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ビルギットピリヨの名言まとめ!悲惨な最後や強さ検証と搭乗機体も

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ガンダムF91 ビルギットピリヨ 名言
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今回は映画、機動戦士ガンダムF91に登場する連邦軍のモビルスーツ・パイロット、ビルギット・ピリヨとその名言をご紹介します。

皮肉屋なところもありますが、兄貴分としてシーブックたちと共に、圧倒的に不利なフロンティアⅠで戦い抜きます。

エースではなく、等身大のパイロット候補生として描かれた人物……。

そこで今回は、ビルギット・ピリヨの名言とともも、バグとの戦いや悲惨な最後、パイロットとしての強さや評価、また、搭乗したモビルスーツ「ヘビーガン」などについてもチェックしていきますね。

ビルギットピリヨの名言セリフまとめ

それでは、ビルギットの名言で代表的なものをご紹介していきますね!

ビルギットピリヨの名言セリフ1:「もっとも、アンタのお袋さんが作ったバイオコンピューターだ、上手くフィットするかもしれねえ……君が、ニュータイプならだ」

映画「機動戦士ガンダムF91」でのビルギット・ピリヨの名言です。

フロンティアⅠに逃げ込んできたシーブックたちですが、本格的な戦闘に巻き込まれていきます。

劣勢に立たされている連邦軍は、シーブックのような民間人まで戦闘に徴用することになります。

この名言は、横暴でむちゃくちゃなレジスタンスのリーダー、コズモ・エーゲスに文句を言い、シーブックを気遣うシーンでのセリフでした。

コズモ「海賊のようなクロスボーン・バンガードにコロニーをひとつむちゃくちゃにされたのだぞ!?妹が殺され、冷たい宇宙に放り出されたくなければ、パイロットをやれ!」

シーブック「戦う必要がありません」

コズモ「命令だ!やれ!」

ビルギット「はい、そうですかと、モビルスーツが操縦できますか!……乗せられるなよ?」

シーブック「はい」

ビルギット「もっとも、アンタのお袋さんが作ったバイオコンピューターだ、上手くフィットするかもしれねえ……君が、ニュータイプならだ」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

パイロット候補生らしく、本来ならモビルスーツのパイロットがどれほど難しいかを知っているようですね。

さらりとニュータイプの情報も出てきますね。

リィズ「ニュータイプって?」

シーブック「パイロット特性のある人のことだよ」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

この時代ではニュータイプという概念は、アムロ・レイたちがいた時代とは違った形で伝わっているようです。

すっかり時代が変わってしまった、と感じさせる名言でもありますね(>_<)

「バイオコンピューター」というのはシーブックの母親が開発した装置ですね。

これがあると、モビルスーツとパイロットの感覚を共有するようなことも出来て、なおかつパイロットの意思を操縦に反映させられるそうです。

思い通りに動くし、センサーの得た情報をパイロットは自分の感覚みたいに得られるみたいです……。

ワクワクする装置ですね!

素人パイロットがエース化する理由のひとつにも使えるっていう、ストーリー上の違和感を無くす措置も兼ねるのでしょうけれど、富野監督のこうしたアイディアは毎回スゴイですよね(*’▽’)

ビルギットピリヨの名言セリフ2:「うあー!何機の敵がいるんだよ!」

映画「機動戦士ガンダムF91」でのビルギット・ピリヨの名言です。

ビルギットは愛機ヘビーガンに搭乗して、クロスボーン・バンガードのモビルスーツ部隊と戦うことになりました。

クロスボーン・バンガードのモビルスーツは新型のものであり、スピードがとても早く性能が良いのです。

連邦軍&レジスタンスの装備は貧弱を極めます……レジスタンスなんて、生身で戦っていますからね……っ。

クロスボーン・バンガードの攻撃にさらされ、次々と連邦軍のモビルスーツが撃墜されていきます。

ビルギットも敵機を損傷させることに成功しますが、多勢に無勢の状況に悲鳴をあげました。

ビルギット「うあー!何機の敵がいるんだよ!」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

連邦軍の劣勢っぷりが分かりやすい言葉です。

元々、壊滅状態の連邦軍勢力ですからね~(;’∀’)

