ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

イオフレミングのお前の最期などの名言まとめ!アムロとの強さ比較や声優名も

 
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今回、紹介するのは機動戦士ガンダムサンダーボルトに登場するイオ・フレミングとその名言です。

機動戦士ガンダムサンダーボルトは、一年戦争を別視点から描かれた作品なのですが、戦争の悲惨さの表現や戦争に対する人々の考え方など、ちょっぴり大人な作品だと思います。

イオ・フレミングは、本作の主人公の一人で、地球連邦軍ムーア同胞団の一人として、戦場を駆けづり回るジャズが好きなパイロットなのです。

本文では、イオ・フレミングの名言のほか、一年戦争の英雄アムロ・レイとの比較やニュータイプの可能性、そして「クズ」と呼ばれてしまう理由を見ていきたいと思います。

イオフレミングの名言セリフまとめ!

この機動戦士ガンダムサンダーボルトは未だ完結していない作品でもあります。

名言は、1話~4話にあたる映画版「DECEMBER SKY」と、5話~8話にあたる映画「BANDIT FLOWER」から5つ独断と偏見で選んでみましたので紹介していきますね☆

イオフレミングの名言その1「いい盛り上がりだ。このジャズが聞こえたときがお前の最期だ」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」でのイオ・フレミングの名言です。

いい盛り上がりだ。このジャズが聞こえたときがお前の最期だ

イオとダリルの2回目の激突回ですね。

フルアーマーガンダムで出撃するイオに対して、旧ザクで戦場に出てきたダリル。

イオはガンダムの圧倒的な性能をもって、リビングデッド師団のモビルスーツを追い込んでいきます。

その一瞬の隙をついたダリルの狙撃は確実にガンダムを捉えたかに見えましたが、雷がビームを直撃し、イオは九死に一生を得ます。

イオ「別格に遠いな…。この距離で狙撃するとは…間違いねぇな、お前だろ!!義足野郎!!」

ダリル「雷がビームをゆがめるなんて…なんて強運なんだ!」

フィッシャー「逃げろダリル!スナイパーが敵に位置をさらしたらおしまいだぁ!!ガンダムに勝てっこねぇ…!!」

ショーン「クソ!何も見えねえ!」

イオは、身動きが取れなくなったショーンのザクを盾にします。

イオ、汚い…(;’∀’)

ダリルは、スコープでショーンが生きていることを確認します。

ダリル「ショーン…!まだ生きてる!」

イオ「俺の動きが予測できるなら撃ってみろ。仲間を殺す覚悟があるならなぁ!」

ショーン「撃てぇ!撃ってくれ、ダリルゥ!!」

ーコロニーの残骸にビームを撃ちこむダリル

イオ「デブリを増やして攪乱かぁ?!」

ダリル「進路を作ってやる、近づいてこい!お前だけを射抜くぞォ!!」

イオ「いい~盛り上がりだ。このジャズが聞こえたときが…お前の最期だ!!」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」より

直後、イオはショーンのザクを撃ち抜き、爆発させた光でダリルを攪乱しました。

完全にダリルの間合いに入ったイオが勝ったと思われましたが、ダリルの機転と決死の攻撃でトドメをさすことができませんでした。

イオの悪役ぷりとセリフのキレの良さが混ざり合った名場面でもありますね!

イオフレミングの名言その2「モビルスーツは大好きだぜ。宇宙も戦場も。ここは自由だ。」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」でのイオ・フレミングの名言です。

「モビルスーツは大好きだぜ。宇宙も戦場も。ここは自由だ。」

ジオンのスナイパーを仕留めるために出撃したイオが、ジムのコクピットの中でつぶやいたセリフです。

デブリを間一髪で交わしながら、宇宙を駆けていきます。

出撃前からドラミングしたり、海賊放送を聞いたりなど、出撃が待ち遠しく感じている姿は、イオの性格そのものを見せてくれています。

通常、ガンダムだと少年が嫌々ながら戦いに巻き込まれていく印象ですが、イオは自ら戦火に身を投じていくキャラクターですよね。

束縛するものから解放されたがっているイオの凶暴な野性を教えてくれる名言です。

イオ「サンダーボルトには…やっぱフリージャズだ」

ーデブリをすり抜けて飛ぶイオのジム

イオ「モビルスーツは大好きだぜ。宇宙も戦場も。ここは自由だ。」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」より

