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シャアアズナブルの名言(ジオリジン)まとめ!赤いな実にいい色だなど暁の蜂起のセリフも

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シャアアズナブルの名言(ジオリジン)まとめ!

赤いな実にいい色だなど暁の蜂起のセリフも

今回は、「機動戦士ガンダム THEORIGIN」でのシャア・アズナブルの名言をまとめてご紹介します。

機動戦士ガンダムTHE ORIGINは、ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるシャアとセイラの幼少期から一年戦争が始まるまでの物語が描かれています。

特に今作では、理不尽な時代に振り回されながらも決して挫けず困難に立ち向かう2人の姿を見ることができます。

また、5話以降のモビルスーツ戦も大きな見どころになっていましたね!

本文では、ジオン・ズム・ダイクンの息子として、今日のシャア・アズナブルに成長するまでの数々の活躍を名言と共に紹介していきたいと思います!

またキャスバル・レム・ダイクンが何故シャア・アズナブルになったのか、何故シャアが赤い彗星と呼ばれるようになったのか等、名言を通してシャアに隠された多くの秘密にも触れていきましょう!

もくじ

シャアアズナブルの名言まとめ【機動戦士ガンダム ジ・オリジン】

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言1「キシリアさん、あなた僕と話し合いをしたいんじゃなかったの?そんな風に子供を叱るような口を利きたいんだったら僕はごめんだ!」

「機動戦士ガンダム THE ORIGINⅠ 青い瞳のキャスバル」でのシャア・アズナブル(キャスバル)の名言です。

「キシリアさん、あなた僕と話し合いをしたいんじゃなかったの?そんな風に子供を叱るような口を利きたいんだったら僕はごめんだ!」

キャスバルが子供だからと、高圧的な態度の物言いをするキシリアに対して、毅然と言い返す場面です。

ジオン共和国の指導者であったジオン・ズム・ダイクンが演説中に倒れてしまいます。

それをザビ家による暗殺と考えたジンバ・ラルは、ダイクン家親子を自分の家に避難させました。

そんな中、ザビ家の次男、サスロ・ザビもダイクンの葬儀参列中に身内の何者かによって殺害されてしまいます。

そして民衆の関心はダイクンの死からサスロ暗殺へと逸れ、結果的に暗殺の犯人として当時ザビ家の政敵であったラル家に疑いの目が向けられることに…。

こうして多くの民衆の支持がザビ家に傾き始めた頃、以前アストライア達3人がラル邸に移ることを見逃したキシリアは、彼女らをダイクンの屋敷へ返すために自らキャスバルとの交渉に出向きます。

キシリア:これはこれは、お休みのところ。こんな夜更けに礼儀を知らない大人だとお思いでしょうね。でもとっても大事な話なのよ。あなたと私にしかできない。今町では争いが起きてたくさんの人が死んだり、傷付いたりしています。なぜこんなことになったのか、ジンバ・ラルが私の兄サスロを殺したからです。そしてサスロが殺された原因はあなたがたがこの家に逃げ込んだからです。

キャスバル:そういうことはみんなあなたたちが僕の父を殺したから始まったんじゃないんですか?

キシリア:そんなこと誰に教わったの?お母様?いいえ、違うわ。ジンバ・ラルがそう教え込んだのね。

キャスバル:キシリアさん、あなた僕と話し合いをしたいんじゃなかったの?そんな風に子供を叱るような口を利きたいんだったら僕はごめんだ!

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅠ「青い瞳のキャスバル」より

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10歳前後の子供とキシリアは捉えていたのでしょうが、キャスバル自身は事の背景を理解していたのでしょう。

恐らくキャスバルは、サスロ暗殺がジンバ・ラルによって起こったものでは無く、ザビ家の内部問題であったことも薄々感付いていたようにも思えます。

そういった感性は年相応とは言い難い屹立した態度を備えており、ザビ家の女傑と言われたキシリアにも恐れない心で立ち向かっていました。

きっとキャスバルは父であるジオン・ズム・ダイクンの後ろ姿を誰よりよく見ていたのでしょうね(。 ・ω・))うんうん

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言2「でも僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ。大きくなってすぐにまたデギンやあなたたちを従えるんだ!キャスバル・レム・ダイクンが命令する!これを外せ!」