ビルギットピリヨの名言セリフ3:「昔さ、ニュータイプってモビルスーツに関しちゃスペシャリストがいたよな」

映画、機動戦士ガンダムF91での、ビルギット・ピリヨの名言です。

敵を追い返すことに成功したシーブックはF91を操り、クロスボーン・バンガードに占領された故郷であるフロンティアⅣに潜入します。

ヒロイン、セシリーと遭遇するも、敵に見つかり、脱出の際にレジスタンス活動していた父親を死なせてしまいました。

整備士グルス「分かっているのか?これはお前の増長が招いた結果なんだぞ!……ガンダムが操縦出きるからって、一人で出かけなけりゃ、親父さんが死ぬことなんてなかった!」

ビルギット「昔さ、ニュータイプってモビルスーツに関しちゃスペシャリストがいたよな。そういうのって、たいがい個人的には不幸だったんだよなぁ」

レアリー「よしなさい、ビルギット」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

ガンダム世界のお約束にやたらと詳しいビルギットさん(;’∀’)

連邦軍のパイロットには、伝説としてニュータイプ・パイロットたちの強さや人生が伝わっているようですね。

ビルギットの皮肉屋な性格がポロっとでちゃいます。

元ネタはカイ・シデンとリュウ・ホセイっていうようなキャラクター造形なのでしょうか。ビルギットの魅力である、皮肉屋……嫌われ要素でもありますが、悪口使うとキャラクターの価値観が分かって良いですよね。

微妙な嫉妬を感じなくもない発言でもあります。

ニュータイプ=大天才パイロットという認識でしょうから、自分よりも有能な子がいると、男って嫉妬しちゃいますよね……。

等身大で本音を口にしてしまえる、素朴な男なのです。

ビルギットピリヨの名言セリフ4:「いいや、火力と機動力だ。オレが牽制するから、貴様が落とせ!」

映画、機動戦士ガンダムF91での、ビルギット・ピリヨの名言です。

「いいや、火力と機動力だ。オレが牽制するから、貴様が落とせ!」

クロスボーン・バンガードのフロンティアⅠ侵攻作戦がスタートします。

レジスタンスには、有能なスパイでもいるのかもしれません。

クロスボーン・バンガードのモビルスーツ部隊長でも知らない、フロンティアⅠ市民の虐殺計画をレジスタンスはとっくに掴んでいました。

モビルスーツ戦はやたらと弱いけど、やけに有能で勇猛なところがあるのが、フロンティアⅠのレジスタンスなんですよね。

勇気とか統率力の度合いだと、劇中では間違いなく最高の集団です。

逃げ腰の連邦軍よりも、はるかに強靭な戦う意志を持っています……まあ、負けたら虐殺だって理解していますからね。

とはいえ、あまりにも分が悪い戦況、そんなときに敵がフロンティアⅠに侵入してきます。

ビルギットたちは、迎撃のために出撃するのです。

シーブックに「オレより前に出るな!」と忠告しながら、戦場にヘビーガンで躍り出て、性能が上の敵機と競り合うビルギット。

追い詰められつつあるヘビーガンを、シーブックのF91が援護、敵を撃墜しました。

ビルギット「シーブック、よくやった!」

シーブック「偶然、偶然ですよ」

ビルギット「いいや、火力と機動力だ。オレが牽制するから、貴様が落とせ!」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

そして、そのままF91の前に出て、盾&牽制役になりながらヘビーガンを飛翔させるビルギット。

ヘビーガンに敵を引き付けておいて、F91の強力な攻撃力に敵を撃墜させる方法です。

シーブックを守りながら、敵を倒すことの出来る作戦を、ビルギットはとっさに思いつき、迷うことなく実行しました。

瞬時に戦力を分析し、得意不得意を活かした戦術…ガンダム界屈指の兄貴キャラですよね(p・ω・q)

