セシリーフェアチャイルドの名言セリフまとめ!悪女な理由も
今回は、機動戦士ガンダムF91のヒロインであるセシリー・フェアチャイルドとその名言を紹介します。
作中でのセシリーは、フロンティア総合学園普通科に通う17歳の少女で、その本名は「ベラ・ロナ」であり、本作のラスボスとなるカロッゾ・ロナの娘なのでした。
本文では、セシリー・フェアチャイルドの名言やセリフを中心に、セシリーが悪女と言われている理由、かわいい表情を見せている場面のほか、声優さんについても触れていきます。
もくじ
- 1 セシリーフェアチャイルドの名言セリフまとめ
- 2 セシリー・フェアチャイルドの名言その1「そんなあなただから、母にまで愛想をつかされたのだと、気付かないのですか」
- 3 セシリー・フェアチャイルドの名言その2「私はその母の娘です」
- 4 セシリー・フェアチャイルドの名言その3「私の腕ではなく、モビルスーツとはとても柔らかいマシーンだと感じました」
- 5 セシリー・フェアチャイルドの名言その4 「私はまだ、セシリー・フェアチャイルドよ!」
- 6 セシリー・フェアチャイルドの名言その5「血縁は自分の手で断ち切る!」
- 7 セシリー・フェアチャイルドの名言その6「機械が喋る事か!」
- 8 セシリーフェアチャイルドが悪女な理由とは
- 9 セシリーフェアチャイルドのかわいい場面を紹介!美人の理由を解説
- 10 セシリーフェアチャイルド声優冬場由美のプロフィールまとめ
- 11 セシリーフェアチャイルドとカテジナが似てる理由を解説
- 12 セシリーフェアチャイルドとザビーネの関係を解説
- 13 セシリーフェアチャイルドの名言セリフと!悪女な理由のまとめ!
- 14 続けて読まれている記事はコチラ!
セシリーフェアチャイルドの名言セリフまとめ
では、セシリーフェアチャイルドの名言を5つ紹介してみますね!
セシリー・フェアチャイルドの名言その1「そんなあなただから、母にまで愛想をつかされたのだと、気付かないのですか」
機動戦士ガンダムF91でのセシリー・フィアチャイルドの名言です。
セシリーはシーブックが死んだと思いロナ家に戻り育ての親であるシオ・フィアチャイルドと再会した時に育ての親シオに対する一言ですね~。
この時のセシリーはシーブックが死んだと思い込んでロナ家として生きることを決めたわけです。
しかしその策略に育ての親が絡んでいたとわかれば、ショックは相当大きかったのではないでしょうか?
シオ「おお、ご無事でベラ様、お里帰り本当におめでとうございます」
セシリー「そんなあなただから、母にまで愛想をつかされたのだと、気付かないのですか」
シオ「せざるを得なかったのですよ…せざるを‥」
セシリー・フェアチャイルドの名言その2「私はその母の娘です」
機動戦ガンダムF91でのセシリーフェアチャイルドの名言です。
セシリーが祖母マイッツァー・ロナからコスモバビロニア建国に向けた貴族主義に対する気持ちを打ち明けられ、セシリーの母ナディア・ロナの話になった時のセシリーの名言です。
マイッツァー自身、自らの考えでナディアを追い詰めてしまったことに気づいていたということになるようです。
しかし、娘ナディアに向けることの出来ない期待をセシリーに向けてしまっていると言うことなんでしょうか‥複雑な気持ちです。
セシリー「でもその主義に押しつぶされたのは母でした。」
マイッツァー「私がナディアに厳格すぎたのだ‥それであいつは貴族の外道に走ってしまった‥」
セシリー「私は、その母の娘です」
セシリー・フェアチャイルドの名言その3「私の腕ではなく、モビルスーツとはとても柔らかいマシーンだと感じました」
機動戦ガンダムF91でのセシリーフェアチャイルドの名言です。
物語中盤、セシリーがベラ・ロナとしてモビルスーツの訓練を終え、ザビーネ・シャルにその操縦を褒められた時に返しの一言です。
セシリー自身、ハイスクールでのミスコンテスト受賞スピーチの際、空からモビルスーツが降ってくることを感じ取っていることをみてもニュータイプの可能性がありそうですね。
もしもニュータイプであれば、この頃の操縦技術は、機動戦士ガンダム逆襲のシャアに登場するクエス・パラヤくらいなのではないでしょうか?
ザビーネ「お見事です。すでに基本動作は習得なさっているようです」
セシリー「私の腕ではなく、モビルスーツとはとても柔らかいマシーンだと感じました」
ザビーネ「そう感じて頂ければ本望です」
セシリー・フェアチャイルドの名言その4 「私はまだ、セシリー・フェアチャイルドよ!」
機動戦ガンダムF91でのセシリーフェアチャイルドの名言です。
セシリーがビギナ・ギナで出撃し、コロニー内の戦闘でシーブック操るF91と交戦の結果、シーブックの存在に気づいたセシリー!