「機動戦士ガンダム THE ORIGINⅠ 青い瞳のキャスバル」でのシャア・アズナブル(キャスバル)の名言です。

「でも僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ。大きくなってすぐにまたデギンやあなたたちを従えるんだ!キャスバル・レム・ダイクンが命令する!これを外せ!」

名言1で紹介したキシリアとの対決の場面に登場するセリフです。

キャスバル達、ダイクン親子が自宅屋敷に戻ればサスロ暗殺による民衆騒ぎの矛先が親子3人に向かわないように計らう、と話すキシリア。

しかしキャスバルは、ザビ家の人間がが父ダイクンを暗殺したことをしきりに責め立て、その結果キシリアに手錠を掛けられてしまいます。

窮地に立たされたキャスバルは言葉巧みなキシリアに追い詰められていきますが、ダイクンの息子の姿は堂々としたものでした。

キシリア:声を揚げるだろうと思った。なぜ今声を揚げなかったの?声を挙げて助けを呼んでもいいのよ?それとも私が怖くない?誰も自分にはひどいことをしないと思っているのなら、それは違うのよ、キャスバル坊や。

キャスバル:!?

キシリア:どう?私にはこういうこともできるのよ。あなたを罪人にして牢屋に入れることだってできる。怖いでしょう?怖いといいなさい!

キャスバル:怖くなんかない。僕はダイクンの子だぞ。誰も僕にこんなことできないんだ!

キシリア:デギン・ザビがいまはこの国で一番偉いのです。デギンの命令ならあなたを縛れるのよ。

キャスバル:でも僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ。大きくなってすぐにまたデギンやあなたたちを従えるんだ!キャスバル・レム・ダイクンが命令する!これを外せ!

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅠ「青い瞳のキャスバル」より

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キシリアの高圧的な態度にも終始毅然とした態度を取っていたキャスバルは、もはや坊やと呼ぶにはあまりに大人びているように見えました。

その威厳に満ちた顔はダイクン家の長男としての風格が宿っていましたね。

世論も含めザビ家に軍配が上がっている状況でもザビ家が間違っているということを決して曲げないのは、ダイクンの遺児としての自覚があったからでしょう(。-ω-)y-~

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言3「いいさ、それで。自分の生きる道は自分で見つけるよ」

機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」でのシャア・アズナブル(エドワウ)の名言です。

「いいさ、それで。自分の生きる道は自分で見つけるよ」

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ジオンの士官学校に入学することになった本物のシャアと、何の後ろ盾もないままテキサスコロニーを出ようとするキャスバルとの会話で登場します。

ランバ・ラルとクラウレ・ハモンの画策により地球に脱出したキャスバルと妹のアルテイシア。

彼らは、それぞれエドワウ、セイラと名前を変えてスペインのテアボロ・マスの元で平和に暮らしていました。

しかし、ジンバ・ラルとアナハイム社の接触がジオンの刺客を招いてしまい、このままスペインに居るのは危険と考えキサスコロニーへと移住します。

その地では、テキサス・ビレッジを営むロジェ・アズナブルの息子でありキャスバルと瓜二つの人物、シャア・アズナブルとの運命の出会いが待っていました。

そしてテキサスコロニーでの生活が始まった矢先に2人の元にアストライアの訃報が届きます。

これをきっかけにザビ家への恨みが湧きあがったキャスバルは、ジオンの士官学校に合格したシャアとともにサイド3へ向かいます。

女性アナウンス:9時15分発ルナーラインジオン行き107便は…。

シャア:何のつてもなくジオンに行ってもねえ。僕は力になってやれそうにないし。

エドワウ:いいさ、それで。自分の生きる道は自分で見つけるよ。

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」より

このセリフの通りにエドワウことキャスバルは自分の道を指し示していくことになりますが…。

まさか自分が命を狙われている事に気付いているからと言って、意気投合していた家族同然のシャアを身代わりにしてしまうとは中々に鬼の所業ですね(´゚ω゚`ノ)ノ

しかし服を交換して身なりを入れ替えるこの作戦は二人の容姿が偶然売り二つであったから成功したようなものです。

もしかして初めて対面をした時には既に利用価値があると考えてたんですかね…((( ;゚Д゚)))

