ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

パプテマスシロッコの名言まとめ!声優や搭乗機体と最強NT説も

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今回は、機動戦士Zガンダムに登場するラスボスキャラクターでもある「パプテマス・シロッコ」について名言や登場機体、誰もが気になっている髪型にも触れて見たいと思います。

パプテマス・シロッコは、他者を惹きつけるカリスマ性を備えている一方で、自己中心的な性格も持ち合わせており、自分が認める価値の無い他者に対しては、傲岸な態度をとっている為、周りに敵も多いキャラクターでもあります。

ガンダムシリーズでもトップクラスのニュータイプ能力を持ち、シリーズ史上最強のナルシストキャラクター子を、パプテマス・シロッコその人なのです。

パプテマスシロッコ名言まとめ!

パプテマスシロッコ名言1.「サインだけでは、信憑性がありません」

第21話でジャミトフに似非の忠誠を誓うパプテマス・シロッコのセリフです。

その後、血判入りの誓約書を作成してますが、出だしから自身のナルシストぶりがにじみ出ています。

 

パプテマスシロッコ名言2.「決められた役割を演ずるというのは、難しいものだな」

第23話で嫉妬したジャマイカンにケチをつけられた上平手で殴られた後、ジャマイカンをあしらいつつ、ジャマイカンが去った後で叩かれた頬をさすりながらのセリフです。

いちゃもん付けられて殴られただけなのに、それすら自分にはプラスに捉えているパプテマス・シロッコのナルシストぶりが発揮されてます。

パプテマスシロッコ名言3.「あの女…好きになれそうだ」

第28話で、レコア・ロンドの不審な行動を咎め、スパイであることを認識しつつも罰を与えず、その場からレコアを帰した後で、頬杖つきつつの一言です。

レコアの不審な行動について、おもむろに一発殴って慰めて後でのセリフですから、もうわけがわかりません。

自分が大好きなんですよ、パプテマス・シロッコという男は。

パプテマスシロッコ名言4.「道を誤ったのだよ。貴様のようなニュータイプのなり損ないは、粛正される運命なのだ!わかるか!!」

最終話でパプテマス・シロッコとハマーン・カーンに狙撃されたシャアが乗る百式。

その中でパプテマス・シロッコがシャアに放ったセリフですが、シャア・アズナブルを「出来損ない」呼ばわりしたのは、パプテマス・シロッコだけですよ。

この後、Zガンダムでのシャア屈指の名セリフが生まれているのは言うまでもありません。

パプテマスシロッコ名言5.「私だけが…死ぬわけじゃ無い…貴様の心も、一緒に連れて行く…カミーユ・ビダン…」

これも最終話でZガンダムにコクピットを突かれた際に、パプテマス・シロッコが思念を込めた叫びです。

実際にこの思念によって、NT能力が最上に高まっていたカミーユ・ビダンの精神面を破滅に追いやったわけです。

パプテマスシロッコの声優まとめ!

劇中でパプテマス・シロッコの声優を担当したのは、声優の「島田敏」さんです。

島田敏さんは、ドラゴンボールZのブロリーONE PIECEのワポルなどの敵役から、Dr.スランプアラレちゃんに登場したニコチャン大王、ちびまる子ちゃんの映画では、おじいちゃん「さくら友蔵」などのコミカルなキャラクターも演じるなど、マルチに活躍している声優さんです。

またガンダム作品では、劇場版の機動戦士ガンダムではオスカ・ダブリンを演じるなど度々、ガンダム作品に参加しており、次作の機動戦士ガンダムZZではニー・ギーレン逆襲のシャアでも係員やロンドベルのパイロットと言うサブのサブの役であっても参加しています。

あまりにもチョイ役の兵士を演じることが多いことから「島田兵」という言葉も生まれ、ガンダムファンの間ではすっかり定着していますよね。

パプテマスシロッコの搭乗機体まとめ!

パプテマス・シロッコが搭乗した機体は、いくつか存在していますが、モビルスーツの設計に携わるなど多彩な才能を見せつけてくています。

搭乗した機体は、

・PMX–000 メッサーラ

・PMX–003 ジ・O

の3機ですが、メッサーラは可変MA(モビルアーマー)に分類されるようです。

この中でも特に印象的なのは「ジ・O」でパプテマス・シロッコが自身の専用機として開発した機体で、ずんぐりした体型の大型機の割に高い機動性を発揮します。

なぜ、印象的なのかと言うと、パプテマス・シロッコのような自分大好きのナルシスストが設計した割には、ずんぐりした体型のモビルスーツで、パラス・アテネの方がスリムでcナルシストが好みそうなデザインだと思ってしまいます。

また、搭乗はしませんでしたが、多くのモビルスーツ開発もしていますよね。

自身が搭乗した

・PMX–000 メッサーラ

・PMX–003 ジ・O

をはじめ、

・PMX–001パラス・アテネ

・RX-110 ガブスレイ

・RX-139 ハンブラビ

・PMX-002 ボリノーク・サマーン

があり、それぞれジェリドやヤザンといったパイロットに与えていました。

パプテマスシロッコはニュータイプ最強か!?

