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ダリルローレンツの名言セリフまとめ!歴代機体とニュータイプ素養も【機動戦士ガンダムサンダーボルト】

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機動戦士ガンダムサンダーボルト ダリルローレンツ 名言
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ダリルローレンツの名言セリフまとめ!

歴代機体とニュータイプ素養も

今回は、機動戦士ガンダムサンダーボルトのダリル・ローレンツと、その名言を紹介いたします!

サンダーボルトは、青年漫画雑誌ビッグコミックスペリオールで連載されているだけはあり、戦争描写はオッサン好みの渋めの設定!

作者の太田垣康男先生はきっとプラトーンとかの、古いベトナム戦争映画が好きなのでしょうか…

(´▽`)そうなのかな~と感じさせてくれる作風です。

あとは個人的にはフォレスト・ガンプを感じました。

無情さとヤケクソ、若者がドラッグや音楽に逃避してるよーなソ連とかあった時代を下地にしてそうっすよ、サンダーボルト!

宇宙戦争なのに、基本的に泥臭いというか、リアルさよりベトナム戦争映画のノリ重視な感じの、古いタイプの戦争映画みたいで好物です!

野蛮でエネルギッシュな雰囲気に仕上がっているサンダーボルト!

機動戦士ガンダムの一年戦争最終局面と、その後が舞台となっています。(※諸説あり)

主人公は連邦側とジオン公国側の二人がいますが、尖ったタイプの連邦側のイオ・フレミング、一方のダリルはジオン公国側のマジメなタイプの主人公です!

今回は、ダリル・ローレンツの名言を中心に、どんな機体に乗っていたのか、そして、ガンダムシリーズではお馴染みのニュータイプ能力もあるのか、などについてまとめて紹介しますね!

ダリルローレンツの名言セリフまとめ☆

それでは、ダリル・ローレンツの名言、ならびにその経緯も合わせて見ていきましょう☆

ダリルローレンツの名言セリフ1「今度会ったときは逃がさない。次は必ずしとめてやる。俺はダリル・ローレンツ曹長。お前をいつも狙っているぞ」

「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」での、ダリル・ローレンツの名言です。

今度会ったときは逃がさない。次は必ずしとめてやる。俺はダリル・ローレンツ曹長。お前をいつも狙っているぞ

ダリルが所属するリビング・デッド師団は、ジオン公国軍の最終拠点、ア・バオア・クーへの補給路、「サンダーボルト宙域」を守っています。

特別製の義手義足のパイロットたちからなる、スナイパー・モビルスーツ部隊です。

ダリルはエース・スナイパーとして連邦側のジムを撃墜していきます。

宿命のライバルとなるイオ・フレミングのジムも撃破しますが、幸運にもイオのコアファイターは無事でした。

イオは機体から降り、生身でリビング・デッド師団のモビルスーツに接近、ダリルの同僚フーバーのモビルスーツのコクピットを開き……。

……拳銃で射殺します。

リビング・デッド師団の面々が驚愕するなか、イオは彼らを挑発するのでした……。

ダリル「運がいいだけの男は口が軽い」

イオ「義足野郎だけに遠くからこそこそ撃つのがお似合いだ」

ダリル「うっ…俺の足を笑うのか」

イオ「お前らの射点位置は把握した。帰りは死角を選んでクルージングだ」

ダリル「今度会ったときは逃がさない。次は必ずしとめてやる。俺はダリル・ローレンツ曹長。お前をいつも狙っているぞ」

イオ「イオ・フレミング少尉だ。ジャズが聞こえたら俺が来た合図だ」

出典:「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」より

ダリルとイオ、宿命のライバルとなる二人の出会いですね!

血なまぐさい感じの出会いです……お互いの仲間を殺し殺されですよ(; ・`д・´)

キャラ紹介のシーンでもありますね、特徴を際立たせるために、パワーのあるセリフを使わせていて、画面に広がる画作りも負けてはいません!