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言4「君はやっぱり坊やだ」

機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」でのシャア・アズナブルの名言です。

「君はやっぱり坊やだ」

シャアと同室になるために希望を出したと話すガルマに笑いながらかけた言葉ですよね。

シャア・アズナブルに成り代わったキャスバルはジオンの士官学校に入学し、自分の力を見せつけるかのようにその頭脳と身体能力を発揮します。

ザビ家の末弟であり、同じく士官学校に入学したガルマ・ザビはそれが気に入らない様子でしたが、行軍訓練で崖から落ちた際に助けられたことがきっかけでシャアを一目置くようになります。

この件からシャアに心酔するようになったガルマは、シャアと同室になるように希望を出し、それを聞いたシャアは、ガルマのあまりのお坊ちゃま待遇にこんな言葉をかけます。

シャア:ん?どうした?リノ。引っ越し?

リノ:寮長が部屋を代われってさ。君はガルマに気に入られたらしいぜ。せいぜい仲良くやるんだな。

2人:ん?

ガルマ:希望を出したのさ。僕の顔色うかがいじゃ刺激がなくて面白くないからね。今日からは同室だ。ずっとよい友でいてくれ。

シャア:フッハハハ…。

ガルマ:あっ。何がおかしいんだ?

シャア:君はやっぱり坊やだ。ルームメートを指名するなんて他の誰にもできない。ザビ家の御曹司以外にはね。

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」より

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他の学生たちなら特別な理由が無い限り認められないような個人の要望。

それを簡単に実現できることが、「ザビ家の御曹司だから」という事に気付いているのかいないのか…

そんな「ザ・坊や」なところもガルマの魅力だったりしますが…(´∀`)

シャアと同室になった後のシーンで、夜遅くまで学科の勉強をして寝落ちしてしまっている様子も描かれていますし、ガルマ自身は頑張れる子なんですよね…(^_^)

ザビ家に生まれたことと、目指す目標が高すぎたことがガルマを坊やにしてしまったのでしょう。

また、それまでシャアを敵視していたガルマにとって、シャアは良きライバルとして切磋琢磨し合える関係になっていきます。

本編の機動戦士ガンダムでもシャアの口から「よき学友」であったと認める言葉があるように、シャアもザビ家への復讐を目論む一方で、学生生活ではガルマの事をある程度友と認めていたのかもしれませんね。

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言5「ガルマ、君は自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか」

機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」でのシャア・アズナブルの名言です。

「ガルマ、君は自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか」

この一言でシャアは、暁の蜂起作戦に乗り気ではないガルマをその気にさせました。

シャアを中心に士官学生にまとまりがでてきた頃、サイド3の出航ターミナルではジオン側の船舶と連邦側のサラミス級が正面衝突の事故を起こします。

その結果マゼラン級のアフターバーナーが暴発し、舵が取れなくなった艦は暴走の末サイド3の農業ブロックに激突し、爆発事故を起こしてしまいました。

その原因が停船命令を聞き入れず強行突破した連邦側にあるとして、この事故以来、ジオン側では独立を求める動きが加速し、民衆は暴徒化していきました。

これに対し、ムンゾでは連邦軍による武力的な鎮圧が行われ、多くの民衆の命が奪われました。

この連邦側の理不尽な対応に、士官学生の間でも目に見えて不満が募っていきます。

これを好機と捉えたシャアは『連邦の駐屯地を攻撃して武装解除させる作戦』をガルマに持ち掛けました。

シャア:君なら指揮できる。君はトップだ。士官学校の輝ける星だ。

ガルマ:シャア…

シャア:あの強襲揚陸艦を見ただろ? あれはこのガーディアン・バンチからズムシティーに治安部隊を輸送していたんだ。今その部隊はズムシティーで市民を殺りくしている。同じように今いる残りの部隊も送り込まれたらどうなる? ザビ家の男だというなら黙って見過ごすことなどできないはずだ。