他のガンダムにはない、独特なキャラクターがホント魅力的です☆

イオフレミングの名言その3「イオ・フレミング少尉だ。ジャズが聞こえたら俺がきた合図だ」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」でのイオ・フレミングの名言です。

「イオ・フレミング少尉だ。ジャズが聞こえたら俺がきた合図だ」

ダリル・ローレンツに狙撃されても、エマージェンシーポッドで脱出したイオ・フレミング。

リビングデッド師団のドム(フーバー機)を奪取した際、映像越しのダリルに対して言った一言です。

ジャズを愛するイオ・フレミングと、ポップスを好むダリル・ローレンツの初めての接触するシーンですよね☆

イオ:「やっぱコックピットはザクとあんま変わんねえんだな。よう。お前がスナイパー部隊のエースらしいが音楽の趣味は平凡だな。がっかりだぜ。」

ダリル:「運がいいだけの男は口が軽い。」

イオ:「義足野郎だけに遠くからこそこそ撃つのがお似合いだ。」

ダリル:「うっ。俺の足を笑うのか。」

イオ:「お前らの射点位置は把握した。帰りは死角を選んでクルージングだ。」

ダリル:「今度会ったときは逃がさない。次は必ずしとめてやる。俺はダリル・ローレンツ曹長。お前をいつも狙っているぞ。」

イオ:「イオ・フレミング少尉だ。ジャズが聞こえたら俺が来た合図だ。」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」より

こんなの面と向かって言われたら、怖くてジャズ聴けなくなりそう…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

イオフレミングの名言その4「これがガンダム!くっ。くっ。おお最高だ!欲しかったのはこういう力なんだ!ガンダム、俺の力になれ!」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」でのイオ・フレミングの名言です。

「これがガンダム!くっ。くっ。おお最高だ!欲しかったのはこういう力なんだ!ガンダム、俺の力になれ!」

ベテランパイロットが戦死し、最も上の階級となったイオ・フレミングがフルアーマーガンダムのパイロットとなります。

イオが初めてガンダムで出撃するときに言い放ったセリフでした。

イオは「自分の力を増幅してくれるモビルスーツが大好き」という性格です。

ムーア同胞団で最も性能が良く、一年戦争を通じて有名となっていたガンダムを操ることで興奮していたんですね!

個人的にはイオ・フレミングの言い放った『ガンダム!俺を夢中にさせてみろ!』もイオ・フレミングの性格を表しているようで大好きです!

イオ:「すっげえ。比較になんねえな。これがガンダム。くっ。くっ。おお。最高だ!欲しかったのはこういう力なんだ!ガンダム。俺の力になれ。」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」より

イオフレミングの名言その5「俺たちは戦い続ける宿命なのさ」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」でのイオ・フレミングの名言です。

「俺たちは戦い続ける宿命なのさ」

最後のシーンで拷問を受けていたイオ・フレミングの元にダリル・ローレンツが訪れます。

その会話の中で、イオがダリルに言い放った最後の一言でした。

イオ・フレミングとダリル・ローレンツの運命を決定づける一言って感じですよね。

戦いにのめり込んでいくイオと戦争からの解放を願うダリルという全く正反対の人間が対峙します。

今後の運命を決定づけるかのような名シーンでもありますね!

イオ:「ヘッ。ん・・・。ダリル・ローレンツ。教えてくれよ。その哀れで不自由な体でどうやってモビルスーツを操るんだ?」

ダリル:「あんたを殺して決着をつけたかった。ガンダムを倒せば戦争っていう悪夢から解放される気がしたんだ。」

イオ:「悪夢?今更被害者面か。モビルスーツに身をささげて授かった力でガンダムに勝ったんだ!いい気分だろ?俺たちは戦争を呪いながら戦争に魅入られていく。」

ダリル:「うっ・・・はっ。」

イオ:「俺たちは戦い続ける宿命なのさ」

ダリル:「は・・・は・・・。」

イオ:「ヘッヘ。戦争はまだ終わらない」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」より

イオフレミングの名言その6「クローディア!俺の名を言ってみろ!!」

「機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER」でのイオ・フレミングの名言です。

地球連邦軍に所属する軍閥「南洋同盟」が独立を目論んでいるという情報から、作戦参謀モニカ・ハンフリーが指揮する「サンダーボルト作戦」が開始されます。

その中でイオ・フレミングの幼馴染で恋仲にあったクローディア・ペールが南洋同盟国境守備隊長として進軍していることに気づき、叫んだ一言です。

死んだと思っていたクローディアが生きていたこと、そしてクローディなが南洋同盟にいることを事前に把握していたからこそサンダーボルト作戦に利用された怒りなどが、この一言に込められています!

