ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

アリーアルサーシェスの名言セリフまとめ!ところがぎっちょんや演説内容も

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ガンダム00 アリーアルサーシェス 名言
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今回紹介するのは、アリー・アル・サーシェスとその名言です!

サーシェスといえば、ガンダム00にて常に刹那達ソレスタルビーイングと戦闘を交わしていた人物ですよね!

年齢は初登場時で35歳、第2シーズンでは40歳でした。

さらに身長は190cmと、かなりスタイルが良いようですね(*・ノェ・)コッソリ

また、サーシェスはガンダムマイスターにも個人的な遺恨を残す等、作中トップクラスの悪役としてその名を轟かせました。

戦いの美学を持ちながらも闘争本能や自身の欲求に忠実で、ガンダム00の作中で最も多くのネームドキャラクターを葬っています。

本文では、そんな最凶最悪のサーシェスの魅力を名言と共に紹介していきます!

アリーアルサーシェスの名言セリフまとめ

アリーアルサーシェスの名言セリフ1:「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない…。人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間ですよ」

機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第20話「変革の刃」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない…。人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間ですよ」

沙慈の姉、絹江・クロスロードは、ラグナ・ハーヴェイへの取材を断られてしまいます。

絹江は途方に暮れていましたが、ラグナの管理公社から出てくるサーシェスを捕まえて取材を申し込むことにしました。

それを了承したサーシェスは、急いでいるからという理由で絹江を車中に誘い、質問に答え始めます。

サーシェス:「知っているでしょう?ソレスタルビーイングの所有する、あのクルジスの少年兵がパイロットをしている、あのガンダムです」

絹江:「クルジスの…少年兵…」

サーシェス:「そのガキをですね、誘拐して洗脳して戦闘訓練を受けさせゲリラ兵に仕立て上げたのは、何を隠そう、この私なんです」

絹江:「あ…貴方は…」

サーシェス:「戦争屋です。戦争が好きで好きで堪らない…人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる最低最悪の人間ですよ」

絹江:「…!」

出典:機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第20話「変革の刃」より

サーシェスがいかに戦争を自分の人生そのものとして生きているかが伺えるセリフですね。

また、サーシェスは総裁であるラグナにも自分の本性は全て語らず、自身が「ゲイリー・ビアッジ少尉」と呼ばれていたことを話していました。

ここでもアリー・アル・サーシェスの名前を使わなかったように、組織や戦場を渡り歩く際には偽名を用いて各地を放浪していたのでしょうね。

そう思うとサーシェスという名前自体が本名なのか怪しくなってくるところですが、小説版ではその名前すらも偽名だと発言されていたようです。

つまり彼の本名はサーシェス本人しか知らないということですね…(`・д´・;)ゴクリ

ここでのサーシェスのしたたかさや狡猾さは視聴者にかなりのインパクトを与えたことでしょう。

ちなみに、ラグナと面会している時のサーシェスは、髭を剃りスーツ姿という清潔感のある姿で、戦場にいる時よりも若い印象を受ける身なりをしていました。

髭のせいで年齢が分かり辛いのですが、この時の実年齢は35歳だそうで、まだ社会人に置き換えても若いですよね…。

その見た目も相まって、絹江を車に乗せて真実に迫った彼女に自身の真の経歴を嬉しそうに話し、最後は暗殺してしまう立ち回りは悪役そのものでした。

基本的に善悪の概念がはっきりしないガンダムシリーズにおいて、珍しく悪人だと断定できるキャラクターですね。

アリーアルサーシェスの名言セリフ2:「てめえだって同類じゃねえか。紛争根絶を掲げるテロリストさんよぉ!」

機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第23話「世界を止めて」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「てめえだって同類じゃねえか。紛争根絶を掲げるテロリストさんよぉ!」

サーシェスはミハエルから奪取したスローネツヴァイに乗り、ロックオンと対峙します。

ロックオンは、家族を失う原因となった自爆テロがサーシェスの指示で行われたものであったため、サーシェスをテロリストだと糾弾しました。

それに対して、サーシェスは中東の反発やソレスタルビーイングのやっていること等、リアルに起きている世界事情について話しながら反論します。

サーシェス:「ふっ!クルジスのガキに聞いたか!!」

ロックオン:「くっ…アイルランドで自爆テロを指示したのはお前か!!何故あんな事を!」

サーシェス:「俺は傭兵だぜ。それになぁ!AEUの軌道エレベーター建設に、中東が反発すんのは当たりめーじゃねぇかぁ!!」

ロックオン:「関係ない人間まで巻き込んで!」

サーシェス:「テメーだって同類じゃねーか、紛争根絶を掲げたテロリストさんよぉ!!」

ロックオン:「咎は受けるさ…お前を倒した後でなぁ!!」

出典:機動戦士ガンダム00 第1シーズン 第23話「世界を止めて」より

客観的に見るとどちらもテロリストであることに変わりは無いので、サーシェスのこのセリフは至極全うに聞こえますよね(;´・_・`)ゞ

また、サーシェスとロックオンの戦闘で主に用いられている「COUNTERATTACK」というBGMは、トリニティ三兄妹の戦闘シーン等でも使われています。

特に今回のシーンでは、より緊張感のある仕上がりになっているように感じますね。

実はこのBGM、ガンダムファンからは「戦闘狂の唄」と呼ばれて親しまれているようです(。 ・ω・))フムフム

ソレスタルビーイングの敵として、最も多くの名のあるキャラクターを屠ってきた人物に相応しいBGMだと言えますね!

