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イザークジュールの名言まとめ!歴代機体や母の消息と声優名も

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今回紹介するのは、機動戦士ガンダムSEEDに登場するイザーク・ジュールとその名言です!

イザークはザフトのクルーゼ隊に所属する赤服のコーディネイターとして知られていますね。

銀色のおかっぱ頭が特徴の熱血漢で、物語当初では自身の顔に傷をつけたキラを憎む、好戦的でプライドの高いキャラクターとして描かれていました。

イザークは最初こそナチュラルに対して差別的な考えを持っていましたが、アークエンジェルと行動を共にしたディアッカや、ライバルであるアスランと向き合うようになってからは、パイロットとしても1人の青年としてもさらに成長をしていきます。

本文では、そんなイザークの名言と共に、プラントの最高評議会議員である母の消息や歴代の搭乗機体についても振り返っていきたいと思います(*’▽’)

イザークジュールの名言セリフまとめ

イザークジュールの名言セリフ1.「五月蠅い!腰抜け!」

機動戦士ガンダムSEED第05話「フェイズシフトダウン」でのイザーク・ジュールの名言です。

この名言は、帰艦のヴェサリウスの被弾に伴い、アスランより帰還命令が出たと諭された際に、それを突っぱねたセリフです。

アークエンジェル追撃任務の最中、クルーゼの搭乗する戦艦ヴェサリウスがダメージを受けてしまい、イザークを含む4機のガンダムに帰投命令が出ます。

イザーク:「帰還信号!?させるかよ!こいつだけでもっ!」
アスラン:「イザーク!撤退命令だぞ!」
イザーク:「五月蠅い!腰抜け!」
キラ:「くっそー!これじゃあ…」

出典:機動戦士ガンダムSEED 第05話「フェイズシフトダウン」より

イザークは4機をもってしてもストライクを墜とせないことに葛藤し、命令に背く覚悟で執拗にストライクを追いました。

最終的にフェイズシフトダウンしたストライクにランチャーストライカーが射出され、イザークは逆転負けを喫します。

イザークの執念深さを垣間見る最初のシーンでしたね!

そして悲しいかな、このセリフによってガンダムファンの間では「イザーク=うるさい子」のイメージが定着してしまいました…(;’∀’)

イザークジュールの名言セリフ2. 「逃げ出した腰抜け兵がぁぁ!!」

機動戦士ガンダムSEED第13話「宇宙に降る星」でのイザーク・ジュールの名言です。

大気圏突入時、イザークは因縁の相手であるキラに戦闘を仕掛けました。

そしてビームライフでストライクをロックした瞬間、その間をシャトルが通過します。

この名言は、狙いをストライクからシャトルに変えてビームライフを放った際のイザークのセリフです。

キラ:「うおぉぉぉぉ!!」
イザーク:「ぐぅっ!くっそぉぉ!!…てぇい!」
キラ:「メネラオスのシャトル!?」
イザーク:「くっそー…。よくも邪魔を…!」
キラ:「あぁ!!止めろぉぉ!!それにはぁぁ!!」
イザーク:「逃げ出した腰抜け兵がぁぁ!!」
キラ:「…あぁぁ……うあ゛あ゛ぁぁぁぁ!!!あ゛」

出典:機動戦士ガンダムSEED 第13話「宇宙に降る星」より

イザーク本人は敗走兵の乗るシャトルを撃墜したつもりでしたが、シャトルに乗っていたのは民間人でした。

この時イザークは気付いていなかったとは言え、結果的に罪の無い民間人を虐殺することになってしまったのです…。

そして後の機動戦士ガンダムSEED DESTINYにおいて、このシーンが回想として出てきます。

イザークの成長する過程で、この出来事は後悔の念として残っていたのかもしれませんね(´・ω・)