アトラスガンダムを操り、クローディアの乗るド・ダイを探すため1機ずつ撃ち落としていくシーンは圧巻です!

イオ:「クローディア!俺の名を言ってみろ!!」

出典:「機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER」

イオフレミングとアムロレイとの強さを比較!

サンダーボルト宙域での英雄イオ・フレミング、そして、一年戦争を地球連邦軍ホワイトベース部隊のエースパイロットとして活躍し、一年戦争の英雄となったアムロ・レイ、同じガンダムのパイロットとなるとその強さを比較してみたくなりますね…(*´з`)

これはネット上でも議論されていますが、大方の意見はニュータイプに覚醒したアムロ・レイに軍配があがるようです。

(´・_・`)アムロの強さはちょっとおかしいところあるし…(強すぎだよアムロ)

確かにイオ・フレミングはベテランパイロットの死によって、棚ぼたでフルアーマー・ガンダムのパイロットに抜擢されるものの、サイコザクとの一騎打ちではほぼ相討ちになり機体を大破‥

一方のアムロは、イオが操るフルアーマー・ガンダムより性能が劣るガンダムに搭乗しています。

それでいてジオン公国軍のエース「シャア・アズナブル」と互角以上に渡り合い、ランバ・ラルに勝利し、そして数々のMSを撃墜していることは事実です。

これらの事実を比較しても、アムロの方が「パイロットとしての能力が高い」という評価には頷けますね!

まあ、イオ・フレミング自身も一年戦争を生き抜いているという点で言えば、非常にパイロットとして優秀であることに違いありません!

現時点ではオールドタイプですが、このまま成長するとアナベル・ガトークラスのパイロットと評価することができるかもしれませんね…(`・ω・´)

イオフレミングがクズと言われてしまう理由とは

イオ・フレミングの評価を見ると…「クズ」って言われていますね(わかる)

なぜ「クズ」と評されてしまっているのでしょうか?(見ればわかる)

作品見てるとなんとなくわかりますけど…念のため、その原因を調べてみました(´・_・`)

主に、劇中でのイオの行動や発言が「クズ」だと思わせてしまいますが、いちばんの理由は

戦い方がめちゃくちゃ卑怯で、悪役そのもの

ということに尽きますね。

とはいえ、イオも立場的には同情できる余地もありますし、戦いの中でしか生きられないという悲しい性を抱えているんですよね。

…ただ、イオ・フレミングは他にも、軍の規律違反の常習犯、という点があります、、、。

「イオ・フレミングがMSコクピットに持ち込んでいるラジオの録音を勤務中ですら聞いている」ことが描かれていますね。

それに劇中でも、サンダーボルト宙域での戦闘で「イオ・フレミングが学徒動員された少年兵を盾にして戦闘していた」とも言われていました。

少年兵だけでなく、「撃たれた仲間の機体を盾にして前進する」様子もありました。

それに、「ダリルの足のことをいじったりする場面」など、こうした素行の悪さから「クズ」と評されているのかもしれません。

(捕虜になってボコボコにされていたのはちょっと切ない)

そんなイオ・フレミングですが、捕虜となっても絶対に諦めず仲間と共に脱出する様子なんかは、やっぱり強いヤツだな~と思わせてくれます。

イオフレミングのニュータイプ説を検証

劇中でムーア同胞団のエースパイロットとして活躍したイオ・フレミングですが、その戦いぶりはニュータイプなのでしょうか?