ガルマ:う…うん。分かった。でも勝てるだろうか。

シャア:勝てるさ。見てくれ。これが駐屯地の見取り図だ。駐屯地には一個連隊がいる。しかし一個大隊は既にズムシティーに行っているから残りは大隊2つ。2000人。

ガルマ:我々の10倍だ

シャア:勝敗を決するのは人数じゃない。戦う集団でなければただの烏合の衆だ。兵舎は2ブロック。中央は管理塔、連隊本部だ。挟んで反対側に兵器庫、銃器格納庫。これらを攻撃目標のA・B・C・Dとする。

ガルマ:お…驚いたな。いつの間にそんな…

シャア:感心なんかするなよ。大事なことはまだある。1つはドッキングベイ。外からの干渉を入れさせないために押さえる必要がある。あと1つはドズル校長。

ガルマ:なっ。ああ…。兄はいい人だ。話せば分かって…。あっそうだ。いっそ兄と一緒にやろう。何なら僕から話して…。

シャア:ガルマ。君は自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか

ガルマ:はあ?あっ…

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」より

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ここでもガルマの坊やのような気質が垣間見えますね…笑。

シャアに扇動される形で武装蜂起を提案された際も兄達と一緒にやろうと言ったりと、自分が主導でやろうという心意気がまったく見えません。

しかしシャアの綿密な計画と、「歴史の歯車を動かしたくないのか」という囁きに、ガルマも少しばかりザビ家の男としての自覚に発起したのでしょう。

前線の指揮はシャアが執っていたものの、ガルマがトップになることで士官学校の学生達の求心力が高まる事を知ってのことだと思うと、やはりシャアは策士だと言えますね(。-`ω´-)

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言6「僕はキャスバルじゃない。シャア・アズナブルだ」

機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」でのシャア・アズナブルの名言です。

「僕はキャスバルじゃない。シャア・アズナブルだ」

これはシャアの正体を知ったリノ・フェルナンデスを陥れて排除した場面でのセリフでした。

本物のシャア・アズナブルの友人であったリノは、士官学校に入ったとたんに態度も成績も急変したシャアに疑問を持っていました。

シャアの目の色が青くなっていたことで別人である確信を得たリノは、実際には在りもしないスクール時代の話題でかまをかけ、さらに独自に調べることでシャアの正体がキャスバルであるという事実に辿り着きます。

そして本人にそのことを伝え、バイザーでは青い目を隠すには不便だろうと改造したヘッドギアをプレゼントしました。

リノ本人はキャスバルのザビ家への復讐に協力する覚悟でしたが、正体を知った彼は抹殺の対象になってしまいます。

暁の蜂起での実戦時、シャアに指示されるままに連邦の戦車を奪取したリノは、それを知らない味方に攻撃され、キャスバルの名を叫びながら戦死しました。

この名言は、その際に過去の名は捨てたと言わんばかりに吐き捨てるシャア・アズナブルのセリフです。

やはりシャアはモビルスーツ戦よりも、「仲間のフリをして暗殺」が得意なんだなってわかりますね。

リノ:「ん?何だ?聞こえるか?リノだ。味方が俺を狙っている。どうした?応答してくれ。キャスバル!キャスバル!応答してくれ!うう…。」

兵士:「うわあー!」

リノ:「キャスバルやめさせてくれ。キャスバル!キャスバル!キャスバル!」

学生:「撃て!」

リノ:「な…何でだ?キャスバル!」

シャア:「僕はキャスバルじゃない。シャア・アズナブルだ。」

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」より

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口封じのための行為だったとはいえ、キャスバルの名を何度も呼ぶリノにこのセリフを吐くシャア、ダークヒーロー感がすごいですよね…!

機動戦士ガンダムにおいてシャアはいくつもの名前でその正体を隠してきましたが、リノは最初にキャスバル・レム・ダイクンに到達した人間でした。

「この調査力を見てもシャアの元で優秀な諜報員にもなれたのでは…?」

とも思いますが、なんせアプローチの仕方がまずかったですね (´・ω・)y-~

実は原作になっている漫画版ではリノは存在しませんがそこは映像化される際の演出に必要だったから生まれてきたのでしょう。

しかしながら、リノはシャアの正体に近づいてしまったばかりに謀殺されたわけですが、その手際の良さは本物のシャアの時といい恐ろしく秀抜だと言えますね。

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言7「赤いな、実にいい色だ」

機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」でのシャア・アズナブルの名言です。

「赤いな、実にいい色だ」

暁の蜂起作戦を成功に収めた直後のセリフでした。

赤は自分の色だと宣言しているような場面ですよね(^o^;)

