カロッゾロナの名言セリフまとめ!素顔画像やアンジェロ説の真相も
今回、紹介するのは、機動戦士ガンダムF91に登場するラスボス、カロッゾ・ロナと、その名言です。
カロッゾ・ロナは、作中で地球連邦政府の打倒を理想とする貴族主義実現のために、秘密裏に結成された軍事組織「クロスボーン・バンガード」の指導者です。
ちなみに年齢は45歳!
そして、作中においては中世ヨーロッパの騎士を彷彿とさせる鋼鉄の仮面を被っていることから「鉄仮面」とも呼ばれています。
本文では、カロッゾ・ロナの名言を中心にサイボーグ説や奥さんとの関係のほか、搭乗機体などを紹介していきます。
もくじ
- 1 カロッゾロナの名言セリフまとめ
- 2 カロッゾロナ の名言その1「私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかも知れん。それを抑えるためのマスクなのだ。」
- 3 カロッゾロナ の名言その2「誰も良心も痛めることのない、良い作戦であった。機械による無作為による粛清…」
- 4 カロッゾロナの名言その3 「私は機械ではない。任務遂行のために、エゴを強化した者だ。」
- 5 カロッゾロナ の名言その4 「しかも脳波コントロールできる!しかも手足を使わずにコントロールできるこのマシーンを使う私をナディアと同じように見下すとは!つくづく女というものは、御し難いな!」
- 6 カロッゾロナの名言その5「質量を持った、残像だというのか!?」
- 7 カロッゾロナの素顔画像は?
- 8 カロッゾロナのアンジェロ説を解説
- 9 カロッゾロナのサイボーグ説を解説
- 10 カロッゾロナってかわいそう!?奥さんやシオフィアチャイルドのと関係も
- 11 カロッゾロナとガンダムF91が似ている理由
- 12 カロッゾロナの搭乗機体を紹介!
- 13 カロッゾロナの担当声優は?
- 14 カロッゾロナ 名言セリフ!素顔画像やアンジェロ説の真相まとめ!
- 15 続けて読まれている記事はコチラ!
カロッゾロナの名言セリフまとめ
質量を持った、残像だというのか!?
-カロッゾ・ロナ(機動戦士ガンダムF91)pic.twitter.com/hQcsCeKkif— 哀戦士 (@gundam_media) 2018年12月24日
それでは鉄仮面ことカロッゾ・ロナの名言をチェックしていきましょう!
カロッゾロナ の名言その1「私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかも知れん。それを抑えるためのマスクなのだ。」
機動戦士ガンダムF91でのカロッゾロナ の名言です。
元妻のナディア・ロナをシオがカロッゾの目の前に連れて行った際、ナディアとカロッゾのやりとりの中でナディアに対して放った一言です。
この時、カロッゾはナディアから「素顔で話す勇気がなかったから」と言われてしまい、それに対する一言してこの発言が飛び出したようです。
さすがは元妻!カロッゾの心を知っているということでしょうか!?
マイッツアー「高貴な生まれも考えずに感情だけに走る女なぞ、我が娘ではない。
ベラの未来はベラ自身に選ばせればよい」ナディア「セシリー、お前はベラ・ロナではない」
セシリー「いいえ、私はビギナ・ギナのパイロット、ベラ・ロナです。
お母様のおっしゃる自由は、逃げ回る為の口実にしか聞こえません」カロッゾ「ナディア、人が旧来の感情の動物では、地球圏そのものも食い尽くすところまで来ているのだ。なぜそれがわからん」
ナディア「あなたはそれを素顔で言う勇気が無かったでしょう!?」
カロッゾ「…私も感情を持つ人間だ。素顔でいればお前を殴り殺していたかもしれん。それを抑えるためのマスクなのだ。人類は可程に情念を抑えなければならない時代なのだよ。しかし休み、お爺様と和解してくれると嬉しい…」
この直後、シオさんがお亡くなりに…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
カロッゾロナ の名言その2「誰も良心も痛めることのない、良い作戦であった。機械による無作為による粛清…」
機動戦士ガンダムF91でのカロッゾロナ の名言です。
