バーニィの名言セリフまとめ!声優やビデオレター全文も紹介!
今回、ご紹介するのは「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」のバーニィことバーナード・ワイズマンの名言を紹介します。
本文では、バーニィの名言セリフのほか、声優を務めた辻谷耕史さんの経歴やビデオレターの全文なども紹介していきます。
バーニィは、サイド3出身で高校を卒業と同時に召集令状によってジオン公国軍に徴兵され、切迫する戦時下の中で悲運の最期を遂げています。
この文章の中で、バーニィの悲運の人生を知っていただだければと思います。
もくじ
- 1 バーニィの名言セリフまとめ!
- 2 バーニィの名言その1「平和な顔して・・このコロニーにも軍隊はあるんだろうが」
- 3 バーニィの名言その2「仲間!?戦争ごっこやってるんじゃないんだぞ!」
- 4 バーニィの名言その3「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ。」
- 5 バーニィの名言その4「死んだ奴にはツキが無かったってことだ!隊長だろうと何だろうとツキが無い奴は死ぬんだ!」
- 6 バーニィの名言その5「あいつを倒すためにもう1度攻撃をかけることにした。手伝ってくれるか?」
- 7 バーニィの声優・辻谷耕史さんの経歴まとめ!
- 8 バーニィのビデオレター全文の内容を紹介
- 9 「嘘だと言ってよ、バーニィ」の場面を解説
- 10 バーニィの命日はいつ?死亡の経緯とガンダムやザクとの関係も紹介
- 11 バーニィの名言セリフと声優やビデオレター全文も紹介のまとめ
- 12 続けて読まれている記事はコチラ!
バーニィの名言セリフまとめ!
それでは、これから独断と偏見で選んだバーニィの名言5つを紹介してきます!
バーニィの名言その1「平和な顔して・・このコロニーにも軍隊はあるんだろうが」
「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」第2話「茶色の瞳に映るもの」でのバーニィの名言です。
第2話冒頭でアルフレッド・イズルハとのやりとりの中で、一年戦争中でありながら、無邪気にバーニィに話しかけてくるアルを見ての一言です。
この名言からわかるように、バーニィは戦争で戦うことに疑問を抱きながら、無邪気に話しかけてくる子供を見て複雑な気持ちだったのではないでしょうか?
アル:「あぁぁ・・・」
「あ、あのこれに乗ってたんですか!?」
バーニィ:「よっと」
アル:「これに乗ってたんでしょ!?」
「やられちゃったんですねー・・・」
バーニィ:「む・・・・」
アル:「その拳銃本物でしょ?ちょっと触らせてもらってもいいですか?」
バーニィ:「良い訳ないだろ!」
アル:「ちょっとだけだからー」
バーニィ:「こら!」
「はぁ・・・こんなとこまで来て、ガキの相手とはな・・・」
「平和な顔して・・・このコロニーにも軍隊はあるんだろうが」
アル:「戦争見たの初めてだよ。本物のモビルスーツも」
バーニィの名言その2「仲間!?戦争ごっこやってるんじゃないんだぞ!」
「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」第3話「虹の果てには?」でのバーニィの名言です。
この名言もバーニィとアルフレッド・イズルハとの会話の中で出てきました。
アルが無茶をしてバーニィが所属する部隊への接触をしようとして警察沙汰になった時にバーニィがアルに言い放った一言です。
この話はアルの子供目線で進行して行きますが、その子供ながらの目線だからこそ戦争の悲惨さが伝わってきますね。
バーニィ:「ったくなんて奴だ!警官連れて来るなんてお前正気か!?」
アル:「場所が分かんなかったんだ」
バーニィ:「分かってどうするつもりだった!?」
アル:「仲間に入れてもらう!」
バーニィ:「仲間!?戦争ごっこやってるんじゃないんだぞ!」
アル:「ごっこじゃない!」
バーニィの名言その3「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ。」
「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」第3話「虹の果てには?」でのバーニィの名言です。
バーニィがアルの期待を裏切るまいとついてしまった小さなウソです。
アルにとってバーニィは憧れの存在でしたので、自分の不甲斐なさを出したくない!そしてアルの期待を裏切れないと言う切ない気持ちからの名言ですね。
アル:「バーニィも人殺したことあるの?」
バーニィ:「えっ?・・・殺したかないけどなやられる前にやらなきゃこっちがやられる。ターゲットは落とすしかないんだ」
アル:「厳しい世界なんだ」
バーニィ:「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」
アル:「相手が凄腕だったの?」
バーニィ:「油断しちまったんだ。中立コロニーだって聞いてたのに突然ジムが出てくんだもんな、ありゃねーよ」
バーニィの名言その4「死んだ奴にはツキが無かったってことだ!隊長だろうと何だろうとツキが無い奴は死ぬんだ!」
「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」第5話「嘘だと言ってよ、バーニィ」でのバーニィの名言です。
嘘だと言ってよ、バーニィ!
