ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

カガリユラアスハの名言まとめ!その後の生涯やアスランとの関係も

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今回紹介するのは、機動戦士ガンダムSEEDに登場するカガリ・ユラ・アスハとその名言です!

カガリは機動戦士ガンダムSEEDにおいて主役を務めるキラ・ヤマトの双子の姉であり、オーブのお姫様として知られていますね!

また、男っぽい口調が特徴的で、初登場時には男の子と勘違いされることもありました。

性格はとにかく真っ直ぐ☆

また、曲がったことが嫌いで、思い立ったらすぐに行動してしまうところもあります。

さらに、ナチュラルであるにも関わらず、モビルスーツのパイロットとしても目を見張るものがありましたよね!

というわけで今回は、カガリの名言をご紹介するとともに、アスランとの関係や大戦後の生涯などについてもチェックしていきましょう。

また、男っぽいイメージの強いカガリの意外な可愛い姿もたくさん見つかりましたので、その場面にも注目しつつ掘り下げていきますね(* ´∀`)

カガリユラアスハの名言まとめ

カガリユラアスハの名言セリフ1.「このまんまじゃ私、借りの作りっぱなしじゃないか!少しは返させろ!」

機動戦士ガンダムSEED第24話「二人だけの戦争」でのカガリ・ユラ・アスハの名言です。

無人島に漂着後、無線の状態が悪く、洞窟で朝を待つカガリとアスラン。

カガリがアスランに向けていた銃を投げ捨てた際に銃が暴発してしまい、カガリを庇ったアスランが負傷してしまいます。

その直後、手当を断るアスランに対しカガリがこのセリフを発します。

アスラン:「大したことない。」
カガリ:「手当しなきゃ…」
アスラン:「気にしなくていい。」
カガリ:「貸して!私が…」
アスラン:「自分でできる!」
カガリ:「やってやるってば!」
アスラン:「いいって!」
カガリ:「いいからやらせろよ!このまんまじゃ私、借りの作りっぱなしじゃないか!少しは返させろ!」

出典:機動戦士ガンダムSEED第24話「二人だけの戦争」より

いつでも自分を殺せる立場だったのに情けをかけられ、さらにアスランに怪我を負わせた後ろめたさからムキになってしまうカガリ。

真っ直ぐで義理堅いカガリの性格がよく出ている場面です!!

キラの前でのしっかり者なイメージとはまた違う一面が印象的でしたね!

カガリユラアスハの名言セリフ2.「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それでほんとに最後は平和になるのかよ!」

機動戦士ガンダムSEED第31話「慟哭の空」でのカガリ・ユラ・アスハの名言です。

地球軍に頼まれ、南太平洋で行方不明になっていたキラとトールを探すオーブの捜査員とカガリ。

しかし、そこで見つかったのはキラやトールではなく、負傷したアスランでした。

アスランが目を覚ますと、カガリはアスランに銃を向け、キラについて問い詰めます。

そして、アスランの口から語られたのは、キラを殺したのがアスラン自身だということ、そして幼いころからのキラとの関係でした。

この名言は、仲間を討たれた憎しみから、友達であったはずのキラをも殺してしまったアスランに向けられたセリフです。

アスラン:「あいつはニコルを殺した!ピアノが好きでまだ15で…それでもプラントを守るために戦ってたあいつを!」
カガリ:「キラだって守りたいものの為に戦っただけだ!なのになんで殺されなきゃならない!それも友達のお前に!」
アスラン:「!…くっ…ぅぅ…」
カガリ:「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それでほんとに最後は平和になるのかよ!ええ!うっぅぅ……」

出典:機動戦士ガンダムSEED第31話「慟哭の空」

見知った2人が最悪の結果で決着をつけてしまったことを悔やむ場面は、頑固な二人の本音を垣間見た瞬間でした。

そしてこの後、アスランの迎が来た際に「危なっかしいから守ってもらえ」とハウメアの護り石をアスランの首にかけました。

大切な仲間に手をかけた人間に対して、こんな事なかなかできないですよね… (´;Д;`)

村を焼かれた仕返しにバルトフェルドに勝ち目のない戦いを挑んでいた頃のカガリからは想像のできない、成長した姿が描かれていました。

カガリユラアスハの名言セリフ3.「逃げるな!生きる方が戦いだ!」

機動戦士ガンダムSEED第50話「終わらない明日へ」でのカガリ・ユラ・アスハの名言です。

ジェネシスを停止させるためにヤキン・ドゥーエに向かうカガリとアスラン。

そこでヤキンの自爆システムとジェネシスの発射が連動していることを知ります。

そして「ヤキンが自爆する前にジェネシスの内部でジャスティスを核爆発させる」、つまり「ジャスティスに乗って自爆することでジェネシスを止める」と言い、離れていくアスラン。