ビルギットピリヨの名言セリフ5:「人間だけを殺す機械かよ!!」

映画、機動戦士ガンダムF91での、ビルギット・ピリヨの名言です。

いよいよ決戦が始まります。

クロスボーン・バンガードの鉄仮面は「バグ」と呼ばれる自立したドローンのような殺戮兵器により、フロンティアⅠに対して攻撃を仕掛けました。

フロンティアⅠに潜入したビルギットたちに、モビルスーツをも破壊する威力を持った、大型バグの群れが襲いかかります。

セシリー機はライフルのビームが出ません……火器管制が同士撃ちを防いでいるのかもしれません。

ヘビーガンが連携を発揮して迎撃し、F91の機動力がバグを撃墜し、どうにか第一波をしのぎます。

シーブック「どういうマシンなんだ?」

セシリー「知らないのよ。クロスボーン・バンガードだってひとつじゃないし」

シーブック「こんな強力なものが、地上で使われていたら……」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

F91とセシリーのビギナ・ギナが地上に向かいます……。

ビルギット「待てよ!お前ら勝算はあるのかよ?」

セシリー「お祖父様が作らせたの……?」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

……地上の街を破壊するバグの姿を、ビルギットたちは見ます。

ヘビーガンが飛び出していきました。

シーブック「……っ!ビルギット、うかつだ!」

地上に降下しながら、ヘビーガンは武装を解き放ちます。

ビルギット「人間だけを殺す機械かよ!」

出典:映画「機動戦士ガンダムF91」より

無抵抗の人間を殺戮していくマシーンに対して、怒りをみなぎらせたビルギットの代名詞ともいえる名言です!

モビルスーツ・パイロットとしての職業倫理の高さと人間性が、ビルギットを危険な死地へと飛び込ませることになります。

ビルギット最大の見せ場ですね。

常にパイロットとして模範的、あるいは22才の若者としては非常に冷静かつ客観的な判断力を持つ軍属でしたが……。

市民への無差別大量虐殺に気づいた時、三人のなかで誰よりも早く行動に移すのでした。

自分でも答えなど持たないリスキーな戦いに対して、三者のなかで最も貧弱な機体でありながら飛び込んでいきます。

ビルギットの生きざまや倫理観が反映された行動ですね。

この戦いの前に、シーブックの母親から、セシリーのことも頼まれています。

クロスボーン・バンガードの、敵の女王になるかもしれなかったセシリーのことを、死んだっていいとも取れる、当たり前な発言こそ言いますが……。

何だかんだで、セシリーのことも戦場では守ります。

ビルギットは常に戦場ではパイロットとしての職業倫理に篤い男なのです。

ビルギットピリヨの壮絶な最後!バグとの死闘も

ビルギット最後の戦いが始まります。

ヘビーガンで突撃した彼は、ミサイルとビームライフルでの射撃、接近してきたバグをビームサーベルで切り裂いていきます。

ビルギット「人間だけを殺す機械かよ!」

バグが持つ性質に嫌悪感を抱きつつ、ビルギットは奮戦します。

何機ものバグを倒しますが、ヘビーガンの右腕をバグに切り落とされ、直後、背後からの攻撃を浴び、ヘビーガンの両足さえも切られました。

それでもビルギットはあきらめません。

ビルギット「これしきのことで!」

左腕一本になったヘビーガンを、無理やりに飛ばし、退くことはありません……彼は常にチームの最前列を離れないパイロットです。

しかし、限界が訪れていました。

シーブックの援護も間に合わず、ビルギットのヘビーガンにはバグが集まり、ついにはバグがヘビーガンの胴体に凶刃を叩き込みます。

ダメージを負い、落下していくヘビーガン、そこに小型のバクが接近していき、自爆を行い、湖に落ちていくヘビーガンを爆破しました。

ビルギットの最後の行動は、はた目にはウカツで間違った選択だったかもしれませんが、目の前で大勢の人が無差別に襲われていたら、正しい判断はできないかもしれません。

パイロット候補生として、模範的な選択と十分な技量を発揮し……その最後は民間人を殺戮する兵器への激しい怒りの果ての戦死でした。

……ビルギット、カッコいいです(´;ω;`)

もちろん自己犠牲が正しいわけではないですが…。

ビルギット・ピリヨは、モビルスーツ・パイロットとしても優秀でしたが、一人の人間として信頼できる人物なのではないでしょうか。

ビルギットピリヨの強さを検証!