アリーアルサーシェスの名言3:「ところがぎっちょん!」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第8話「無垢なる歪み」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「ところがぎっちょん!」

戦闘を終えて帰投する刹那とティエリアの会話に割って入った際に放った名言です。

刹那:「すまない。俺のミスだ」

ティエリア:「だが、見付けたぞ刹那」

刹那:「…?」

ティエリア:「世界の歪みを。そうさ、僕達はガンダムで世界の歪みを破壊する!」

サーシェス:「ところがぎっちょん!」

刹那:「あのガンダムは…!」

ティエリア:「スローネの発展型…ま、まさか!」

出典:機動戦士ガンダム00 2第シーズン 第8話「無垢なる歪み」より

アリー・アル・サーシェスお馴染みの名ゼリフですね!

彼の登場するゲームには必ずと言っていい程、このセリフが使われています。

ちょっと砕けた感じのセリフですが、戦闘狂であり、戦場を楽しむ余裕がある彼にはピッタリなセリフと言えますね!

また、この時のサーシェスは、ガンダムスローネの発展機であるアルケーガンダムに乗っていました。

これまでより一層禍々しくなったデザインのガンダムに乗るサーシェスは、さらに悪役しての印象を深めたことでしょう((ノ)゚Д゚(ヽ))

アリーアルサーシェスの名言セリフ4:「再生治療のツケを払え!てめぇの命でな!」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第9話「拭えぬ過去」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「再生治療のツケを払え!てめぇの命でな!」

モビルスーツで刹那との一騎打ちの際に放ったセリフです。

サーシェス:「さぁ、始めようじゃねぇか!ガンダム同士による、とんでもねぇ戦争ってやつをよぉ!!いけよ!ファングー!!」

刹那:「くっ…速い!」

ティエリア:「前とは違う!あっ、ぐああああああ!」

サーシェス:「物足りねぇなぁ!ガンダムー!」

刹那:「くっ…生きていたのか!アリー・アル・サーシェス!」

サーシェス:「おうよ!けどな、お前らのせいで体の半分が消し炭だ!野郎の命だけじゃ物足りねぇんだよぉ!」

刹那:「くっ…貴様ー!」

サーシェス:「…再生治療のツケを払え!!テメーの命でなぁ!!」

出典:機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第9話「拭えぬ過去」より

サーシェスは、3年前の戦いでロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)と相打ちになった際に乗機のスローネ・ツヴァイと共に身体の半分を吹き飛ばされました。

しかし、瀕死の状態からリボンズに拾われて再生治療を施され、なんとか一命を取り留めることができたのです。

クワトロやムウなど、ガンダムシリーズのキャラクターは、モビルスーツを大破させられても意外と生き残っていたりしますよね…!

皆さんとても丈夫…||ョ゚ω゚;)

しかし復活してもなおソレスタルビーイングを追う理由は、ツケを払わせる為でも復讐でもなく、彼の闘争本能に正直に生きる姿勢から来るものでしょう。

相手を倒して功績を得たいという欲望よも戦闘で勝利したいという欲求は、ヤザンやギンガナムとは似て非なる狂気なのではないでしょうか…?

アリーアルサーシェスの名言セリフ5:「俺とやりあう気か?やめとけよ。せっかく拾った命、散らすことになるぜ?」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン第10話「天の光」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「俺とやりあう気か?やめとけよ。せっかく拾った命、散らすことになるぜ?」