学生達の蜂起は、連邦軍の連隊長に降伏させ、兵の武装解除をさせることで収束しました。

騒ぎの収まったその地で独り佇むシャアは、朝焼けを見つめながらこのセリフを呟きます。

シャア:「赤いな。実にいい色だ。」

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGINⅢ「暁の蜂起」より

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このセリフは、シャアを演じる池田秀一さんのアドリブだそうです( ・ノω・)コッソリ

シャアの代名詞とも言える赤を初めて良いと自ら表現した印象的なセリフになっていましたね!

これがシャアのパーソナルカラーを赤色に決定づけた瞬間とは言えませんが、もしかしたらシャアの中では印象的な景色だったのかもしれません。

しかしながら初の実戦でジオン士官学校学生達の大勝という結果は、いかにエリートと言えどシャアにとっても嬉しい事だったと思います。

この勝利の栄光とバックの赤い朝焼けは赤い彗星の初陣と初勝利を彩りました。

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言8「私に跪け、神よ」

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅴ「激突 ルウム会戦」でのシャア・アズナブルの名言です。

「私に跪け、神よ」

ちなみに、ルウム会戦にてザクⅡのリミッターを外した直後のシャア・アズナブルのセリフでした。

ルウム戦における連邦軍の戦力はジオン軍のおよそ4倍であり、ティアンム艦隊とレビル艦隊の2つに分けられていました。

そこで開戦前の作戦会議でドズルが打ち出した策は、戦力を分散させず全力でティアンム艦隊を叩き、ティアンム艦隊の3倍の勢力を誇るレビル艦隊に特別強襲大隊を送り込みかく乱させるというものでした。

そして、ルウム宙域での戦闘が開始。

陽動作戦でレビル艦隊を分散させることに成功したシャアは、この特別強襲大隊に合流するとその部隊に先行する形で出撃します。

そして連邦の主力を捕捉すると自身の駆るザクのリミッターを外し、このセリフを発します。

シャア:ふっ…見つけたぞ。連邦の主力!

シャア:これで歴史が変わる…私に跪け、神よ!

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅴ「激突 ルウム会戦」より

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シャアらしくないようにも感じるセリフでしたが、赤い彗星という通り名の由来となった高速戦闘を予感させる圧巻のシーンとなっていましたね!

本編でシャアが何故通常の3倍で航行できたのか、当時は詳しく語られていませんでしたが、パイロットにかかる負荷をリミッターで抑えていたものを解除していたんですねぇ ( ´゚д゚)y-~

こんな状態で人の動体視力と反応を極限にまで生かして戦場を駆ける様は真の英雄の所業と言えます。

リミッターを外した直後の、バーニアから噴出するバーナーの色もまたたまらなく格好いいですよね!

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言9「私は大宇宙の戦士だ。どんな船よりも早く、自由に天かける騎士だ」

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ「誕生 赤い彗星」でのシャア・アズナブルの名言です。

「私は大宇宙の戦士だ。どんな船よりも早く、自由に天かける騎士だ」

V作戦の調査のためにファルメルを与えられたシャア・アズナブル。

自分を「艦長」と呼ぶドレン中尉と乗組員に放ったセリフでした。

ルウムでの戦いの後、マ・クベが和平交渉のためにジオン代表として地球に降りることになりましたが、シャアは地球が性に合わないからと宇宙に残ります。

それを聞いたドズルは、シャアに宇宙のどこかで秘密裏に進行している連邦のモビルスーツ開発の基地を探し出すという特殊任務を任せたいと言いました。

さらに身ひとつではと、ムサイ系巡洋艦であるファルメルを与えられ、指揮官として任命されます。

そしてファルメル出撃の際にドレン中尉との間で交わされたのが次の会話です。

ドレン:「どえらい艦ですよ、こりゃあ!ポンコツパプアの改造補給艦に乗っていた者には、眩しすぎますねぇ!シャア艦長!」

シャア:「艦長は君だ、ドレン中尉。」

ドレン:「んんっ!?」

乗組員:「え?」

ドレン:「冗談はよしてください、少佐殿。」

シャア:「冗談を言ったつもりはない。どんな艦であれ、それに鎖で縛りつけられることを私は望まない。覚えておけ、諸君。私は一度も、良い艦乗りになろうなどと思ったことはない。私は大宇宙の戦士だ。どんな船よりも早く、自由に天かける騎士だ。」