ちなみにこのシャトルにはキラに折り紙の花を贈った少女も乗っており、キラの精神にも多大なダメージを与えることになりました。

イザークジュールの名言セリフ3.「すぐに艦を戻せ!あの二人がそう簡単にやられるか!伊達に赤を着ている訳じゃないんだぞ!」

機動戦士ガンダムSEED第31話「慟哭の空」でのイザーク・ジュールの名言です。

イザークに帰投命令が出ますが、アスランとディアッカは戦闘から戻りませんでした。

そして行方不明の2人を残したまま基地に戻ると言う艦長に対し、イザークはこのセリフを放ちます。

イザーク:「艦長!」
ザラ隊旗艦艦長:「もう、いいのかね?」
イザーク:「アスランとディアッカは?艦が動いているな!状況はどうなっている!」
ザラ隊旗艦艦長:「二人は不明だ。我々にはクルーゼ隊長から帰投命令が出ている。」
イザーク:「不明?不明とはどういうことだ!」
ザラ隊旗艦艦長:「詳しい状況は解らん。まずバスターとの交信が途切れ、やがて大きな爆発を確認した後、イージスとの交信も途切れた。」
イザーク:「エマージェンシーは!?」
ザラ隊旗艦艦長:「どちらからも出ていない…。」
イザーク:「ぇっ!ストライクと足つきは!?」
ザラ隊旗艦艦長:「足つきは、オズマン隊が追撃している」
イザーク:「そんなバカな…。すぐに艦を戻せ!あの二人がそう簡単にやられるか!伊達に赤を着ている訳じゃないんだぞ!
ザラ隊旗艦艦長:「ならば、状況判断も冷静に出来るはずだがねぇ。」

出典:機動戦士ガンダムSEED 第31話「慟哭の空」より

ニコルの死に続きアスランとディアッカまで姿を消し、立て続けに仲間が居なくなったことに対して現実を受け入れずにいたイザークでしたが、逆に艦長に冷静にたしなめられる結果となりました。

ここからイザークの一人体制となりますが、仲間を失ったことがきっかけとなり、イザークは一人前の軍人としての階段を登っていきます。

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イザークジュールの名言セリフ4.「五月蠅い!今は俺が隊長だ!命令するな!民間人がぁぁッ!」

機動戦士ガンダムSEED DESTINY第06話「世界の終わる時」でのイザーク・ジュールの名言です。

アスラン、ディアッカと共にユニウスセブンで戦闘を行っている最中。

偶然とは言え久々に3人が一堂に会した場面で、協力してユニウスセブンの地球落下を防ごうと試みます。

しかし連合軍のガンダム3機の妨害もあり作業が難航しますが、ヤキンドゥーエの戦いを生き抜いた熟練のパイロットであるイザーク達は、絶妙なコンビネーションで新型のガンダムを圧倒します。

ディアッカ&イザーク&アスラン:「あ!」
サトー:「ん!」
アウル:「あいつら!」
シン:「…」
アスラン:「イザーク!」
イザーク:「五月蠅い!今は俺が隊長だ!命令するな!民間人がぁぁッ!」

出典:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第06話「世界の終わる時」より

部隊の指揮や戦い方、そして連携が以前に増して鋭くなり、熱い戦闘シーンとなっていました!

この二年で出世をしたイザークは、ザフト軍人として目覚ましい成長を遂げたと言えますね!

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イザークジュールの名言セリフ5.「エターナルを援護する!ザフトの艦だ!あれは!」

機動戦士ガンダムSEED DESTINY第50話「最後の力」でのイザーク・ジュールの名言です。

メサイアを巡る最後の戦いで、イザークの率いるジュール隊はデュランダル議長のデスティニープランに疑問を抱き、メサイアに侵攻するエターナルを援護する覚悟を決めます。

この名言は、エターナルがザフト軍機に囲まれそうになった際に、イザークがグフのコックピットから発したセリフです。

ディアッカ:「どうすんの?イザーク。」
イザーク:「くぅ…エターナルを援護する!」
ディアッカ:「あん?」
イザーク:「ザフトの艦(ふね)だ!あれは!」

出典:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第50話「最後の力」より

この時、イザークの離反がザフト敗北の一因となったとまで言われていますが、それほどまでにジュール隊の戦力がザフト内での影響力を持っていたことが伺えますね。

最終的に、イザークは隊長として先の未来を見越し、自分の最善と思う判断ができるまでに成熟した軍人になっていたと感じます。

思念に囚われたり、目先の勝利にこだわっていたイザークでしたが、多くの戦場を駆け抜け一流の軍人として成熟した様子が見て取れましたね!

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イザークジュールのデュエルなどの歴代機体を紹介!