軽口を叩くイオも冷や汗を垂らしながら、基本はマジメで大人しいダリルも怒りの感情をむき出しにしながら挑発に乗るのです。

作風の雰囲気を教えてくれるシーンでもありますね。

ダリルローレンツの名言セリフ2「カーラ先生。痛み止めの薬をもらえますか?あなたが着けてくれた足が今夜は特に痛むんです」

「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」での、ダリル・ローレンツの名言です。

「カーラ先生。痛み止めの薬をもらえますか?あなたが着けてくれた足が今夜は特に痛むんです」

フーバーの遺体を回収して母艦に戻ったダリルたちですが、ダリルはフーバーのことを嫌いだったな、と語りました。

プレーボーイ気取りなところが好きではなかったのだと……。

技官のカーラ・ミッチャムはうつむき、フーバーの死を嘆きます。

人目をはばかることもなく大泣きするカーラは、どうやらフーバーと付き合っていた様子です……。

夜になり、ダリルの前にカーラが現れます。

カーラ「戦闘中の交信記録を聞いたわ。フーバーを殺した連邦のパイロット。ジャズが聞こえたらその男が来た合図なんでしょ」

ダリル「ええ」

カーラ「お願いよダリル。その男を必ず殺してね。撃墜王だもの。できるでしょ……?」

ダリル「……カーラ先生。痛み止めの薬をもらえますか?あなたが着けてくれた足が今夜は特に痛むんです」

出典:「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」より

ダリル編のヒロイン枠、カーラ・ミッチャムの登場シーンでもありますネ(*´з`)

カーラは有能な研究者であり、ダリルたち手足を失った負傷兵の特殊な義手を与えています。

この特殊な義手を使うことで、モビルスーツを意のままに操縦することが可能となるのです。

「リユース・P・デバイス(リユース・サイコ・デバイス)」

その操縦システムの開発者がカーラ・ミッチャム博士であります。

ちなみに、ダリルは戦争初期に両足を失っており、カーラのリユース・P・デバイスの開発協力者としても戦場にいるわけです。

悪く言えば、リビング・デッド師団は実験的な要素の強いモルモット部隊という側面を持ってもいます。

ダリルはリユース・P・デバイスと本人の技量から、類いまれなる戦績をサンダーボルト宙域であげているわけです。

デブリマップを使った予測……その精度の異常なほどの高さから、ダリルは「ニュータイプじゃないのか」とも、仲間たちから言われていました。

ダリルローレンツの名言セリフ3「生き残ろう。生き残って、いつか心から笑おう。理不尽な現実こそ僕らを苦しめる本当の敵だ」

「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」での、ダリル・ローレンツの名言です。

「生き残ろう。生き残って、いつか心から笑おう。理不尽な現実こそ僕らを苦しめる本当の敵だ」

ダリルは戦闘を続けていきます。

ジオン公国側の戦力は壊滅的に乏しいため、連邦軍は物量を使えるからです。

激しい戦闘が続くなかで、ダリルは両足に続いて、左腕さえも失ってしまいました……(´;ω;`)ウゥゥ

それでも悪化する戦況に、追い詰められていく師団、研究者たちもジオン公国軍も焦りを募らせていきます。

彼らはリユース・P・デバイスを搭載し、そのシステムにより性能を限界まで引き出すことに成功した、高機動型ザク……。

サイコザクの実戦投入を決めるのでした。

しかし、このサイコザクの性能の全てを発揮させるためには、パイロットに過酷な条件があります。

四肢の全てを、リユース・P・デバイスが搭載された義肢に換えてしまう必要があったのでした。

軍はカーラを投獄されている父親を使って脅し、ダリルはその運命を受け入れることになるのです……。

カーラ「私の父は歴史家で今は思想犯として投獄されているの。軍は『私が研究で貢献すれば父を助ける』って。父は何度も命を狙われ、左手を失い、それでも戦い続ける人だったのに……私は軍の言いなりになって、あなたの右腕を切った。自分のエゴと保身のために」

ダリル「生き残ろう」

カーラ「は……。え?」

ダリル「生き残って、いつか心から笑おう。理不尽な現実こそ僕らを苦しめる本当の敵だ。戦争中に生きる僕らにはちょっぴり試練が多いし、この戦争で生き残るなんて奇跡かもしれないけど、さえない僕らの人生にだって奇跡はきっと……」