パイロットとしてのビルギットの強さは、どれぐらいのもだったのでしょうか?

経験値という見方をすれば、かなり乏しいものでしょう。

パイロット候補生という立場ですから、それほどの機乗時間は無かったのだと思います。

実戦という経験も、今回の紛争が初めてでしょう……。

まだまだ潜在的に強くなれそうなパイロットですね!(生き残っていれば…)

ビルギットの撃墜スコアは、

ザビーネ隊のモビルスーツの撃墜1機といくつかのバグ

そして、ドレル・ロナ隊の機体の脚一つも撃ち抜いています。

ヘビーガンは旧式のジェガンと同じ戦闘力に過ぎません。

そして、常に多勢に無勢の戦況に晒されながらも、対モビルスーツの戦闘ではシールド以外に被弾させませんでした。

連邦軍の正規パイロットたちを壊滅させたと思われる、ドレルやザビーネの隊員たちとも機体性能、戦力数が劣る状態でも互角に戦っています。

また、ビルギットは個人技よりも連携を重視していますね。

自分を牽制役&囮&盾にすることで、攻撃力の優れるF91に敵機を撃墜させるという作戦です。

味方機の作った隙にも抜け目なく反応し、性能で勝る敵機を仕留めていきます。

アイデアの能力として、ビームサーベルを回転させて敵を打撃したり、バリア代わりにしたりと、機転に優れていますね。

なので、

ビルギットのパイロットとしての能力は平均的な水準よりも高い

と言えるのではないでしょうか。

個人技、敵味方含めての戦力の把握、撃墜されないディフェンス力、そしてパイロットとしての判断力……。

どれもが及第点以上の成績だと思います☆

良いモビルスーツに乗っていたら、もっと活躍していたのでしょうが……。

小型化・高機動のモビルスーツの運用は後のVガンダムの時代から見ても、連携重視の動きとなっています。

ビルギットもそういう戦術を学んでいた世代の新米パイロットのようですね。

F91に指揮をする能力が確実にあります、さすがは正規軍のパイロットで、22才で少尉……。

士官学校卒のエリートっぽいですね、年齢と階級から察するに。

F91が50話アニメだったら、30話ぐらいまで生きていたかもしれませんね……。

職業倫理の高さと献身、指揮能力を発揮し、高い連携を見せる。

Vガンダムで言えば、シュラク隊みたいな立場でしょうか。

アニメ化されていたら、50話あたりで霊魂として出演し、シーブックに「右だぞ!」とか、具体的で短いアドバイスしてくれそうですよね……っ。

ビルギットピリヨの搭乗機体「RGM-109ヘビーガン」の武装や機体性能!

ビルギットの愛機、ヘビーガン!

作中では、30年ぐらい前に作られていたジェガンを小型化したというモビルスーツです。

出力が低く、敵の量産型機が使えるビームのバリアすらも発生させられません……っ。

小型化だけはされていて、15メートル級です。

頭部バルカン、ビームサーベル一基、低威力ビームライフルの連邦軍装備。

そして、威力を抑えたハンドグレネードがあります。

予算削減という開発のコンセプトからして、基本的に貧弱ですね。

ヘビーガン

体高15.8m
総重量23.5t
出力2,870kW
推進力82,260kg

 

敵の量産機の代表「デナン・ゲー」

体高13.9m
総重量19.2t
出力4,020kW
推進力80,400kg

出力は¾だわ、4tも重いわ、無意味に1.9メートルもでかくて弾に当たりやすいという機体ですね、ヘビーガン(´・ω・`)

武装の威力をいちいち抑えがちなのは、コロニー内での使用を考えられているためで、コロニーに穴を開けないための措置です。

基本的に対モビルスーツ戦用の機体というデザインでなく、警備用の機体というところかもしれません……。

なんて弱い機体に乗っていたんだ、ビルギット……(´;ω;`)ウゥゥ

レジスタンスのリーダーである退役大佐に、「なんでヘビーガンなんだ?」と、いくらか引かれているシーンもあります。

よくて中の下とかの扱いの機体っぽいですね。

まだマシなのあるんじゃないか?