セシリーが勘違いでロナ家に戻ったことを告げられたシーブックとの会話での一言です。
シーブック「どうしてさ?セシリー!」
セシリー「こうなっちゃったのよ、こう出来ちゃったのよ。どうしたらいい?」
シーブック「どうしたらって‥セシリーは髪を切ってロナ家に戻るつもりだったんだろ?」
セシリー「違うわ!あなた達がみんないなくなったから‥他にしようがないって思えたから!」
シーブック「そうだったのか‥」
セシリー「私はまだ、セシリー・フェアチャイルドよ!」
セシリー・フェアチャイルドの名言その5「血縁は自分の手で断ち切る!」
機動戦ガンダムF91でのセシリーフェアチャイルドの名言です。
ガンダムF91。セシリーがシオ・フェアチャイルドの方へ一瞬顔を向けるたことで、既にセシリーはシオが死んでいる事に気づいていることがわかる。 pic.twitter.com/orkPf1gQRU
— おはぎ (@ohagi2334) 2017年3月11
物語終盤!カロッゾ・ロナとの最終局面!
ラフレシアを操り攻撃を仕掛けてくるカロッゾを目の前にして、カロッゾを自らの手で決着をつけると言う決意を表している一言ですね。
セシリー自身の人生を考えると名門に生まれるも、母の駆け落ちに付き合わされ、育ての親に裏切られ、実の父親を戦わなければならない‥ってどんな不運な人生なんだよ!
セシリー・フェアチャイルドの名言その6「機械が喋る事か!」
機動戦ガンダムF91でのセシリーフェアチャイルドの名言です。
これもセシリーとカロッゾとの会話の中での名言です。
セシリーとしては、実の父親に銃を向けること自体、覚悟のいることだったことでしょう‥
でもセシリーもきっと父親との関係に悩んでいたに違いありませんね。
カロッゾ「人類の10分の9を抹殺しろと言うのなら、こうもなろう!」
セシリー「機械が喋る事か!」
カロッゾ「私は機械ではない!任務遂行のためにエゴを強化した者だ!」
カロッゾ「しかも手足を使わずにコンロールできるマシンを使う私をナディアと同じく見下すとは‥つくづく女と言うものは、御し難いな‥」
セシリー「そうさせたのは、仮面を外せないあなたでしょう!」
セシリーフェアチャイルドが悪女な理由とは
ガンダムシリーズの中で最強のパイロットの他に議論に上がるのが、格好いいとか可愛いキャラクターの議論が有名ですが、意外にも興味を引く議論が「悪女」に関する議論です。
今回紹介するセシリー・フェアチャイルドも「悪女」として名前が挙がることが多いキャラクターでもあります。
では、なぜセシリーが悪女と言われるのでしょうか?
一つ目の理由は、その生い立ちにあります。
元々は、クロスボーン・バンガードのカロッゾ・ロナとナディア・ロナとの間に生まれ、ベラ・ロナを名乗っていました。
母ナディアがシオ・フェアチャイルドとの逢瀬を重ねた結果、ナディアがベラを連れてシオの元に行ったことでセシリー・フェアチャイルドを名乗るようになったわけです。
また、母ナディアも地球圏有数の巨大複合企業「ブッホ・コンツェルン」の会長マイッツァー・ロナの娘で「自由」と「身勝手」を履き違えたお嬢様です。
そんな母に育てられた生い立ちが非常に面倒くささを感じさせてしまいます。
もう一つは、すぐに手のひらを返す姿勢が理由だとも言われています。
セシリー・フェアチャイルドとして生きていたものの、祖父マイッツァー・ロナからコスモ・バビロニア帝国の象徴としてロナ家に迎えられます。
この時、セシリーはシーブック・アノーが死んだと思い込んでいました。
なので、コスモバビロニアの象徴として生きる決意をしたにも関わらず、シーブックと再会した途端、セシリー・フェアチャイルドとして生きることを選んでいます。
テレビ版なら、もっと自然な形で描かれた可能性もありますよね。
セシリーフェアチャイルドのかわいい場面を紹介!美人の理由を解説
セシリー・フェアチャイルドのかわいい場面として有名なのは、エンディング直前、宇宙を彷徨っていたセシリーをシーブック・アノーが探し出して再会した時のセシリーの表情です。
また、マイッツァー・ロナにロナ家に迎えられた時の入浴シーンなども有名なシーンです。
元々、セシリーは美形キャラクターとして有名で切れ長の瞳にブロンズの髪、整った顔立ちにスタイルも抜群でガンダムシリーズの中でもトップクラスの美人に描かれていますね。
ここで注目したいのが、セシリーの母親であるナディア・ロナの存在です。
ナディアもセシリー同様に切れ長の瞳にブロンズの髪、整った顔立ちの美人なのです。
つまりセシリーが美人なのは、母親に似ているという事です。
セシリーフェアチャイルド声優冬場由美のプロフィールまとめ
作中でセシリー・フェアチャイルドの声を演じたのは、声優の冬馬由美さんです。
冬馬さんは、千葉県出身で、かの有名なアニメ「ドラゴンボール」に出てくる天下一武道会のガヤで声優デビューを果たし、聖闘士星矢ではキグナス氷河とアンドロメダ瞬の少年時代を一人二役を演じています。
その後は、数々のアニメ作品で声優を務め、ガンダム作品では、セシリーのほか、新機動戦記ガンダムWや機動新世紀ガンダムXなどにも声優として参加されています。
旦那さんは、東映プロデューサーの吉田竜也さんだそうです。
セシリーフェアチャイルドとカテジナが似てる理由を解説
カテジナ・ルースは、機動戦士Vガンダムに登場する17歳の少女でヒロイン的キャラクターです。
作中では、家庭環境に恵まれなかったことで両親に幻滅し、また主人公ウッソ・エヴィンとペンフレンドの間柄であったものの、そのメールを疎ましくも感じるなど複雑な感情をさだけ出しています。
また登場初期は「利発で優しいお姉さん」であったものの人質として囚われ、士官であるクロニクル・アシャーに惹かれてからは、お姉さんキャラとはかけ離れた姿を見せるなど、当時の視聴者を困惑させたキャラクターでもあります。
では、セシリー・フェアチャイルドとカテジナ・ルースが似てるという話が出てくるのはなぜでしょうか?