ドレン:「んふふ…」

シャア:「テストを続行しろ、艦長。」

ドレン:「では、不肖ドレン中尉!艦長代理を拝命します!直ちに戦闘訓練に入る!総員部署に付けぇ!」

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ「誕生 赤い彗星」より

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その気になっちゃうドレン、ちょっとかわいい(^_^)

ファルメルを与えられるも、やはりシャアにはモビルスーツで指揮を執る方が性に合うようですね。

いつでもシャアは前線で戦うのが主義なのでしょう。

実際ガンダム作品ではどれだけ上の立場に立っても必ずモビルスーツで戦う様子が描写されていましたね。

士官学校を退校した際にも、戦争になった暁にはモビルスーツのパイロットになりたいと志願したくらいモビルスーツに執着があるのだと思います。

とはいえ、普通の人にはなかなか言えない少し痛めのセリフも言い切ってしまうところにシャアのモビルスーツ乗りとしての並々ならぬ拘りを感じますね(o’∀’o)

【ジオリジン】シャアアズナブルの名言10「神のいない第2幕が始まる」

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ「誕生 赤い彗星」でのシャア・アズナブルの名言です。

「神のいない第2幕が始まる」

ちなみに、ファルメル内でレビル将軍の演説を聞いたシャア・アズナブルのセリフでした。

和平交渉の直前、会場内のモニターには捕虜収容所から脱走したレビルの演説が映し出されていました。

その演説はルナツーから世界中に発信されており、宇宙に居るファルメルにも届いていました。

レビル将軍の演説を聞いたシャアは、その内容から戦争が継続することを察します。

そして自分の思惑通りに世界が動いていることを確信してこのセリフを吐きます。

シャア:ふっふっ…ドレン中尉。

ドレン:ん?あぁぁ…。

シャア:みなも聞いておけ。新しい舞台の幕開けだ。神のいない第2幕が始まる。

出典:機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ「誕生 赤い彗星」より

このセリフの真理を読み解くにはかなり難解…(´-`)

レビル将軍をあえて見逃すことで、これまでルウム会戦から優勢に戦況を進めていたジオン軍に動きが見られると感じたのでしょうか…。

コロニー落としから壊滅的な被害を負った後にも関わらず「ジオンに兵無し」と言ったレビル将軍。

ここから連邦のV作戦が実行段階に移りTHE ORIGINは終了になります。

ですので、このセリフはこれから始まる一年戦争本編を暗示しているようにも思えました。

皆さんはどう感じましたか(〃’▽’〃)?

シャアアズナブルの名言のまとめ

今回は、機動戦士ガンダムTHE ORIGINでのシャア・アズナブルの名言として

・「キシリアさん、あなた僕と話し合いをしたいんじゃなかったの?そんな風に子供を叱るような口を利きたいんだったら僕はごめんだ!」

・「でも僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ。大きくなってすぐにまたデギンやあなたたちを従えるんだ!キャスバル・レム・ダイクンが命令する!これを外せ!」

・「いいさ、それで。自分の生きる道は自分で見つけるよ」

・「君はやっぱり坊やだ」

・「ガルマ、君は自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか」

・「僕はキャスバルじゃない。シャア・アズナブルだ」

・「赤いな、実にいい色だ」

・「私に跪け、神よ」

・「私は大宇宙の戦士だ。どんな船よりも早く、自由に天かける騎士だ」

・「神のいない第2幕が始まる」

の10コのセリフを紹介しました!

機動戦士ガンダムTHE ORIGINは富野監督が監修した作品ではないため、また違ったシャアの名言が見られたと思います。

それぞれの名言の中で現在のシャアになるまでの成長も多く描かれていたり、シャアの内に秘めている謀略的な面まで数多くの魅力に彩られた作品として残りました。

原作漫画にあるように残りの一年戦争もいつか映像される機会があれば、また違ったシャアの魅力や物語に触れられる機会になりそうですね!

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