カーラ「笑いたい、心から……」

出典:「機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY」より

この場面はホント涙溢れて画面が見えなくなります…(´✕ω✕)

ダリルもまた病気の父親や、母親と妹のために志願兵となり戦場に来た青年です。

カーラとは共通する部分が存在していますね。

二人は家族のために、この過酷な環境に身を投じているわけです。

ダリルは地獄のような状況であっても希望を失うことはなく、カーラもまた絶望に囚われることを恐怖しているキャラクターなんですね。

地獄みたいな環境に晒されたときの人が選ぶ、強さと弱さ、それはを体現しているのがダリルとカーラてす。

二人は惹かれ合い、恋人のような関係になっていきます。

さて、もう一人の主人公、イオ・フレミングにとフルアーマー・ガンダムという高性能機が与えられていました。

見た目は不良みたいですが、イオはいいところのお坊っちゃんです。

軍にはプロパガンダの材料として戦死でもしてくれたら良いのにと思われていましたが、幸運と実力に恵まれて生き残っていました。

身分や立場の責任や束縛から解放されたくて、モビルスーツと戦場に逃避しているイオ。

ダリルとは対照的なキャラクター造形ですね。

貧乏人のダリルは家族や周囲の人々のために、義務と過酷な運命に自ら囚われていきます。

反面、自由になりたくて何もかもから逃げて好きなモビルスーツで戦いたがっている金持ちのイオ。

自己犠牲と利己主義、相容れるハズもない価値観を持った主人公の配置もサンダーボルトの魅力です。

さて、サイコザクとフルアーマー・ガンダムを駆り、彼らは戦場で殺し合うことになるのでした。

二人の戦いは壮絶を極めていきます。

イオの所属するムーア同胞団はサイコザクに壊滅させられ、ダリルのリビング・デッド師団もフルアーマー・ガンダムに壊滅寸前になりました。

両者は激突し、ダリルは辛うじて勝利して師団を全滅の危機から救い……イオは捕虜になります。

しかし、この戦闘で恐怖に巻き込まれたカーラは精神に異常を来してしまいました…(´;ω;`)ウッ…

ダリルローレンツの名言セリフ4「海も雪も砂漠も草原も、全部、本物だ!……美しいよ、地球は」

「機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER」での、ダリル・ローレンツの名言です。

「海も雪も砂漠も草原も、全部、本物だ!……美しいよ、地球は」

さて、一年戦争はダリルたちジオン公国の敗北に終わりました。

ジオン公国の主要人物であるザビ家の人々は、シャア・アズナブルやアムロ・レイらの暗躍および活躍により死亡しています。

戦後、ジオン公国は解体され、ジオン共和国になりましたが……地球連邦からの独立を画策するタカ派のグループがあちこちにいました。

ダリルもある任務を受けて、地球に降りてきています……。

珊瑚礁のある豊かな海を散策するダリルは、とても上機嫌です。

しかし、宇宙になれたスペースノイドは、誰もが地球の環境を好んでいるわけではありませんでした。

フィッシャー「はあはあ、アチい……っ。湿気もスゲーし、眩しいし、これならコロニーの方が快適だぜ」

ダリル「海も雪も砂漠も草原も、全部、本物だ!……美しいよ、地球は」

フィッシャー「……ダリル、脚、ちゃんと洗えよ!海水は錆びるぞ!」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER」より

フィッシャーは地球の環境になれないようですね。

コロニー暮らしの生粋のスペースノイドでは、そういう価値観になるのかもしれないですよね。

ずっと空調の利いた場所にいると、ヒトはその環境になれてしまうかもしれません。

ダリルは地球暮らしの経験もあるため、自然を愛する価値観があるようです。

陰鬱な作中のなかでも、自然を楽しむダリルは何とも楽しそうで心が洗われるシーンですね。

珊瑚礁を壊さないように部下へと注意したりします。

ポップミュージックと地球の自然を愛する……それがダリルという、やさしい青年なのでした。

 