カガリはアスランを止めるために必死で後を追います。

この名言は、ジェネシスを使って多くの命を奪った父の責任全てを、自分が死ぬことで果たそうとしたアスランに向けて放たれたセリフです。

カガリ:「アスラーン!!」
アスラン:「ん?か…カガリ!」
カガリ:「駄目だ!お前!逃げるな!生きる方が戦いだ!」

出典:機動戦士ガンダムSEED第50話「終わらない明日へ」より

これは機動戦士ガンダムSEED屈指の名言であり、真っ直ぐな性格のカガリだからこそ言えたセリフですね。

アスランのこの行動は、多くを救うためには必要だったかもしれませんが、「未来を背負うことを止めた」と、とらえることもできます。

生きる事とは、父親の責任を自ら背負うことであり、とても辛い道を選ばなければならないという事ですが、きっとカガリは生きることで共にその先の未来と向き合ってほしかったのかもしれませんね。

カガリユラアスハの名言セリフ4.「こういう指輪の渡し方ってないんじゃないか!?」

機動戦士ガンダムSEED DESTINY第8話「ジャンクション」でのカガリ・ユラ・アスハの名言です。

ミネルバがオーブに到着した後、情勢が気になったアスランはプラントに戻ることをカガリに伝えました。

この名言は、そんな会話の途中でいきなりカガリの指に指輪をはめたアスランへのセリフです。

アスラン:「ユウナ・ロマとのことは解ってはいるけど…」
カガリ:「え?」
アスラン:「やっぱり、面白くはないから…」
カガリ:「ぁ…ええッ!?」
アスラン:「…」
カガリ:「ぁぁ…。ぅ…ぉ…おま…いや…あの…こういう指輪の渡し方ってないんじゃないか!?」
アスラン:「悪かったな。」
カガリ:「ぁ…うふふ。気を付けて。連絡寄こせよ。」
アスラン:「カガリも、頑張れ。」

出典:機動戦士ガンダムSEED DESTINY第8話「ジャンクション」より

このシーンは「カガリにも理想的な指輪の渡され方がある」という、カガリの女性らしさが垣間見えるとても可愛らしい場面でしたね!!

この指輪のプレゼントは、プロポーズのようなものではなく、アスランからユウナへの嫉妬や牽制のような気持ちが含まれているように見えます。

超軍人気質で鈍感なアスランも恋愛絡みで嫉妬するんですね…なんだか少し意外でした (´・∀・`;A) アセアセ

カガリユラアスハの名言セリフ5.「あいつ、頼むな。私は一緒に行けないから。無事を祈る。」

機動戦士ガンダムSEED DESTINY第45話「変革の序曲」でのカガリ・ユラ・アスハの名言です。

オーブ軍に編入したアークエンジェルは月面都市コペルニクスへ向かいますが、カガリは国家元首としてオーブに残ることを決断しました。

そして、アスランやキラと言葉を交わすことなく別れた後で、メイリンと鉢合わせます。

この名言はメイリンがアスランに好意を持っていることを承知の上で願いを託すカガリのセリフです。

メイリン:「ぁ…」
カガリ:「一緒に行くそうだな。」
メイリン:「はい…」
カガリ:「あいつ、頼むな。」
メイリン:「え?」
カガリ:「私は一緒に行けないから。無事を祈る。」

出典:機動戦士ガンダムSEED DESTINY第45話「変革の序曲」より

「一緒に行けない」というセリフは「一緒に行きたい」という気持ちの表れのようにも見えます。

カガリの非常に辛い気持ちが伝わってきますね… (ノω・、)クスン…

しかし、相手がメイリンだからこそ、アスランを想っているメイリンだからこそ、彼のことを託すことができたのかもしれませんね。

カガリの穏やかな表情と優しい口調、そしてメイリンのことも慮る姿がとても印象的でした。

そして、カガリとアスランのカップルを見守っていた視聴者には衝撃的なシーンでもありましたね…。

カガリユラアスハのその後の生涯とは

カガリは戦後、オーブ国家元首としてザフトと停戦協定を結びました。

またアスランをオーブ軍に迎えるなどその後もアスランとの関係は続いていますね。

その後、恋愛関係に戻ったかは明かされていませんでしたが、その後も政治家と軍人としてオーブを支えていったのだと推測できます。

劇場版機動戦士ガンダムSEEDの公開が頓挫してしまった今、残念ながらその後のカガリの様子は各自で想像するしかなくなってしまいましたね…。

それについては福田監督も

「続編があれば、それが自分の考えていることになります」

「基本的に映像化されたものだけが、自分の感知する部分になります」

出典:https://togetter.com/li/237359…福田監督のTwitterより

と、作品で描かれた以外のことに関しては、完全に視聴者の想像に委ねるスタイルでした。

個人的にはアスランとカガリのペアはとても好きなので、2人で力を合わせて地球を守りつつ、また新しく関係を築き上げてくれたら…幸せになってくれたらいいな…と思います (`・ω・´)ノ

カガリ・ユラ・アスハとアスランとの関係は?