ネーナ・トリニティは、3年前に兄2人を殺害したサーシェスと偶然にも再開を果たしました。

ネーナは兄達の復讐心に燃え、サーシェスに生身で挑みますが、戦闘経験の差で逆に圧倒されてしまいます。

この名言は、兄の復讐を果たすためにサーシェスに襲い掛かったネーナを押さえつけて言い返したセリフです。

サーシェス:「何してんだい?」

ネーナ:「…!」

サーシェス:「よっ!」

ネーナ:「あんた!あんたは…ミハ兄ぃと…ヨハン兄ぃの…、あんたが兄ぃ兄ぃズを!!」

サーシェス:「ああそうかぁ、どこかで見たことがあると思ったら、あの時の嬢ちゃんか。めっきり女らしくなっちゃって。」

ネーナ:「あんたぁー!!うっ!」

サーシェス:「俺とやり合う気か?やめとけよ、せっかく拾った命、散らすことになるぜ。」

ネーナ:「くっ…、くぅぅ…!」

出典:機動戦士ガンダム00 第2シーズン第10話「天の光」より

この時、ネーナを殺さず逃がしたことに、サーシェスなりのルールがあったかのように見えます。

実はサーシェスがただ一方的に虐殺するような事を好んでいないということが伝わりますね。

実際、第1シーズンにてヨハン・トリニティと対峙した際も、銃でヨハンを撃った後でモビルスーツ戦に誘う方法を取っていました。

このような部分でサーシェスの中にも戦闘に拘りがあることが感じ取れます。

とはいえ、一瞬のうちにミハエルの頭を撃ち抜いた事を思うと理不尽極まりないですね…。

それによく考えるとモビルスーツ戦の前にパイロットを負傷させるのもズルいような…(´゚ω゚`;)

アリーアルサーシェスの名言セリフ6:「また殺してやるよ、え?ガンダムさんよぉ!」

機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第23話「命の華」でのアリー・アル・サーシェスの名言です。

「また殺してやるよ、え?ガンダムさんよぉ!」

ロックオンとの白兵戦の最中に発したセリフです。

サーシェス:「やっぱ戦争はぁっ!白兵でねぇとなぁっ!」

ロックオン(ライル):「ほざけよ!」

サーシェス:「また殺してやるよぉっ!え?ガンダムさんよお!」

出典:機動戦士ガンダム00 第2シーズン 第23話「命の華」より

サーシェルの駆るアルケーは、狭い空間でロックオンの乗るケルディムガンダムと一対一の戦闘になります。

接近戦で有利なサーシェスに軍配があがりそうな戦いでしたが、ティエリアがベーダを奪還することでアルケーガンダムが機能障害を起こし、ロックオンに敗北しました。

また殺してやるよ!というセリフですが、サーシェスはニールが明確に死亡したこともケルディムのパイロットがライルであることも知らないんですよね。

なので、単純に今サーシェスの前に立つケルディムが、前大戦で撃破したデュナメスガンダムの後継機であろう見た目をしていたために発したセリフなのかもしれませんね。

そして、この戦いの後にアルケーから降りたサーシェスをロックオンが追いかけ、サーシェスが銃を捨てて降伏する素振りを見せます。

この時、サーシェスはロックオンの殺意が一瞬薄まったのを察して再び銃を取ろうとしますが、ロックオンの早撃ちで眉間を撃ち抜かれて戦死しました。

サーシェスの最期にしてはあっけないという見方もありますが、散々人々を惨殺してきた人間の末路が復讐されて終わりというのも、ある意味正当な終わり方だとも取れますね。

アリーアルサーシェスの演説とその他の名言セリフ!

これまでアリー・アル・サーシェスの名言を6つ紹介しましたが、彼の名言はこれだけではありません。

まずは第1シーズンの第1話「ソレスタルビーイング」の冒頭で登場するサーシェスの演説を紹介します。

「この戦いは、神の御前にささげられる聖戦である。伝統を軽んじ、神の土地を荒らす不信仰者どもにわれわれが鉄鎚を下すのだ。不信仰者どもに屈服してはならない。われわれは戦いで死すことによって神の御許へ導かれるだろう。この戦いは神の御前にささげられる聖戦である。伝統を軽んじ、神の土地を荒らす不信仰者どもに。われわれは、鉄鎚を下すのだ」

そして、そのほかの名言はこちらです。

■アリー・アル・サーシェス(ガンダム00 第1シーズン)のそのほかの名言

「ちょいさぁ!」 第7話「報われぬ魂」
「了解しました。第四独立外人機兵連隊、ゲイリー・ビアッジ少尉、 ただ今を持って極秘任務の遂行に着手します!」 第14話「決意の朝」
「まったく…ソレスタルなんたらのせいで…!」 第20話「変革の刃」
「任せろや!」 第23話「世界を止めて」

■アリー・アル・サーシェス(ガンダム00 第2シーズン)のそのほかの名言

「そうよ、そのまさかよ!」 第5話「故国燃ゆ」
「馬鹿が!」 第24話「BEYOND」

アリーアルサーシェスの名言セリフのまとめ

今回は、アリー・アル・サーシェスの名言として

・「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない…。人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間ですよ」
・「てめえだって同類じゃねえか。紛争根絶を掲げるテロリストさんよぉ!」
・「ところがぎっちょん!」
・「再生治療のツケを払え!てめぇの命でな!」
・「俺とやりあう気か?やめとけよ。せっかく拾った命、散らすことになるぜ?」
・「また殺してやるよ、え?ガンダムさんよぉ!」

の6つのセリフをはじめ、様々なセリフを紹介しました。

こうして振り返ると、サーシェスはガンダムシリーズの中でも群を抜いて戦争に拘りを持っていた狂人と言えますね。

しかしその中でも戦争という現実を誰より理解し、その中で自分という存在をフルで活かしてきたキャラクターもサーシェスくらいでしょう。

最後の最後まで情に揺れることなく自分を貫いた人物でしたね。

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