アルフレッド・イズルハ/機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争pic.twitter.com/UH4zIvgEme
— ガンダムシリーズ名言集 (@gundamrem) 2019年3月3日
バーニィの不用意な一言から、バーニィ以外のサイクロプス隊の兵士が戦死し、落ち込んでいるバーニィにチャーリーから逃げることを促され、逃げることを決意!
そこにアルが登場して会話の中で、この名言が飛び出したわけです。
自分のミスで仲間を失い、失意のどん底にいるバーニィ‥この時のバーニィはきっと自暴自棄になっていたのではないでしょうか?
そして自分への苛立ち‥相当複雑な気持ちだったと思います。
バーニィ:「そうか。座れよ。喰おうぜ」
アル:「うん」
バーニィ:「どうしたんだよ?」
アル:「人間て簡単に死んじゃうんだね」
バーニィ:「またそんな話か、もう考えるな!」
アル:「でもー!」
バーニィ:「死んだ奴にはツキが無かったってことだ!隊長だろうと何だろうとツキのない奴は死ぬんだ!」
バーニィの名言その5「あいつを倒すためにもう1度攻撃をかけることにした。手伝ってくれるか?」
「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」第5話「嘘だと言ってよ、バーニィ」でのバーニィの名言です。
失意のどん底から、再び兵士として立ち上がることを決意したバーニィが、電話でアルに伝えた一言です。
この時のバーニィはきっと、自分を信じてくれているアルに対して、一番にその決意を伝えたかったのではないでしょうか?
自分を信じてくれる人がいると言うのは心強いものがありますね!
アル:「もしもし、もしもし!バーニィ?バーニィなの?バーニィ!」
バーニィ:「ああ、俺だよ」
アル:「バーニィあのね、さっきはごめんなさい。お願いだよ、僕達を助けて!バーニィ!」
バーニィ:「ああ、そのつもりだ」
アル:「ほんと?」
バーニィ:「ああ、あいつを倒すためにもう1度攻撃をかけることにした。手伝ってくれるか?」
アル:「うんもちろんだよ。ありがとうバーニィ!2人でやればきっと上手く行くよね?」
バーニィ:「ああ・・・上手く行くさ!」
アル:「大好きだよバーニィ・・・」
バーニィ:「バカ野郎・・・」
バーニィの声優・辻谷耕史さんの経歴まとめ!
バーニィの声を担当したのは声優で音響監督であった辻谷耕史さんです。
辻谷さんは、大学を卒業後、劇団東演に所属し同劇団に所属していた近石真介さんの影響で声優をはじめ、シーブック・アノーを演じたことをきっかけに声優や舞台など多くの舞台で主役級の役柄を演じるようになりました。
バーニィが登場した機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争が放送されたのが、1989年で機動戦士ガンダムF91よりも前に放送された作品となり、辻谷さんにとっては初のガンダムシリーズ主要キャラクターを演じた作品でもありました。
その他、辻谷さんが声優を務めた作品では、爆発的な人気漫画をアニメ化したスラムダンクに登場するライバル校「翔陽高校」の藤間健司役や犬夜叉での弥勒役があります。
辻谷さんは、声優や音響監督として活躍されていましたが2018年10月17日に自宅で突然倒れ、そのまま脳梗塞により帰らぬ人となりました。
その遺作となったのが、アニメ作品で戦国BASARAの別作「学園BASARA」での浅井長政役でした。
辻谷さんがお亡くなりになり、ガンダムシリーズの中でアムロ・レイやカミーユ・ビダンなどのガンダム乗りを演じた声優さんが初めてお亡くなりになってしまったという、非常に悲しい現実を受け入れなければならなくなってしまいました。
辻谷さんのご冥福をお祈りいたします。
バーニィのビデオレター全文の内容を紹介
作中第6話の冒頭でバーニィが最強ガンダムNT-1「通称アレックス」との戦いを前に主人公の小学生アルフレッド・イズルハに向けて録画したビデオレターがあります。
そのビデオレターに収められていたメッセージとは、
アル、いいかい、よく聞いてくれ。
この包みの中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。
このコロニーが、核ミサイルの標的になったわけを知る限りしゃべった。
もし俺が死んだら、これを警察に届けてくれ。
大人が本当だと信じてくれたら、このコロニーは救われると思う。
俺が直接警察に自首しようとも思ったんだが、何て言うか、そうするのは逃げるみたいに思えて、ここで戦うのを止めると自分が自分でなくなるような…
連邦が憎いとか、隊長たちの敵を討ちたいとか言うんじゃないんだ。
うまく言えないけど、あいつと…ガンダムと戦ってみたくなったんだ。
俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよくわからない。
アル、俺は多分死ぬだろうが、そのことで、連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。