カガリ・ユラ・アスハと言えば、男っぽい口調と、自分の弱い部分を見せないというイメージの強いキャラクターです。

ただ、アスランに対しては頬を染めたりと素で居る場面がよく見られましたよね!

カガリの名言としてあげた5つのセリフも、全てがアスランと関係しているセリフでした。

ここではそんなカガリとアスランの気になる関係について振り返っていきましょう!

まず、アスランはカガリの恋人であり、その出会いは1つ目の名言でも紹介した無人島でした。

最初はカガリとアスランは敵同士という認識しかなく互いの厚意を拒否していました。

しかし、互いの心の内を話すことで最終的には歩み寄ることができています。

敵である相手に対して自分の話をするなんて、普通ではしませんが…(;’∀’)

ある程度信頼できる相手にしかできないと思います。

それを踏まえて、この時からアスランとカガリにとって、互いの存在が他の人物とは違うと認識しているように感じます。

それからは敵でありながらも互いに導き合いながら関係を深めている様子が見られましたね。

そしてカガリからアスランにハウメアのお守りが、そしてアスランからカガリへは指輪がプレゼントされます。

戦いの中ではなく、純粋なアスランとカガリの仲睦まじい場面は見ているこちらまで照れてしまうシーンでしたね!

とても青春を感じました… (゚▽゚)

しかし、順調と思われた二人ですが、カガリがユウナと政略結婚をさせられそうになったり、アスランがメイリンと共にザフトを脱出したことなどから、その関係が危うくなってしまいます。

さらに、カガリが指輪を外したことと、アスランをメイリンに託したことで、ファンの間で破局説が出てしまいます(;^ω^)

ちなみに、今でも2人の関係は議論の的となっているようですね。

確かにカガリは指輪を外していましたが、その行為自体がアスランとの決別を表すものではないように感じます。

カガリにとって指輪は、何度も心を救ってくれた存在であると言えますね。

それを外したという事は、

「一国の代表として自分の足で立てるようになった」

という、カガリの成長を表しているようにも感じるのです。

そのカガリの姿を見たアスランも

「今はこれでいい。焦らなくていい。夢は同じだ」

と言っています。

なので、2人はすでに指輪が無くても通じ合える関係であると言えるのではないでしょうか。

ちなみに、スペシャルエディションではアークエンジェルの出航前にアスランとカガリの抱擁シーンが追加されています!

このシーン追加により、改めて二人の深い関係を確認することができましたね!!

そして終戦後、アスランはオーブに所属し、メイリンはザフトに戻ります。

アスランとカガリがどうなったのか、という明確な描写はありませんが、アスランはカガリを支える事を選び、メイリンは見守る側に回ったのかもしれませんね。

カガリユラアスハの声優をチェック!

カガリ・ユラ・アスハの声を担当したのは進藤尚美さんです。

進藤さんは青二プロダクション所属で、声優の他に舞台女優、ナレーターとしても活躍されています。

進藤さんの出世作は

「GEAR戦士電童」の草薙北斗役

ですよね!

初めて主役を担当したのもこの作品ですね。

進藤さんの代表作は、

「ボボボーボ・ボーボボ」のヘッポコ丸役

「激闘!クラッシュギアTURBO」の丸目クロウド役

「舞-HiME」の藤野静留

などがあります。

他にも、ポケモンシリーズやワンピースなどでは多数のキャラを担当されています。

脇をしっかり固められる縁の下の力持ち的な声優さんですね!

