ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

リュウホセイの名言まとめ!戦死の理由や実年齢とオリジン登場回も

 
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今回、紹介するのは機動戦士ガンダムに登場するリュウ・ホセイとその名言です。

リュウは、地球連邦軍の兵士でホワイトベース内の統制を図るサブリーダー的な存在で、恰幅のいい体格で温厚な青年ですよね。

テレビ版では、温厚な性格も「THE ORIGIN」での描かれ方は、全く異なっている点がまた面白いところでもあるようです。

本文では、テレビ版の機動戦士ガンダムでの名言を中心に意外な実年齢や戦死の理由、そして「THE ORIGIN」でのリュウの登場回をチェックしていきましょう!

リュウホセイの名言セリフまとめ!

それでは独断と偏見で選んだリュウ・ホセイの名言を5つ紹介します!

リュウホセイの名言その1「食事は銃に弾を詰めるみたいなものだ、兵士は食べたくなくても食べなきゃいけない!」

機動戦士ガンダム第4話「ルナツー脱出作戦」でのリュウ・ホセイの名言です。

ワッケイン司令の命によってホワイトベースが封印され、横暴だと騒ぎ立てるブライトたちをよそにリュウの大人な名言ですね。

ただの食いしん坊と言う話もありそうな名言でもありますが‥

カイ:「それより、腹がすいちゃしょうがないぜ。食べられる時に食べておかなけりゃ、いざって時に何もできないぜ、逃げることだってな」
アムロ:「・・・」
リュウ:「カイ・シデン君の言う通りだよ、アムロ・・・食事は銃に弾を詰めるみたいなもんだ。兵士は食べたくなくても食べなきゃいけない」

出典:「機動戦士ガンダム」より

リュウホセイの名言その2「これで当たらなければ、おめでとうってとこだな。」

機動戦士ガンダム第10話「ガルマ、散る」でのリュウ・ホセイの名言です。

ホワイトベースは、ジオン軍のローラー爆撃に対して、身を隠して爆撃に耐え続けていた時のリュウの一言です。

リュウらしくない弱気なセリフのように聞こえますが、ボソッと呟いたあたりがリュウらしいと感じるところもあります。

フラウ:「大丈夫よ、大丈夫」
リュウ:「・・・クッ、これで当たらなければおめでとうって所だな」
カイ:「う・・・」

出典:「機動戦士ガンダム」より

リュウホセイの名言その3「まったくぅ、ガンダムのこんな姿、見たくもないなぁ

機動戦士ガンダム第15話「ククルス・ドアンの島」でのリュウ・ホセイの名言です。

これはガンダムがコアファイター離脱のために、四つん這いのワンワンスタイルになった状態を見たリュウが発した一言ですね。

確かにこんなガンダムは見たくないと思ってしまいます。

リュウホセイの名言その4「ブライトはアムロとゆっくり話し合った事ないんだろ?それじゃあ虎はおとなしくにはならん。」

機動戦士ガンダム第21話「激闘は憎しみ深く」でのリュウホセイの名言です。

アムロが独房に入れられた際、アムロを虎に例えリュウとブライトがアムロの教育方針を語り合う場面での名言ですね。

ブライトは、アムロが自分でわかるまで独房に入れておくつもりなのに対し、リュウは、人間だからこそ「言葉」があって腹を割って話し合えば通じるとブライトを諭したという事ですね。

いずれにしてもアニメ版のリュウらしい優しさ溢れる名言ではないでしょうか?

リュウ「ああ、アムロの事だがな。」

ブライト「出すわけにはいかんよ。俺達が期待する態度を見せれば、あいつはまだまだ自惚れる」

リュウ「そ、そうでもないぜ。ね、ミライさん。」

ミライ「ええ、でも規則は。」

ブライト「野生の虎でも檻に入れておけば自分の立場がわかってくる」

リュウ「アムロが自分でわかるのを待つわけか。言い逃れに聞こえるが」

ブライト「俺の言い逃れ?なぜだ?」

リュウ「人間には言葉があるんだ。俺の元気なうちに」

ミライ「リュウ、何を言うの?」

リュウ「ブライトはアムロとゆっくり話し合った事ないんだろ?それじゃあ虎はおとなしくにはならん。」

ブライト「サンマロかセイラを呼び出してくれ、リュウをベッドへ」

ミライ「はい」

出典:「機動戦士ガンダム」より

リュウホセイの名言その5「ホワイトベースがやられちまえば、病気だ怪我だって言えるかよ!」

機動戦士ガンダム第21話「激闘は憎しみ深く」でのリュウ・ホセイの名言です。

ガンダムを助けるために怪我を押して制御不能となったガンダンクを動かそうとするリュウが放った名セリフ!

ただし、この行動がリュウの運命を変えてしまうとはリュウの正義感が感じられますね!