ダリルローレンツの名言セリフ5「変わらないよ、何も……」

「機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER」での、ダリル・ローレンツの名言です。

「変わらないよ、何も……」

心を病んだカーラ・ミッチャムは、十代前半の精神状態になっていました。

しかし、ダリルのことを父親だと思い込むことで、精神的に安定することが出来ています。

https://twitter.com/Mr_Martens/status/892942992910176257?s=20

ジオン残党軍としては、絶大な戦果をあげたリユース・P・デバイスを欲しているため、カーラの精神の回復も急務なのでした。

ダリルは無邪気な少女のような状態になっているカーラを連れて、農園を散策、ハチミツをもらうなどの劇型のリハビリに付き合います……。

その穏やかに作られた「デート」そのものはダリルの心を癒してもいるようでしたが、

自分を父親と認識しているカーラに、ダリルは少し疲れてしまってもいるのです……。

医療スタッフにカーラを託して、ダリルはモビルスーツの格納庫に戻ってきて、同僚のフィッシャーに出会います。

フィッシャー「よう!おかえり!少しは思い出話が出来たのか?」

ダリル「変わらないよ、何も……」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルトBANDIT FLOWER」より

立ち去っていくダリル。

その光景を見つめながらフィッシャーはつぶやきます。

フィッシャー「……その方が幸せかもな。自分で作った化け物に、苦しまなくて済む」

……一年戦争が終わっても、ダリルの悲惨な青春は継続しています。

恋人の精神が退行して、子供みたいになり、自分のことを父親と認識するという特殊な恋愛に悩むことになりました。

しかし、フィッシャーは誰にも聞こえぬように指摘するのです、カーラが一年戦争時の所業を忘れていることは幸せなことだと。

モビルスーツを意のままに操れシステムの効果は素晴らしい性能ですが、倫理面に大きな課題を持っています。

手足の全てを切断して、それに機械をつなぐという仕組みなのですから。

一般的な価値観では、そんな行為は戦争犯罪そのものと言えます。

戦争時の恐怖体験だけでなく、リユース・P・デバイスの研究などしたくもないからカーラは現実から逃げているのかもしれません。

気の利くタイプのフィッシャーは、そういう価値観で現状を把握しているのかもしれないですね。

そして、ダリルもその現実には気づいているでしょう。

リユース・P・デバイスも、サイコザクも、カーラが好き好んで開発しているものではないことなど、戦争の悲しい側面をダリル編では描いているんですよね。

負け戦をどう生きるか、善良な者を利用する戦争に苦しめられる重みとはどんなものなのか。

その苦しみの道の果てに、やさしいダリルは何を選んで行くのでしょうか……。

ダリルローレンツのアッガイなどの歴代搭乗機体!