カガリユラアスハの歴代の専用機体を解説

■カガリユラアスハの搭乗機体1.「FX-550スカイグラスパー」

スカイグラスパーは地球連合軍がストライクの支援機として開発しました。

モビルスーツと違い、ナチュラルでも比較的簡単に操縦が可能です。

アークエンジェルに搭載されていた一号機はムウが搭乗していましたが、オーブで艦を降りるまではカガリが二号機に乗って活躍していました。

軍属でないカガリでしたが、その活躍はムウも認めるほどのものでした。

■カガリユラアスハの搭乗機体2.「MBF-02 ストライクルージュ」

アスランとの戦いで大破してしまったストライクをオーブが極秘裏に回収・修理して製造された機体で、ナチュラルが搭乗できるようOSも変更されています。

エネルギー容量も多くなったことからフェイズシフト時のカラーがトリコロールから赤系になりました。

バックパックは操縦の難易度からエールストライカーが選択され、カガリの専用機としてオーブのフラッグシップとなります。

HDリマスター版では装備がオオトリ装備に変更されており、テレビ版よりも火力面が強化されています。

■カガリユラアスハの搭乗機体3.「ORB-01 アカツキ」

父のウズミ・ナラ・アスハが娘の為に極秘で開発していた機体です。

ストライクをベースに開発され、機体の黄金食は敵機から受けるビームを湾曲・反射させるための特殊コーティングでオーブの理念ともいえる攻撃よりも防御に視点がおかれた機体設計となりました。

初登場は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」でしたが、2年前から建造が進められており、当のカガリもこの機体を目にするまで存在すら知りませんでした。

ここにオーブの技術士達が水面下で開発を進めていたことが伺えますね。

オオトリ装備を実装し、ストライクルージュに代わるオーブのフラッグシップとしてカガリの乗機として戦いましたが、戦場の舞台が宇宙になるとカガリはオーブに残り機体をムウ・ラ・フラガに預けました。

(´・ω・)ただ、これってひゃくしk…ん?誰か玄関に来たようだ…

カガリユラアスハがかわいい!その理由とは!?

カガリ・ユラ・アスハの名前を検索すると「かわいい」という候補が出てきます。

活発で男勝りな彼女ですが、どうやら隠れた魅力がたくさんあるようです!!

確かに、カガリは「機動戦士ガンダムSEED」においてヒロインと言っても過言ではないほどの立ち位置だと感じました。

何事にも真っ直ぐで一所懸命な姿はそれだけで胸を打つものがありますし、正直すぎるところもまた可愛く見えてきてしまいますよね!

また、男勝りと言うとサバサバしている印象を受けますが、カガリは意外と照れているシーンが多いキャラクターでもあります。

カガリの照れた姿はドレスを着てキラの前に現れた時にも見られますが、アスランに抱きしめられた時やキスをされた時の照れ顔が最高に可愛いと思ったのは私だけではないはずです。

キラの前ではお姉さんとして振舞っている分、アスランと居る時のギャップが可愛い理由なのかもしれませんね!

また、バルトフェルドとケバブにヨーグルトソースをかけるかチリソースをかけるかで争っていた時も、どこにでもいる年相応の女の子という感じでした。

オーブのお姫様でありながらムキになってしまう姿も、カガリの等身大の姿であり、魅力の1つと言えるのでしょうね!

カガリユラアスハが覚醒した理由とは?

カガリの覚醒シーンを見ることができるのは機動戦士ガンダムSEED第49話「終末の光」です。

ヤキン・ドゥーエの戦いでM1アストレイ3人娘が討たれた際に覚醒していましたね。

「機動戦士ガンダムSEED」における覚醒は、これまでキラやアスランなどのコーディネイターに見られる現象でした。

そのためカガリが覚醒したシーンに驚いた方も多いのではないでしょうか?

この「覚醒」の正式名称

「SEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor」

=優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子

と言うようです。

ガンダムファンの間では「種割れ」とも呼ばれていますね。

そして「SEED」とは「人類が次のステージへ進化する可能性であり、ナチュラルやコーディネイター問わず発現するもの」とされているようです。

つまりその因子を持っている人間であれば、誰にでもでも覚醒できる可能性があるということです!

これが、ナチュラルであるカガリが覚醒できた理由のようですね!

カガリユラアスハの名言、また、アスランとの関係や覚醒した理由のまとめ

今回はカガリ・ユラ・アスハの名言として、

・「このまんまじゃ私、借りの作りっぱなしじゃないか!少しは返させろ!」

・「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それでほんとに最後は平和になるのかよ!」

・「逃げるな!生きる方が戦いだ!」

・「こういう指輪の渡し方ってないんじゃないか!?」

・「あいつ、頼むな。私は一緒に行けないから。無事を祈る。」

の5つのセリフを紹介しました。

キラの双子の姉であるカガリは、しっかり者で気が強い面がある一方で、恋人であるアスランの前では些細なことで恥ずかしがったりと、普通の女の子のような可愛い一面も見られました。

まさにボーイッシュな中にも可愛さのある魅力的なキャラクターとして描かれていましたね!

そして覚醒した理由については、カガリ自身に「SEED」つまり「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」が備わっていたためでした!

カガリはナチュラルで唯一覚醒を見せただけでなく、物語の後半では若くして政治の世界に飛び込んで堂々と発言したりと、作中で1番の成長を見せたキャラクターと言えますね!

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