彼らだって、俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。
無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分のことを責めたりしないでくれ。
これは俺の最後の頼みだ。
もし運良く生きのびて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る。約束だ。
これでお別れだ。
じゃあな、アル。元気で暮らせよ。
クリスによろしくな。
バーニィがアルフレッド・イズルハに向けたメッセージですが「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」という作品をまとめて表現した文章だと読み解くことができますね。
「嘘だと言ってよ、バーニィ」の場面を解説
「嘘だといってよ、バーニィ」というセリフは、一言も作品の中で発せられたことはありません。これは作品第5話のサブタイトルなのです。
第5話の中で、バーニィは、アルフレッド・イズルハに対して「自分はあと一機、敵のモビルスーツを撃墜すればエースになれる腕利きだ」と見栄を張っていました。
しかし、同じ隊の仲間たちが地球連邦軍に次々にやられてしまったためにバーニィは戦意を喪失してしまったのです。
そこでアルに対して「自分はモビルスーツなんで一機も落としたことが無い、ただのひよっこの足手まといなんだ」と告白。
そしてスペースコロニーから逃げることを決めたことも伝えました。
バーニィの告白を聞いたアルは、その真実を受け止めることができず、信じたくないという想いから「嘘だ!バーニィはあいつが怖くなったんで嘘をついてるんだ!」と叫んだのです。
このアルのセリフが第5話のサブタイトルになったわけです。
バーニィの命日はいつ?死亡の経緯とガンダムやザクとの関係も紹介
バーニィの命日は、宇宙世紀0080年12月25日です。
その最期は、サクロプス隊は変装して基地に潜入し破壊工作を行うものの、バーニィの不用意な一言によって正体が露呈し、バーニィを残して隊は全滅し、ルビコン作戦は失敗に終わりました。
その作成の失敗を知ったジオン軍上層部は、クリスマスにサイド6への核攻撃を企図しました。
一度は、自分一人でコロニーからの脱出を考えますが、アルやクリスを守りたいという想いから脱出寸前で思いとどまります。
その後、バーニィとアルは撃墜され放置されたザク改をアルと共に修理、そして友軍の核攻撃を中止させるため、タイムリミット内にガンダムNT-1の破壊に単身で挑むことを決意したのです。
しかし、その一方で核攻撃を企図していたジオン艦隊は、地球連邦軍と遭遇し交戦後、投稿したことによって核攻撃は回避されていました。
それを知らないバーニィは、ガンダムNT-1をコロニー内の森に誘い出してゲリラ戦に持ち込み、破壊には至らないものの、ヒートホークでガンダムの頭部を切断し、戦闘不能にまで陥らせたのですが、同時に自身はガンダムNT-1のビームサーベルをコクピットと機関部に直撃を受けてしまいます。
そこに「もう戦わなくてもいい」と駆け寄るアルの面前でザク改は大爆発を起こし、バーニィは壮絶な死を遂げたわけです。
このようにバーニィは、数いるパイロットの中でも量産機以外のガンダムタイプのモビルスーツを「量産機」のモビルスーツで戦闘不能にまでした数少ないパイロットです。
バーニィの搭乗機体は、「ザク改」ということもあって、一部のゲーム作品では、バーニィ=ザクという図式が成り立っていうだけでなく、かなりのザクヲタクという設定もあるようです。
ただしOVAでは、そのような細かな設定はないので、ゲームだけの後付け設定のようですね。
バーニィの名言セリフと声優やビデオレター全文も紹介のまとめ
今回、バーニィことバーナードワイズマンの名言として独断と偏見で
1.「平和な顔して・・このコロニーにも軍隊はあるんだろうが」
2.「仲間!?戦争ごっこやってるんじゃないんだぞ!」
3.「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ。」
4.「死んだ奴にはツキが無かったってことだ!隊長だろうと何だろうとツキが無い奴は死ぬんだ!」
5.「あいつを倒すためにもう1度攻撃をかけることにした。手伝ってくれるか?」
を紹介しました。
バーニィは、召集令状によってなりたくもない兵士になり、そこでパイロットの素質を認められます。
モビルスーツパイロット養成を行う航空学校のモビルスーツ科に航空学生として入学するも切迫戦時下の中で養成期間は極端に短く、訓練を終えて間も無くグラナダ基地を拠点とする突撃機動第七師団隷下のモビルスーツ部隊に配属され、悲運の運命に向かっていくことになります。
戦争に翻弄され、自分に懐いてきた少年アルに対して、少しの見栄を張りたいがためだけに小さな嘘をついてしまいます。
戦争に翻弄されながら、少年アルとの絆を大切にし、必死に生きようとしたバーニィの姿は健気さが強く描かれているように感じます。
一度、バーニィとアルの関係やその内面に目を向けて作品を見るのも一つの楽しみ方ですね。