ダリル・ローレンツの歴代搭乗機体1:ザクⅡ狙撃任務仕様

巨大な長距離ビーム砲「ビッグ・ガン」を使うのが特徴ですね、高威力で連邦軍のジムをガンガン撃ち落とせます。

通常機よりも背負っているランドセルが巨大で、「ビッグ・ガン」を撃つための兵装となっていました。

デブリ……宇宙をただようゴミのマップを利用して、ダリルは敵のルートを予測する戦術を実行して戦果をあげます。

敵がデブリを避けるであろうコースに撃ち込んでいたわけです。

ダリル・ローレンツの歴代搭乗機体2:ザクⅠ

「ビッグ・ガン」での狙撃任務用に回されて乗機することになる、より旧式のモビルスーツです。

ダリル・ローレンツの歴代搭乗機体3:サイコザク

リユース・P・デバイス装備をした、高機動型ザク……手足をすべて失って義肢の体になった者のみが完全に力を引き出し、扱えます。

高機動でありながら重武装であり、ダリルはこの機を駆り、圧倒的な戦果をあげていきました。

敵艦隊ひとつに、フルアーマー・ガンダムを倒したした。

ダリル・ローレンツの歴代搭乗機体4:ゲルググ

盾とビーム・ナギナタが特徴的な高性能機体。

スペックはガンダム並みかそれ以上のモビルスーツですが、ザクばかりに乗って来て、しかもリユース・P・デバイスではない機体。

両腕まで義手になって日が浅いダリルは操縦に苦戦、撃墜寸前まで追い込まれていました。

ダリル・ローレンツの歴代搭乗機体5:アッガイ索敵型

水中を高機動で移動する水陸両用のモビルスーツ、アッガイ。

そのアッガイにセンサー装備を増設して搭載し、火力と戦闘力を犠牲にした機体です。

諜報員との接触をはかるための機体であり、隠密任務を行いながら諜報員を回収するはずでした。

しかし、敵に見つかり戦闘になります。

ダリルは諜報員を回収しつつ、この貧弱な火力の機体で敵モビルスーツ、ダーレを2機撃破しました。

水中機動で敵から逃げるシーンは圧巻です。

ミリタリーものっぽくて渋いですね、機雷散布とか渋い……。

いや、ぶっちゃけ描写地味になるかもですけど、モビルスーツみたいなデカブツは移動上に爆弾撒くのが現実的な対策ですもん。

まあ、宇宙戦で小型機雷浮遊してる空間とか、突破不可能でしょうけど、迂回しようぜ、とか言われても盛り上がりません。

水中戦には水中戦ならではの味があります。

原作マンガのほうでは、サイコザクMk-Ⅱが登場しているそうなので、アニメの続編が楽しみですね!

ダリルローレンツはニュータイプになるの?その素養はある?

好青年であり、パイロットとしての腕も確か、そして背負っている不幸の重さと、ダリルは悲劇型の主人公の要素を満載しています。

アニメ版では、今のところ例のニュータイプの閃き音は出てません(;’∀’)

しかし、部下にニュータイプとして期待されていたりもしますし……ファンからもそーなって欲しいという声がありますね。

そもそも戦績からすれば十分にニュータイプっぽいですよね。

……まあ、バトルものとして覚醒ネタは盛り上げ要素になりますから、使いそうです。

連邦側の装備とか戦力が多すぎですしね、ライバルのアトラスガンダムは頑丈だし、補正はいるかもしれません。

とにかく、続きが気になる。

サンダーボルト・ファンからすると、早くアニメの続編見てぇという渇望がありますよね。

いや、アニメの二期は前フリで話が終わりすぎていますからねぇ……盛り上げてお預けってのは辛いんですよ。

次のシリーズではニュータイプになるのかならないのか、答えが出るかもしれませんね。

でも、ニュータイプは伝統的に不幸フラグでもあるわけですから、なったらなったでダリルの今後がより気になってしまいます。

ただ、原作のほうでは、「ダリルはニュータイプになった」という感想が上がり始めているようです。

なので、アニメの続編ができれば、そのあたりも描いてくれるに違いないですね!

ダリルローレンツの声優・木村良平さんの経歴と代表作!

ダリルの声を務めるのは、声優の木村良平さんです(´▽`)

素朴というか親近感が沸く感じの声ですよね☆

3歳から劇団ひまわりに所属し、子役として実写・舞台・アニメなどの出演なされたキャリアある役者さんです!

声優としての代表作は

『東のエデン』(滝沢朗)

『黒子のバスケ』(黄瀬涼太)

『銀の匙 Silver Spoon』(八軒勇吾)

『テイルズ オブ ゼスティリア』(スレイ)

アニメにゲームにと盛りだくさんですね!

ガンダム繋がりだと、

ダリル役の他にも、機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク(リベリオ・リンケ)。

ロボットネタ繋がりだと、スーパーロボット大戦X-Ω(八汐海翔)、スーパーロボット大戦DD(エルエルフ)などもあります!