空を飛ぶ丸ノコのような対人兵器「バグ」を使って、飛び回った挙句、人や物を切り裂いて行きました。
さらに「バグ」は入り組んだ所に隠れた人間に対しても自爆する子機を放ち殺戮を繰り返すマシーンについてカロッゾが発した一言いうわけです。
これは「ラフレシア・プロジェクト」により開発されており、カロッゾはフロンティアIに投入して大量虐殺を行うという悪魔の所業をこのセリフによって正当化しているというわけですね。
恐ろしい男です。
機動戦士ガンダムF91。
一般市民には一切危害を加えないと公言してフロンティアサイドに侵攻したクロスボーンバンガードだったが、 最終的には無差別殺人ドローン・バグをばら撒いてしまったのは、指揮官である鉄仮面ことカロッゾ・ロナの暴走だけが原因じゃないと思う。 pic.twitter.com/LaQ1gYY3ms— ぐりんまりもん@ファミコン古銭ドールおじさん (@grimarimon) 2019年2月17日
カロッゾロナの名言その3 「私は機械ではない。任務遂行のために、エゴを強化した者だ。」
F91。観た感想としては言いたいことというか言わなきゃいけないだろうってことが無数に押し寄せてくるんですけど取り敢えず鉄仮面はビジュアルも設定もかなり好きなキャラになりました。
やっぱり、ああいう異形だけど悲しいほど人間臭い悪役は嫌いになれないんだよなぁ。 pic.twitter.com/UUJ0bhxK6V— 斜風 (@08103_Regamys) 2018年11月5日
機動戦士ガンダムF91でのカロッゾロナ の名言です。
ラフレシアのテンタクラーロッドで、娘のセシリー操るビギナ・ギナを捉えた時のカロッゾ・ロナの一言なんです。
でもこの一言は、自分への劣等感をなくすために機械になったと言っているような気がします。
カロッゾロナ の名言その4 「しかも脳波コントロールできる!しかも手足を使わずにコントロールできるこのマシーンを使う私をナディアと同じように見下すとは!つくづく女というものは、御し難いな!」
機動戦士ガンダムF91でのカロッゾロナ の名言です。
これもラフレシアのテンタクラーロッドで、娘のセシリー操るビギナ・ギナを捉えた時のカロッゾ・ロナの名言です。
ビギナ・ギナを捕まえた後、自ら宇宙空間に飛び出し、ビギナ・ギナのコックピットハッチを素手でこじ開けた(ラフレシアのロッドで少し脆くしてある)後での一言というわけなんです。
このセリフについて、ラフレシアを自慢したと思われがちのセリフです。
しかしカロッゾが節々に垣間見せる「劣等感」を思うと、カロッゾは本当に寂しい人なんだなとつくづく思います。
カロッゾ「フハハハ…怖かろう!!」
セシリー「ああ!?」
カロッゾ、生身でビギナ・ギナに飛びつき、コックピットをこじ開ける。
カロッゾ「しかも脳波コントロールできる!」
カロッゾ、セシリーの腕を掴んで宇宙空間に引きずり出す。
セシリー「ああっ……ああっ!」
カロッゾ「しかも手足を使わずにコントロールできるこのマシーンを使う私を ナディアと同じように見下すとは! つくづく女というものは、御し難いな!」
セシリー「そうさせたのは、仮面をはずせないあなたでしょう!」
カロッゾ「まだ言うか!!!」
カロッゾロナの名言その5「質量を持った、残像だというのか!?」
機動戦士ガンダムF91でのカロッゾロナ の名言です。
ラフレシアを操るカロッゾがシーブック操るF91に攻撃を仕掛けたところ、リミッターが外れたF91がまるで分身を発生させたかのように攻撃を避けたのをみたカロッゾの一言です。
初めて見たカロッゾは、さぞ驚いたことでしょうねぇ。
ガンダムF91の鉄仮面、質量を持った残像〜のセリフの後の
モビルスーツのエンジンっ、ひとつぐらいでぇ!そこだぁ!
↓
攻撃外す
↓
オッ、オッ、ウンッ!(オロオロ
↓
そこかっ!?(驚き
↓
また外す
↓
化け物か・・・(お手上げ
↓
自爆の流れ、残虐なラスボスとは思えない情けない声出しててすき pic.twitter.com/N9X2gK7YSC
— 山本星野小松 (@koma2nagi) 2019年2月23日
カロッゾロナの素顔画像は?