ガンダムシリーズを語る上で、度々議論となる「ニュータイプの最強キャラは?」ですが、この議論の中で、常に上位に名を連ねるのキャラクターが多いのが、Zガンダムです。

では、その中で「パプテマス・シロッコは?」ということですが、ニュータイプの定義を「認識能力の拡大により人並み外れた洞察力・直感力・空間認識力を持ち、独特のサイコウェーブを発する」とした場合、最強ではありません。

確かに劇中では、殆ど被弾していませんが、最も有名なキャラクター「アムロ・レイ」も全くと言っていいほど、被弾してません。

また純粋なニュータイプ能力という面においては、怒り狂ったカミーユ・ビダンの方が敏感だと感じます。

しかし、劇中でのパプテマス・シロッコは、自身のニュータイプ能力が高いことを察知し、ノーマルスーツを着ないままMSに搭乗しています。

そんなパプテマス・シロッコのニュータイプ能力について富野由悠季監督は「射撃No1」という評価をしていますので、歴代のニュータイプキャラクターでも最強クラスの強さを持っていると言うことです。

この点から見ても「パプテマス・シロッコ」がニュータイプの中で最強か?という問いに対する答えは「最高では無い」ということですね。

パプテマスシロッコの最期は?

パプテマス・シロッコは、スペースノイド出身でありながら、その類い稀なる策士の才能を持ち、反スペースノイド組織のティターンズの実権を握ります。

その後、グリプス2を改装したコロニーレーザーを巡る戦闘の最中、コロニーレーザーによってティターンズの主力戦隊を失い、撤退を余儀なくされ、ジュピトリスを目前にカミーユが操るZガンダムと遭遇します。

そこでジ・O要するパプテマス・シロッコは、一時Zガンダムを圧倒しますが、カミーユのニュータイプ能力と死者の意志を吸収したZガンダムの突撃を受け、ジ・Oの装甲ごと肉体を突かれてしまい肉体は消滅します。

ここで終わらないのが、パプテマス・シロッコで、絶命の寸前に放った断末魔の思念がカミーユの精神を崩壊させてしまうのです

このZガンダムの突撃を受け、肉体を疲れている姿がロッテから発売されているアイスキャンディーの「スイカバー」に腹を突かれているように見えることから、これまで数限りなく散々、ネタにされてきています。

パプテマスシロッコの年齢や過去を紹介

パプテマス・シッロコの年齢は27歳という設定のようです。

マンガ版の「新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集」では、宇宙世紀0083年頃に木星圏の衛星ガニメデにあるジオン資源基地への掃討作戦に乗りなれないガンダムタイプのMSに搭乗して参加し、若き日のハマーン・カーンやシャア・アズナブルと交戦している姿が描かれています。

ただ、この作品自体の時代構成がパラレル的要素が強いために公式設定というわけでは無いようです。

公式だと地球連邦政府の木星資源採掘船ジュピトリスの責任者で、木星船団を統率する指揮官でした。

パプテマス・シロッコの髪型の構造は?

パプテマス・シロッコのトレードマークとも言える、変な!?…特徴的な髪型の中身には、諸説あります。

いくつか紹介をすると「黒柳徹子さんのような髪型」「NT能力を高めるための装備」「索敵用の装備」「帽子」などです。

実際のことろ公式的なことは発表されていないため、誰もわからないのが本当のところです。

考察すると、パプテマス・シロッコのナルシスト的な性格から誰のことも真似していない「唯一無二のオシャレ」だったのではと思っています。

パプテマス・シロッコの映画とテレビ版の違いは?

パプテマス・シロッコについて、映画版とテレビ版とで比較したときに、大きな違いはありませんが、細かな設定の違いとして映画とテレビ版とでは階級が異なります。

映画版では階級が「大佐」であるのに対して「大尉」になっています。

参考までに小説版では、スイカバーとネタになっている最期の場面が異なり、Zガンダムの放つオーラによって機体制御を失っている間に、コロニーレーザーによって焼き尽くされてしまいます。

パプテマスシロッコのまとめ!

パプテマス・シロッコは、ニュータイプ能力を持った優秀なパイロットという面だけでなく、優秀なモビルスーツを開発する知識をも持ち合わせた天才肌の軍人で、その性格はナルシストそのものです。

その反面、劇中で世界情勢を操り世界を変えるという信念があるものの「この戦いが終わった後は恒星旅行にでも行く」と語るなど、権力を掌握することに固執していないように描かれています。

このような性格からか、どことなく憎むことができず、また劇中で見せる最強のナルシスト能力が人の心に残っているために、人気キャラクターとなってるのでは無いかと思います。

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