ダリルローレンツの曲まとめ!右腕切断の時の歌も

■ダリル・ローレンツの曲1:「あなたのお相手」

ダリルがスナイパーで敵機を撃ち落としているシーンの曲です。

テンポよく撃墜しているシーンと合うような気がします。

あなたのお相手、というタイトルが皮肉な構成になりますね、それで撃墜しまくりですから。

歌は可愛いですが、ジムは「ビッグ・ガン」に狙撃されまくってます。

……ぶっちゃけ昔の初代マクロス思い出しましたな、個人的には。

古いポップス&宇宙戦闘になると、そうなっちまいますわい。

■ダリル・ローレンツの曲2:「神よ、平和を与えたまえ」

オペラから持ってきた曲だけあって荘厳さがスゲーです、個人的には圧倒的に一番好き……っていうかアニソンじゃないですよね、これ。

ヴェルディのアリアの中でも1、2を争う傑作……ヴェルディっても、関東のサッカーチームとかじゃねーからなぁ……っ。

愛する人との別離を余儀なくされたヒロインの歌ですね……。

身分違いというか、人種差別的な障害で、父親に恋人との結婚を反対されたことで起きる悲劇の連鎖のオペラ「運命の力」に使われたアリアですよ。

全滅エンドのオペラの曲っすから、陰鬱なサンダーボルトの世界観にマッチしまくりです。

ちなみに、この曲のしめくくりは、「呪いあれ」なんですよね。

腕を切断して、サイコザクとつなぐための罪深い手術のBGMと使用。

皮肉の利いたいい構成だぜ!

■ダリル・ローレンツの曲3:「恋は誰もいない」

地球の海辺を散策するシーンの曲です。

明るいシーンに合う曲調ですね。

トロピカルで、リゾート気分にひたれるリズムですわ、南の海で聞けたら人生の勝者感にひたれそう。

ぼーっと、なにも考えずにのんびりできそう!

■ダリル・ローレンツの曲4:「可愛いあたし」

幼児退行しているヒロインとの、ハチミツ並みに甘ったるい感じの「デート」のBGM……。

映像と音楽は癒されるし、ものすごくマッチしているんですが、なにせストーリーが暗いから皮肉めいても来ます。

幼児化してるヒロインのカーラ目線だと、「おめかししてパパとデートだわ」って、この世界観で良いんですが。

恋人のダリルからすると、その世界観に巻き込まれてる辛さも出ますよねー、パパじゃなく恋人ですけども……。

アップダウンの差がスゴく、この後のストーリーで落ち込むダリルが痛ましい。

ダリルのストーリーが暗すぎるので、ときどき可愛い歌で薄めんとやれんのですわい!

……って、ことでもあると思います(´・ω・)

【機動戦士ガンダムサンダーボルト】ダリルローレンツの名言セリフ、また、歴代機体とニュータイプ素養のまとめ

今回はダリル・ローレンツの名言として、以下の5点を紹介しました!

・「今度会ったときは逃がさない。次は必ずしとめてやる。俺はダリル・ローレンツ曹長。お前をいつも狙っているぞ」

・「カーラ先生。痛み止めの薬をもらえますか?あなたが着けてくれた足が今夜は特に痛むんです」

・「生き残ろう。生き残って、いつか心から笑おう。理不尽な現実こそ僕らを苦しめる本当の敵だ」

・「海も雪も砂漠も草原も、全部、本物だ!……美しいよ、地球は」

・「変わらないよ、何も……」

考えるな感じろ!

そんな楽しみ方が合うだろーなって考えているサンダーボルト!

その主人公の一人、ダリル・ローレンツ。

マジメで不幸な彼の人生に、幸あらんことを祈るファンも多そうですし、個人的にはそんなファンの一人でもある私です。

ダリルのややこしいことになってる恋愛の行方も楽しみですねー。

カーラは元に戻るのか、戻ったからといってそれで彼女は幸せなのか?

四肢切断が付き物の、罪深いリユース・P・デバイス……物語の中心と結末に、このシステムと開発者カーラ、被験者ダリルの物語は絡みそう……っ。

そして、ライバルにしてもう一人の主人公イオとの対決にも期待したいですね!

うーん、続きが気になりますよ!

ダリルは変遷型のキャラクターっぽいですからね。

やさしくて責任感のあるヒーローは、窮屈な環境から、イオのようには自由になれなさそうです。

作者からクエストとオーダーを与えられてしまうタイプのキャラクターですから、成長や変化を強いられそーなんですよね。

どうあれ、気になるぜ、サンダーボルトの続編…はやく見せて!

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