カロッゾ・ロナの素顔は、劇場版のアニメと小説版の両方でみることができます。
カロッゾパパの素顔ってイケメンやな~(´・ω・) pic.twitter.com/CtwZY1fpQz
— ガンダムくん (@gundamkun78) 2019年3月4日
劇場版のアニメでは、セシリー・フェアチャイルドとマイッツアー・ロナの再会時の過去の回想シーンで登場しています。
この時の髪色が紫色だったため、「カロッゾ・ロナ=アンジェロ・ザウパー」説が囁かれたわけです。
また小説版では、美樹本晴彦さんにロナ家が集合している扉絵に頭髪が金髪のカロッゾ・ロナの姿が描かれています。
カロッゾロナのアンジェロ説を解説
機動戦士ガンダムUCに登場する袖付きのモビルスーツパイロットでフル・フロンタルの親衛隊長のアンジェロ・ザウパーがカロッゾ・ロナではないか?という説があります。
これは、カロッゾ・ロナとアンジェロ・ザウパーの髪の色が同じで年齢が近いことや機体が同じバラをモチーフにしている点年など共通点が見られたため、そのような説が生まれてきています。
ただ、この説の真相は、「アンジェロ・ザウパーはカロッゾ・ロナではない」ということでした。
そりゃそうでしょ~…(´・ω・)
カロッゾ・ロナの人物設定は、妻となるナディア・ロナと出会った際、大学院で科学者をしてバイオコンピュータの基部に精神波の一種の微弱な電気パルスを解析させながら記憶させるテーマを研究していたとされています。
また本名も「カロッゾ・ビゲンゾン」とされていますので、アンジェロ・ザウパーがカロッゾ・ロナであるには設定上、無理があると言えます。
カロッゾロナのサイボーグ説を解説
カロッゾ・ロナは作中で、生身で宇宙空間に出て半壊したモビルスーツのコクピットハッチをこじ開けるなど人間離れした行動からサイボーグ説も一部ではささやかれています。
ただ、カロッゾ・ロナは、サイボーグとは呼ぶことができない、というのが一般的な結論のようです。
カロッゾ・ロナの研究課題でもある人の意識を強化策プラン「ラフレシアプロジェクト」を自分の肉体で実験しています。
一応、作中では聞き慣れた「強化人間」というワードが何度か出てきますが、これまでのニュータイプを意識した強化人間とは趣旨が異なる使われ方をしているのが印象的で、ベラ・ロナがカロッゾ・ロナに対して「機会が喋ることか!」と罵声を浴びせているシーンもあります。
つまり、カロッゾ・ロナは、自らの研究課題を自らの肉体で実験を繰り返し、精神的肉体的にも人間からかけ離れた「改造人間」になったということです。
サイボーグのように完全に機械になったではなく、意識的に精神的、肉体的能力を極限以上に高めたというのが正解なのです。
カロッゾロナってかわいそう!?奥さんやシオフィアチャイルドのと関係も
カロッゾ・ロナの人生は、ロナ家当主マイッツァー・ロナの娘ナディア・ロナと結婚し、ロナ家の一員になったことで人生が一変しています。
元々は大学院で、バイオコンピュータの研究を進めていた研究者であったが、結婚を機にマイッツァーが唱える「コスモ貴族主義」に傾倒していったことがきっかけだったようです。
普通の幸せな生活を求めていたナディアは、カロッゾに愛想を尽かし、幼いベラ・ロナを連れて、パン屋を営む平凡な生活をしていたシオ・フェアチャイルドと失踪してしまいます。
カロッゾ・ロナは、コスモ貴族主義に傾倒したがために愛する妻と子供を失ったという点では、非常にかわいそうだと感じます。
しかし、コスモ貴族主義の実現に向けて活動する夫に愛想を尽かしたのはナディア・ロナですから、自分の妻をちゃんと見ていなかったカロッゾにも原因はありますね。
シオ・フェアチャイルドは、奥さんを奪われたいわば恋敵という存在です。
このように奥さんのナディアをさえないパン屋のシオに奪われたことを非常に後悔し、また自らを情けない男であると恥じ、自分の素顔や傷ついた感情を殺すために鉄仮面を被ることになりました。
そうして、カロッゾは理想国家コスモ・バビロニアの実現に向けて暴走していくわけです。
カロッゾロナとガンダムF91が似ている理由
機動戦士ガンダムF91のエンディングでは、ガンダムF91とカロッゾ・ロナの顔半分がくっつくシーンがあり、その顔が似ていることに気づいた人も多いはずです。
では、なぜあえてガンダムF91と鉄仮面を被ったカロッゾ・ロナの顔が似ていたのでしょうか。
それは、人間であるが心身共に強化し続け機械とまで呼ばれてしまったカロッゾ・ロナとモビルスーツ(機械)でありながらバイオコンピュータによって人間に近づいたガンダムF91の対比をしたとも言われています。
人工知能やロボット技術の発展によって、機械と人間の境目がなくなってくるという現代社会に向けられた警鐘なのかもしれませんね。
また、「バグ」の人間だけを探し出す機能と、F91とシーブックが宇宙に放り出されたセシリーを探し出せた機能も実は同じだったかも?と考えると、カロッゾとF91は表裏一体の存在だった、とも思えてきますね。
ただこれは、見た人によってはいろんな解釈があっていいと思うので、F91を何度も観て、深く考えてみると面白いかもですね。
カロッゾロナの搭乗機体を紹介!
