ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

ヘンケンベッケナー艦長の名言セリフまとめ!最後の場面や意外な年齢も

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今回は、機動戦士Zガンダムに登場したヘンケン艦長こと「ヘンケン・ベッケナー」を紹介します。

ヘンケン艦長は、劇中でその強面で豪快な性格であり、部下に尊敬されていたにも関わらず、ガンダムファンからは「無能」というレッテルを貼られているそうですが、実際にはどうだったのでしょうか。

本文では、名言セリフだけでなく、一年戦争まで遡りながら、最後の場面や部下に慕われながらも、なぜ「無能」と呼ばれてしまったのか、その理由をチェックしていきます。

ヘンケンベッケナー艦長名言セリフまとめ!

ヘンケンベッケナー艦長の名言1.「やられるつもりはない!着るものか!」

テレビ版第3話での名言です!

戦闘に突入したことでレコア・ロンドからノーマルスーツを着ることを促された時のセリフですが、一旦、強気で拒否したものの、ブレックス准将から「着るのだ」と諭されあっさりと装着しています。

なぜ、断ったんだ!と言いたくなりますね。

ヘンケンベッケナー艦長の名言2.「クワトロ・バジーナ大尉にです」

テレビ版第5話でのヘンケン艦長のセリフですが、このセリフはクワトロ・バジーナが赤い彗星、つまりシャア・アズナブルであることを感じたという話をしたわけです。

直接、ジオングなどの存在を見ていないにも関わらず、クワトロの戦闘を目の当たりにしただけで、シャアの存在を感じているということは優秀な艦長ということですね。

ヘンケンベッケナー艦長の名言3.「…しかしな、君が赤ちゃんを産めんようにでもなったら…」

テレビ版第25話でのヘンケン艦長、渾身の名言ですね。

詳しくは後述しますが、エマ・シーンに好意を抱いていたヘンケン艦長が、核パルスによる放射能の影響を心配しエマに対するセリフですが、恋下手な男、精一杯の一言です。

ヘンケンベッケナー艦長の名言4.「ダメだ!ラーディッシュは!」

テレビ版第49話でのセリフです。

このシーンも後述しますが、好意を抱いていたエマ・シーンが搭乗するガンダムMk-Ⅱの危機に、ラーディッシュのクルーが、ガンダムMK-Ⅱ援護を進言した時のセリフです。

本当はエマを助けたいと考えるも、クルーも守らないといけない艦長という立場と男の立場で揺れている中でのセリフなのです。

ヘンケンベッケナー艦長の名言5.「…すまない。…ラーディッシュ前進!目標MK-Ⅱだ!」

同じく第49話で、前のセリフからの続きです。

悩みに悩んだ結果の答えを絞り出したヘンケン艦長のセリフです。

クルーを犠牲にする可能性が高い中での決断を下した際の一言で、この決断は本当に正しかったのか?…悩みますね。

ヘンケンベッケナー艦長の最期!その死因は?

ヘンケン・ベッケナー艦長の最期は、テレビ版第49話で、ヤザン・ゲーブルが操るハンブラビに想いを寄せエマ・シーンが被弾しているのを見て、艦長と一人の男の想いの間で葛藤し、最後には、エマを救うことを決意します。

そして、目標をエマが操るガンダムMK-Ⅱに定め、ラーディッシュを向かわせ、そして戦艦ごとハンブラビに突撃を仕掛けます。

しかし、その奮闘むなしく返り討ちにあってしまい、ヤザンに撃沈されてしまい、「エマ中尉…」と最後の最後までエマを心配し最期を迎えてしまいます。

なので、ヘンケン艦長の死因は、エマを無理にでも救うことを選び、無茶な行動をとってしまったということですね。

(´;ω;`)ウゥゥ

ヘンケンベッケナー艦長とエマその関係を解説

ヘンケン艦長の死因からも分かるように、エマ・シーン中尉に対しては、想いを寄せています。

しかしヘンケン・ベッケナーという男は、恋には奥手でどうにもエマに対して想いを伝えることはできていませんでした。

それでも、エマを心配するシーンでは、エマを動揺させますが、エマが心を開くことはありませんでした。

エマの本心では、心を開きたかったのではないかと推測できますが、その軍人的な性格から、心を開く自分を許すことができなかったのではないでしょうか?

きっとヘンケン艦長とエマの心は通じ合っていたと信じたいですね。

 

ヘンケンベッケナー艦長の意外な年齢と階級を紹介

ヘンケン・ベッケナー艦長は、その風貌からアラフォーのダンディなイメージです。
しかし、ブライト・ノアと階級が同じ中佐ということからも、年齢の公式な設定こそありませんが、推定年齢30歳前半だとも言われているそうです。

あの風貌ですから、年齢が高いと思われがちですが、意外にも若いのです。

ちなみにエマ・シーンは年齢が24歳ということです。

ヘンケンベッケナー艦長の一年戦争での活躍は?

ヘンケン艦長は、一年戦争にも参加しており、その際は地球連邦軍に所属していました。

地球連邦軍では、第7艦隊所属サラミス改フジ級輸送艦スルガの艦長として、宇宙移民者の移送に従事しています。

スルガでの任務中にア・バオア・クー攻略戦時に戦闘に巻き込まれ、スルガが撃沈してしまうもののヘンケンは無事に救出されています。

この救出された際に、シャア・アズナブルの存在を感じたということです。

ヘンケンベッケナー艦長の歴代戦艦を紹介

ヘンケン艦長は、一年戦争では、スルガの艦長で、グリプス戦没では、初代アーガマの艦長に就任しています。

その後、ブライト・ノアがエゥーゴに参加したことで、アーガマをブライトに引き継ぎ、自らは、新造戦艦ラーディッシュの艦長に就任し、最期を迎えることになってしまいます。

ヘンケンベッケナー艦長が無能と言われる理由を解説

ヘンケン艦長は一部のガンダムファンの中で無能と呼ばれてしまっています。

豪快な性格から部下にも慕われているキャラクターでありながら、無能というレッテルを貼られてしまった原因は、エマ・シーン一人を救うためにラーディッシュのクルー全員の命を奪ってしまったことにつきます。

艦長として、エマを救う決断までは賞賛されるかもしれませんが、無理をしてクルー全員を犠牲にするというのは、艦長として一時的な感情に流された結果としては最悪の結末です。

この最悪な結末を出してしまったことが「艦長として無能」と言われてしまう原因なのです。

ヘンケンベッケナー艦長のまとめ

ヘンケン艦長は、一年戦争を生き抜きエゥーゴでは、新造戦艦の艦長を任されるだけでなく、その性格からクルーからの信頼も厚かったにも関わらず、最も自分が苦手とした「恋愛」に負けてしまった結果、エマのはっきりとした返事も聞かず、無能のレッテルを貼られてしまった可哀想な存在なのです。

ただ、悲運が繰り返されるZガンダムにとって、そんなヘンケン・ベッケナーの存在というのは、非常に温かみのある存在だと言えます。

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