■イザークジュールの搭乗機体1.GAT‐X102 デュエルガンダム

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地球連合が開発した5機のガンダムの中で一番最初に完成されたモビルスーツです。

他の機体が特化した性能を有している中で汎用性に主き置いて開発され、ビームライフルとビームサーベルという白兵戦を想定した設計思想になっています。

作中でストライクによって機体を中破させられると、ジン用に開発されていたアサルトシュラウドという追加武装をデュエル用に改修し装備しました。

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この追加装甲により格段に火力が向上しましたが、同時に機体重量が重くなるというデメリットも発生しました。

しかし、追加スラスター等の増設に伴い高い機動性を維持することができるようになりました!

もう量産機とは言わせないΣ(゚Д゚)!!

■イザークジュールの搭乗機体2.ZGMF-1001 スラッシュザクファントム

ザフトのニューミレニアムシリーズと呼ばれる次世代量産機の中でも、エースパイロットに優先的に配備された機体で、頭にブレードアンテナを有しています。

イザークの機体は水色と青を基調としたスラッシュウィザードを備えたザクで、背部に2本のガトリングと巨大なビーム斧を装備しています。

連合に奪取された次世代のガンダムを無傷で圧倒し、量産されたジンハイマニューバ2型を次々と撃破するなど、量産機として作られた機体とは到底思えないようなマシンポテンシャルを引き出しました。

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■イザークジュールの搭乗機体3.ZGMF-2000 グフイグナイテッド

ザク同様、ザフトの次世代機として量産が行われたモビルスーツで、エースパイロットに与えられた機体となっています。

バックパックの恩恵で大気圏内でも空中戦が可能で、高い機動性を確保することに成功しています。

機体のコンセプト上、中近距離の白兵戦用に調整されており、腕部の4連装ビームガンに鞭状のスレイヤーウィップ、そしてビームソードといった武装ラインナップを有しています。

イザーク専用機は白を基調としたパーソナルカラーに仕上がっており、後半の宇宙での作戦はこの機体が運用されました。

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イザークジュールの母の消息は?

イザークの母エザリア・ジュールはプラントの最高評議会議員で、ザフト内でも高い権力を有している女傑として描かれています。

しかしその反面でイザークを大変溺愛しており、他のザフト兵がいる中でもイザークにスキンシップを取るなど、子離れできていない節が見受けられますね。

そんな美しくも厳しいエザリアですが、作品の途中からは姿を見せなくなってしまいます。

一体彼女はどうなってしまったのでしょうか…(´・ω・)?

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実は、エザリアはヤキンドゥーエに移ったパトリック・ザラの代理で指揮を執っていました。

しかし、クライン派の議員が台頭すると、その地位を失脚させられ政治の舞台から身を引く事になってしまいます。

それから2年後も姿は無く、おそらく失脚以降は一切表舞台に出ていないのでしょう。

仮に政治家として生き残っていたとしても、息子であるイザークがデュランダルに造反したことにより、さらに風当たりが強くなっていたのかもしれません。

しかし最終的にはイザークも少佐にまで昇進しましたし、隠居をしていても自慢の息子の出世には鼻が高いことでしょうね!

イザークジュールの担当声優をチェック!

イザーク・ジュールの声を担当したのは、声優、ナレーター、舞台俳優などで活躍をしている関智一さんです!

関さんはアトミックモンキーに所属しており、日本芸術専門学校の特別講師もしているようです。

また、関さんの代表作には

新世紀エヴァンゲリオン…鈴原トウジ
はじめの一歩…宮田一郎
フルメタルパニック…相良宗介
Fate/stay night…ギルガメッシュ
妖怪ウォッチ…ウィスパー

などがあります。

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ガンダムシリーズにおいては、イザークの他に、関さんの出世作である機動武闘伝Gガンダムのドモン・カッシュ機動戦士Vガンダムのトマーシュ・マサリクの声を担当されています。

また、特撮シリーズでの活躍の機会も多く、1990年代から現在までで様々なキャラクターの声を担当しているようですね!

イザークジュールとシホハーネンフースの関係とは!?

シホ・ハーネンフースは玉置成実がモデルとなったキャラクターであることはガンダムファンの間では有名なお話ですよね!