カロッゾ・ロナの搭乗機体は、「XMA-01ラフレシア」です。
XMA-01ラフレシア、クロスボーン・バンガードの指揮官ガロッゾ・ロナが立案した「ラフレシア・プロジェクト」を基に開発した大型MA。接近戦用のデンタクラーロッドと超距離メガ粒子砲などを装備、機体と武装は、パイロットの脳波で制御できる。「はははは・・・怖かろう!」 pic.twitter.com/QFJ2oE4IVD
— 強欲の狼 (@3nRC4p9GmRmHIh9) 2018年3月15日
ラフレシアは、カロッゾ・ロナの研究課題「ラフレシア・プロジェクト」の遂行のために開発された試作型モビルアーマーで、その形は、巨大な花を想起させます。
その特徴は、制御方法でありカロッゾ・ロナの頭脳と接続した脳波コントロールで行われ、ネオ・サイコミュとも呼ばれる思考機器操作だそうです。
また、先端部には、ビームライフルとチェーンソーを併せ持ったテンタクラーロッドを125本も装備し、メガ粒子砲やIフィールドジェネレーターを備えています。
まさに、「宇宙を乱す物の怪」!
カロッゾロナの担当声優は?
カロッゾ・ロナの声を担当したのは、男性俳優の前田昌明さんです。
前田さんは、俳優として大人気ドラマの西部警察や相棒など数々のドラマに出演する一方で、洋画の吹き替えにも参加しています。
逆にアニメの声優としては、鉄腕アトムでエキストラ声優など代表作は少なく、アニメキャラクターで最も有名なのは、このカロッゾ・ロナ役ですね。
カロッゾロナ 名言セリフ!素顔画像やアンジェロ説の真相まとめ!
今回、カロッゾ・ロナの名言として
1.「私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかも知れん。それを抑えるためのマスクなのだ。人間はかようにも情念を押さえねばならん時代なのだよ。」
2.「誰も良心も痛めることのない、良い作戦であった。機械による無作為による粛清…」
3. 「私は機械ではない。任務遂行のために、エゴを強化した者だ。」
4. 「しかも脳波コントロールできる!しかも手足を使わずにコントロールできるこのマシーンを使う私をナディアと同じように見下すとは!つくづく女というものは、御し難いな!」
5.「質量を持った、残像だというのか!?」
を紹介してきました!
カロッゾ・ロナは鉄仮面を被って以降、自らのコスモ貴族主義を思想とした理想国家コスモ・バビロニア実現のため自らを実験台にしてきました。
精神と肉体を極限以上に強化し機械とまで呼ばれながらも、自分は人間である誇りを捨てず戦い抜いた人物です。
平和が続いたことによって全地球規模の組織として地球、そして宇宙を統治していた地球連邦政府は再び腐敗していた中で、新しい国家実現を目指したマイッツァー・ロナが起こした戦乱が舞台で自分を犠牲にしてまで戦ったカロッゾ・ロナ。
確かに作中では殺人兵器「バグ」を用いた大量殺戮を行った事実があり、この行為は決して褒められる行動ではありませんが、必ずしも戦争を仕掛けたクロスボーン・バンガードだけが悪いというわけではなく、腐敗し続ける地球連邦政府にも原因が存在しているわけです。