だから「鋼の錬金術師」の焔の錬金術師マスタングから、「物語」シリーズの貝木泥舟のような悪役まで、オールマイティに演じきれる才人なんですね。

特に「頭文字D」の主人公、藤原拓海役は三木さん本人と重なる部分も多く、バイクやクルマのマニアとしても知られている方でした。

絶大な人気があり、「X-MEN」のマグニートー、「アラジン」のアラジンなど、TVやラジオ、WEBメディアなどでお声を聴かない日はないほどです。

ただ、三木さんいわく性格は「引っこみ思案」で、「声を出すことができない登場人物の人生を再現するのが仕事」というポリシーからあまり私生活は語られません。

幸運にも筆者が抽選に当たって参加できたガンダム関連のイベントでは、

「ロックオン!!」

とファンから呼びかけられた時は笑顔で手を振るのみ

「三木さーん!」

と呼ばれると、

「はぁーい」

と返す、渋い外見には似合わぬ天然ボケ感のある受け答えで、女性ファンが多いのも頷けるお人柄でした!!!

https://twitter.com/gam486gtm/status/975024429334913025

ハイテンションな宮野真守さん、トークの上手な神谷浩史さん、独特のハスキーボイスで存在感ある吉野裕行さんの後ろでニコニコしている長身が、ロックオンそのものです!

ロックオンストラトスの歴代機体まとめ

■型番GN-002 機体名「ガンダムデュナメス」

・全長18.2m/本体重量59.1t

遠距離射撃に特化したガンダムで、頭部に大きな可動式ガンカメラを持っている。

腰部、両脚部にGNミサイルポッド、両脚側部にGNピストルが配され、右肩にGNビームライフルがマウントされている。

通常は左肩に装備されたGNシールドで実体弾、ビームからの防御を行う。

モラリアへの武力介入から、背部にGNフルシールドが装着された。

GNフルシールドは自動的に機体を防御するシステムで、ハロの管制でマントのようにデュナメスを包んで攻撃から守る。

二本のGNビームサーベルが装備されているが、ロックオン本人は、射撃メインの機体であることから、サーベルとピストルを持ちかえるタイミングを懸念していた。

のちにこのアイデアが後継機のケルディムに活かされ、ピストルの銃身下部に対ビームコーティングが施され、敵機のサーベルを受けとめることができるようになった。

第1シーズン第5話「限界離脱領域」では機体を地表に固定、GNコンデンサーと連結し、高々度狙撃銃による高度1万キロメートルにある重力区画を撃ち抜いた。

■型番GN-006 機体名「ケルディムガンダム」

・全長18m/本体重量58.9t

デュナメスの後継機で、射撃特化の設計思想をより先鋭化したモデル。

デュナメスではほぼ使用されなかったトランザムシステムが最初から使用可能になっている。

トランザム使用中は機体性能を大幅に向上させることができるが、GN粒子の供給に限界があり、粒子切れ後は大幅に性能がダウンする弱点を持つ。

背部に2挺のGNピストルⅡを備え、右肩に二つ折りにしたGNスナイパーライフルを装着している。

ライフルは折ったままの状態での「バルカンモード」での使用も可能。

腰部に4基のGNミサイルポッドを持ち、計8発のGNミサイルを射出する。

フルシールドは廃され、代わりに機体各部に9基のGNシールドビットを装備。

ビットはハロによってコントロールされ、機体から分離してシールドを展開する。

複数のビットの合体によってシールドを強化したり、4基合体で高出力ビームを放つアサルトモードを搭載するなど、より強力な防御兵装となっている。

対イノベイド戦では、機体各部のコンデンサーに残った高濃度圧縮粒子をかき集めたわずか一秒のトランザムモードを敢行、ガデッサを撃破した。

■型番GN-010 機体名「ガンダムサバーニャ」

・全長18m/本体重量86.8t

デュナメス、ケルディムの機能を集約、ライル専用機として建造されたガンダム。

資金面や製作期間の問題から、本体そのものの性能はさほど上げることができなかったが、トランザムモードの改良、ビットの大量搭載によって戦闘力を高めている。

操縦と銃撃の切り替えで生じるタイムラグを無くすため、操縦桿が銃の形状に変更された。

また頭部以外にも肩、脚などにガンカメラがつけられ、マルチロックオンすることができる。

機体各部にGNミサイルポッドを装着、撃ち尽くしたのちは順次パージするというかたちで攻撃力とスピードのバランスを取っている。

腰部のウェポンアームにGNホルスタービットを10基装備、ケルディム同様、2基並べることでシールドとして使用する。

また、同様に4基連結でビームを発するモードも残されている。

ホルスタービットからはGNライフルビットⅡを抜いて射撃でき、さらにライフルビットからバレルを外してGNピストルとして使うこともできる。

最終決戦ではさらに両肩に2基ずつが搭載され、合計14基のホルスタービットを装備。

「乱れ撃つぜ!!」

のキメ台詞と共に全ビットからライフルが抜かれ、さらに各部のミサイルポッドが開き、言葉通りの華々しい全方位攻撃を披露した。

ロックオンストラトスの名言まとめ!最後のセリフや弟との違いも!!まとめ

ガンダムマイスター、ロックオン・ストラトスについてご紹介してきました。

ここでもう一度、5つの名言セリフと、ニール・ディランディ最後のセリフを見直してみます。

・ロックオンストラトスの名言1:「目標を狙い撃つ!!」

・ロックオンストラトスの名言2:「人を殺め続けた罰は、世界を変えてから受ける」

・ロックオンストラトスの名言3:「もう一度おまえを、俺の女にする! 嫌とは言わせねぇ!!」

・ロックオンストラトスの名言4:「そっちへ行くのは、もう少し先だ。それまで待っててくれよな、アニュー」

・ロックオンストラトスの名言5:「言ったはずだぜ、刹那。おまえは変わるんだ、変われなかった、俺の代わりに」

・ロックオンストラトス(ニール)の最後のセリフ! 「よう、おまえら…満足か? こんな世界で……俺は…嫌だね」

こうして振り返ると、ニールは「罰」を受けて消えゆく運命を背負う代わりに、弟ライルに人生の目標を与え、最終的に世界を変えた、と言えるかもしれません。

ニール=ロックオンは帰ってきませんが、仲間を想う篤い友情と、戦い抜く固い信念は、ライルが「ロックオン・ストラトス」の名と共に受け継ぎました。

マイスターで最も早くGGGフィギュアになるほど愛されたロックオンの物語は、小説やゲーム、コミックに舞台に…と広がり、これからも続いていきそうですね!!

舞台版の楽屋を訪問しながら、「キャラクターの人生を再現する仕事」という信念をロックオン並に固く貫いて、お顔の前に台本を掲げる三木眞一郎さんでした!

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