それは生まれた家庭環境こそ違えど、同じ17歳であり、結果としてお互いに両親に対して嫌悪感を抱いている様子があること、そしてモビルスーツのパイロットとして急成長を遂げていることもあります。
こうした外見的要素に加え、二人ともガンダムシリーズの「悪女」としても名前が挙がっていることも共通点としてあげることができますが、これは、ガンダム作品によく登場する「敵味方の陣営を行き来するキャラクター」であるためかもしれませんね。
外見的な境遇が似ていることと、性格的にもセシリーは、自分の生き方が定まらずに迷走して性格が変わっている様子がある一方で、カテジナは登場初期から性格が正反対に変わっていることなどが似ていると言われる要因なのかもしれません。
セシリーフェアチャイルドとザビーネの関係を解説
ザビーネ・シャルは、クロスボーン・バンガードの精鋭部隊「黒の部隊」の指揮官であり、フロンテティアの制圧後には、マイッツァー直々にベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の補佐役を命じられた人物です。
「感情を処理できん人類はゴミだと教えた筈だがな」/ザビーネ・シャル pic.twitter.com/YWXeRSZ1Zj
— かるなっく@KVK隊員 (@kalnuck_second) 2019年1月14日
では、セシリーとザビーネの関係はどうだったのでしょうか?
ザビーネは、モビルスーツパイロットとしても非常に優秀で隻眼でありながら、高い操縦技術を持っていて宇宙世紀0120年代では最高峰の実力を持っていると言われ、指揮官としても非常に優秀でマイッツァーからの信頼も厚かったのです。
そのような背景事情もあってザビーネは、名門ロナ家の家名を手に入れるためにセシリーの補佐役を命じられたことを機会にセシリーに取り入ろうとしています。
ちなみにザビーネは、ロナ家の家名を手に入れるため、補佐役を命じられたことを好機と捉えセシリーに近づこうとしてアプローチしていますよね。
ザビーネとしては、ロナ家に取り入る目的でセシリーに近づいているわけですから、恋愛感情は皆無と言っていいと思います。
ただ成り上がるためのツールとしてか考えていなかったと思われます。
また、セシリーとしてもザビーネの本心に気づいていたからこそ、そのアプローチに乗らなかったのではないでしょうか?
つまりこの二人の関係は、セシリーにとってザビーネはただの補佐役、ザビーネにとってセシリーは成り上がるためのツールの一つでしかなかったということだとお思います。
これがテレビ版なら、「Vガンダム」のクロノクルとカテジナのような関係だったかもしれませんね。
セシリーフェアチャイルドの名言セリフと!悪女な理由のまとめ!
セシリー・フェアチャイルドの名言として
1.「そんなあなただから、母にまで愛想をつかされたのだと、気付かないのですか」
2.「私はその母の娘です」
3.「私の腕ではなく、モビルスーツとはとても柔らかいマシーンだと感じました」
4. 「私はまだ、セシリー・フェアチャイルドよ!」
5.「血縁は自分の手で断ち切る。」
6.「機械が喋る事か!」
の5つを紹介してきました。
セシリー・フェアチャイルドは、生まれながらにしてコスモ・バビロニア建国戦争で最も振り回される少女です。
そしてこの戦争によってシーブック・アノーと親密となり木星戦役期にはベラ・ロナとして登場することにつながっていきます。
ガンダムシリーズトップクラスの美人キャラクターでありながら「悪女」としても名前が挙がってしまうセシリーですが、作品時間の短さのせいでそのように見えてしまうようでした。
作中ではコスモ・バビロニア建国戦争に翻弄されたことで様々な感情を押し殺して、生き抜こうとするセシリーの姿と見ることができますので、そのような目でもう一度作品を見直しても良いのではないでしょうか?