未だ作品自体は完結していないので、なんとも言えませんが、現在のところイオ・フレミオングがニュータイプであることを思わせる描写はありません。

公式ではイオ・フレミングの年齢の設定も見当たらないので、なんとも言えませんが「子供はみんなニュータイプ」というフレーズがあるように、大人になりすぎるとニュータイプに覚醒するのは難しいのかも…(´・_・`)

ただ、主役以外がニュータイプ、という作品でも面白いガンダム作品は過去にもあったので(ガンダムXとか!)今後の展開に期待したいですね!

イオフレミングの歴代搭乗機体をチェック

イオ・フレミングが搭乗した機体をチェックしてみましょう!

RGM-79 ジム

地球連邦軍の量産型モビルスーツで、ムーア同胞団にも配備されていた機体です。

一応、サンダーボルト宙域での運用時には、デブリ避けの関節部シーリング処理や大型のランドセルを装備しています。

また機体からコア・ブロックが離脱可能で、さらにエマージェンシーポッドの機能も装備され、この機能によってダリル・ローレンツ機に狙撃されたイオ・フレミングが生き延びることができたっというわけです。

劇中のアバオアクー戦では、Gファイターとドッキングした姿も描かれていましたね。

FA-78 フルアーマー・ガンダム

サンダーボルト宙域での任務を遂行するためのデブリ避けのシーリング処理が関節とランドセルに施されたのが特徴的な機体です。

ビームサーベルや二連装ビームライフル、ロケットランチャー、大型ビーム砲などフルアーマーの名に恥じない重装備となっています。

アムロ・レイが搭乗したRX-78-2ガンダムを重装備下した機体という感じがたまりませんね!

RX-78AL アトラスガンダム

一年戦争終結後にイオ・フレミングが搭乗した機体です。

ムーア同胞団の潤沢な資金を投入して開発された試作型モビルスーツで、重力下専用汎用サポート装備サブレッグやレールガンなどの専用兵装が特徴の機体です。

この開発にもきっと、アナハイム・エレクトロニクス社が一枚噛んでいるんだろうなーと想像しちちゃう機体となっています。

RGM-79C[G] ジム改陸戦型

ジム改を陸戦型に改修した機体で、アトラスガンダムが修理中で出撃できない時、イオが使用した機体です。

普通のジムよりも武装が豊富で、ロングレンジのビームライフルも使用できるようです。

額に追加の装甲があって、顔もイケメンです。

ビアンカが操縦するコルベット・ブースターと連携して、クローディアを探しながらドダイを撃ち落としていくシーンは圧巻でしたね…。

イオフレミングの声優名とプロフィールをチェック

イオ・フレミングの声を担当している声優さんは、中村悠一さんです。

中村悠一さんは、香川県出身の声優さんで、2001年に「電脳冒険記ウェブダイバー」のグリフィオン、ライガオンの役で声優デビューを果たしています。

声優の活動としては、10代から30代の男性を演じることが多く、またナレーションとしても多くの番組に参加している方ですね!

ガンダム作品では、機動戦士ガンダムOOでグラハムエーカーを演じています!

イオフレミングの名言セリフとアムロとの強さ比較や声優名のまとめ

今回は、イオ・フレミングの名言として、

1「いい盛り上がりだ。このジャズが聞こえたときがお前の最期だ」

2「モビルスーツは大好きだぜ。宇宙も戦場も。ここは自由だ。」

3「イオ・フレミング少尉だ。ジャズが聞こえたら俺がきた合図だ」

4「これがガンダム!くっ。くっ。おお最高だ!欲しかったのはこういう力なんだ!ガンダム、俺の力になれ!」

5「俺たちは戦い続ける宿命なのさ」

6「クローディア!俺の名を言ってみろ!!」

の5つを紹介してみました。

またイオ・フレミングが「クズ」と評価されてしまう原因や搭乗機体、そして同じ時代を生きたパイロット「アムロ・レイ」との強さの比較もしてみましがいかがでしたか??

個人的な意見ですが、これまでのガンダム作品の中でも戦争のリアルさや悲惨さを強く描いた作品だと感じます。

また戦いの中でしか生きる価値を見出せないイオ・フレミングが今後どのように変化していくのか、非常に楽しみでもあります。

そして、今後地球連邦軍、ジオン残党軍、南洋同盟がどのような戦い方をしていくのか、そして複雑になっていく人間関係がどのように描かれるのか楽しみにしていきましょう!

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