リュウホセイの壮絶な戦死の理由とは!?

リュウ・ホセイは、機動戦士ガンダム第21話「激闘は憎しみ深く」で壮絶な最期を迎えています。

ランバ・ラルの葬いの為、決死の覚悟で戦いを挑んできたクラウレ・ハモンを筆頭としたランバ・ラル残党部隊が、アムロ・レイ操るガンダムを追い込んでいたのです。

ランバ・ラル隊との白兵戦で重傷を負ったリュウでしたがガンダムを助ける為、操縦不能になっていたガンタンクに乗り込み、内臓のコアファイターで出撃しました。

そしてガンダムにトドメを刺そうとするハモンが乗るマゼラ・トップに特攻し戦死してしまったのです。

仲間のため、地球のために自らの命を犠牲にしたリュウ・ホセイは漢の中の漢と言える人物と言えるのではないでしょうか。

リュウホセイのオリジン登場回をチェック

リュウ・ホセイの描写はテレビ版とTHEORIGINでは随分違っているようです。

いかつい顔面は、活かされつつも性格は血気盛んな古参兵で皮肉屋、そして事情通ということらしいです。

THEORIGINでは、ブライト・ノアやアムロ・レイに対して、当て擦りのようなことをいう場面が多く言いようも遠慮がないですね。

そしてTHEORIGINでは、ブライトを支えるどころか、悩みのタネで騒動を起こす側という設定というから驚きです。

THEORIGINでのリュウを一言で表せばドラえもんに登場するジャイアンのように「俺様キャラだけど、どこか憎めない人物」というところでしょうか。

ま、いずれにしてもテレビ版とTHEORIGINのリュウは憎めないキャラクターということですね。

リュウホセイは意外な実年齢の設定だった!?

リュウ・ホセイの見た目は、いかつい顔立ちに恰幅のいい体格で、発言も大人びた印象があるので、ブライト・ノアよりも年上に感じてしまいます。

しかしその年齢の設定は、なんと18歳ということなんです!驚きですね。

一年戦争で活躍する地球連邦軍の兵士達の多くは10代という年齢で、リュウのように壮絶な死を遂げるキャラクターも少なくありませんね。

実年齢の設定を知ることで戦争の悲惨さを伝えたかったのではないでしょうか?

リュウホセイは黒人!?実写版をチェック

リュウ・ホセイは、アルゼンチン系でテレビ版の機動戦士ガンダムのオープニングでも、他のキャラクターよりも肌の色が暗い色で着彩されているようです。

これは富野由悠季監督が元々リュウを黒人で描くことを想定していたからだそうです。

ちなみに人物などに実写画像を活用したゲーム版の『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』では黒人がリュウを演じているみたいです!

リュウホセイの歴代声優まとめ

リュウ・ホセイの声を担当したのは、

・機動戦士ガンダムでは声優の飯塚昭三さん

・THEORIGINでは田中美央さん

がそれぞれ演じているようです。

■飯塚昭三さん

飯塚さんは、福島県出身で鉄腕アトムなどアニメ創世記から数々のアニメ作品に声優として参加し、特に有名なのは特撮作品での悪役の声を担当することが多いことでも有名です。

また多くのアニメ作品や特撮作品に参加されているにも関わらず、主演は少なく2009年「カールじいさんの空飛ぶ家」で主役を担当したくらいのようです。

■田中美央さん

田中さんはメインは俳優業をしているようで、舞台やテレビドラマなどに出演する傍ら声優としていくつかのアニメ作品に参加し、その一つがTHEORIGINでのリュウの役だそうです。

ちなみに田中さんはNHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」にも出演されているのだとか。

リュウホセイの名言や戦死の理由、実年齢とオリジン登場回まとめ

今回は、リュウ・ホセイの名言として

「食事は銃に弾を詰めるみたいなものだ、兵士は食べたくなくても食べなきゃいけない!」

「これで当たらなければ、おめでとうってとこだな。」

「まったくぅ、ガンダムのこんな姿、見たくもないなぁ

「ブライトはアムロとゆっくり話し合った事ないんだろ?それじゃあ虎はおとなしくにはならん。」

「ホワイトベースがやられちまえば、病気だ怪我だって言えるかよ!」

を紹介しました。

テレビ版とTHEORIGINで見せるリュウの姿は対照的ですが、作品を通じて様々な魅力を見せつけてくれるキャラクターと言えるのではないでしょうか?

またテレビ版などでは序盤で仲間を守るために自らの命を犠牲にして戦死を遂げていますが、一部のゲーム作品ではリュウが生き延びて活躍している作品もあるようです。

特に「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記」ではエゥーゴに参加するリュウの姿が観れるようで、これをアニメ版でも観たかったと思ってしまいますね!

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