シホは赤服を身にまとうパイロットの1人であり、クルーゼ隊に補充要員として配属されますが、クルーゼの移動に伴いジュール隊所属となります。

そんな優秀なシホですが、彼女の名前を検索すると、関連する検索ワードの欄に「イザーク シホ 結婚」という言葉が表示されるようです。

いつの間に2人はそんな関係に!?

と思い調べてみると、どうやら2人の関係については明言されていないようでした。

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作中では、シホとイザークは戦場では尊敬する上官と部下という関係として描かれていました。

さらに、シホの搭乗機体に描かれたホウセンカのマークの由来として「イザークが彼女の戦闘スタイルをホウセンカに喩えた」という説があることから、アニメ本編終了後もファンの間での想像や二次創作が増え、このような関連ワードが表示されるようになったと考えられます。

ちなみに、アニメの内情とはやや逸脱しますが、スーパーロボット大戦Wではシホとイザークとの間に恋愛補正が入るようです(”ω”)

このことからも、一応公式も2人の関係性を認めていると考えても良いのかもしれませんね!!

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イザークジュールのパイロットとしての強さ!その輝かしい戦歴も

初期のイザークは感情に任せて戦うシーンが多く見受けられましたが、後半のディアッカとの再会、邂逅を経て人間としてもパイロットとしても大きく成長していく様子が見られます。

ここではイザークが優秀なパイロットとされる戦歴をまとめてみましたので、その立ち回り方にも注目しながら振り返ってみましょう!

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イザークが戦闘において強いだけではなく、頭も切れるパイロットとして描かれているシーンを抜粋してみると

 

・ヤキンドゥーエでのフォビドゥン戦において、アサルトシュラウドを単なる追加兵装としてでは無くリアクティブアーマーとして用いる事で、撃破されたかのように偽装して敵を撃破するという離れ業を披露する。

・レイダーガンダムの突貫に対し、咄嗟の判断でバスターの高エネルギーライフルを使って撃破する等、機動戦士ガンダムSEEDにおける壮絶な最終戦をほぼ無傷で生還する。

・指揮官に優先的に配備されるスラッシュザクファントムに搭乗し、新型のガンダムを終始圧倒するというベテランパイロットぶりを見せつけ、シンやスティングにその強さが尋常なものでは無いと痛感させる。

・グフに搭乗した際には、今までと癖の違う機体で連合を圧倒する万能のパイロット性を演出し、機動戦士ガンダムSEED DESTINY時代でも目立った被弾のないまま終戦を迎える。

 

と、数々の輝かしい戦歴があることがわかります。

SEED後半からデスティニーの終わりまでで他の搭乗人物が乗機を中破や大破させている中、イザークがいかに鋭く立ち回ってきたかが伺えますね!

また、物語の前半ではキラへの復讐心が原動力になっていたイザークでしたが、戦いを重ねるにつれ、周りの状況に柔軟に対応したり仲間との絆を大切にするようになったりと、精神的な面での成長も見られました!

機動戦士ガンダムSEEDシリーズにおいて、1番の成長を遂げた男性キャラクターと言っても過言ではないでしょう!

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イザークジュールの名言、また、歴代機体や母の消息のまとめ

今回はイザーク・ジュールの名言として

・「五月蠅い!腰抜け!」
・「逃げ出した腰抜け兵がぁぁ!!」
・「すぐに艦を戻せ!あの二人がそう簡単にやられるか!伊達に赤を着ている訳じゃないんだぞ!」
・「五月蠅い!今は俺が隊長だ!命令するな!民間人がぁぁッ!」
・「エターナルを援護する!ザフトの艦だ!あれは!」

の5つのセリフを紹介しました。

エリートの家系で育ち、冷酷非道な一面のあるキャラクターとして描かれていたイザークですが、数々の戦いの中で気性の激しい敵役から頼れる熱血指揮官へと成長を遂げていました。

また、戦闘に対してストイックな反面、仲間想いな部分も随所に見られましたね。

そのツンデレな性格もまたとても人間味があり、憎めないキャラクターとなっていました!

そして、パイロットとしての戦歴や同胞への情の熱さから見ても、イザークは指揮官としての適性の高い人物であったと言えますね(∩´∀`)∩

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