……みたいな残念な機体です。

ただ、それ以上にいい機体というと「Gキャノン」とかなのでしょうか…設定上で連邦軍には良い機体があったのかもしれませんが…(MSVでしか見たことない)

しかし、連携することで小型機の強みは発揮されたのか、ビルギットの腕前のおかげか、対小型機の戦闘ではジェガンよりも好成績をおさめました。

Vガンダム時代の連携重視の戦いにつながるような働きでした。

マケドニアコロニーでも使われていましたからネ!

ビルギットピリヨの声優・塩屋翼さんの経歴や代表作をチェック!

ビルギットの声優で知られる塩屋翼さんは、14才で手塚治虫先生の、海のトリトンにおいてトリトン役でデビューしています。

すげー、漫画の神様の作品の主役だ!

たつの子プロの名作、ガッチャマンでもメインキャラ、つばくろの甚六!

デビューから目立ちますね、塩屋さん!

機動戦士ガンダムでも、ハワド役で登場!

ホワイトベースのメカニックで、脱走もしたことある少年兵です。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYでスパイのニック・オービル!

SLAM DUNKで宮城リョータ役も!

そして、ガンダムというか富野監督つながりだと言わないわけにはいけませんね!

『伝説巨神イデオン』の主人公である、ユウキ・コスモです!

イデオンは、富野監督の最高傑作ともいえる作品です!

トラウマだらけのアニメですが、今活躍しているアニメ監督や多くのクリエイターにも影響を与えた名作ですよ。

なんせ、スケールが死ぬほどデカイ!

これ超えたスケールは無いんじゃないですかね。

そんなイデオンの主人公ユウキ・コスモだったんですね……っ。

あの複雑な人間性を持った、繊細な赤アフロを演じられていたのですね!

なんか、個人的には感動です!

どこかストレートな感情だけでなく、腹の奥には人に滅多と見せない信念を持っているキャラクターとかが得意っぽいですね。

隠れた熱さを秘めてる役とか!

ビルギットピリヨの名言、また、悲惨な最後や強さ検証と搭乗機体のまとめ

今回は、ビルギット・ピリヨの名言として、以下の5点を紹介しました!

・「もっとも、アンタのお袋さんが作ったバイオコンピューターだ、上手くフィットするかもしれねえ……君が、ニュータイプならだ」

・「うあー!何機の敵がいるんだよ!」

・「昔さ、ニュータイプってモビルスーツに関しちゃスペシャリストがいたよな」

・「オレが牽制するから、貴様が落とせ」

・「人間だけを殺す機械かよ!!」

ビルギット・ピリヨはエースでもニュータイプでもありません。

また、イケメンでもなく、そんなに普段の性格も良くはないかもしれません。

しかし、彼の真の魅力は

高い職業倫理や正義感、後輩を助けようとしている兄貴的な性格

にあるように思います。

どんな仕事にも課されるべき哲学やルールがあるものですが……。

ビルギット・ピリヨはモビルスーツ・パイロットとしての倫理を貫いた人物です。

F91では、本当にろくな大人が出てこないのが特徴でもあります……シーブックの両親と一部の艦長ぐらいでしょうか、人間性のある大人は。

クロスボーン・バンガードに襲撃され、装備も人員も劣るなかでの抵抗運動……。

人間性を気にしていられない極限状況のなかでも、ビルギット・ピリヨは職業としての正しさを貫いた男です。

等身大の好人物ですね!

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