ララァスンの名言まとめ!シャアやアムロとの関係と悪女説も|機動戦士ガンダム
今回、紹介するのは機動戦士ガンダムに登場したララァ・スンとその名言です。
ララァ・スンは、シャア・アズナブルやアムロ・レイと出会ったことで、二人に運命を翻弄される一方、二人の運命を弄んだ名キャラクターです。
また、その高いニュータイプ能力や、不思議な魅力からガンダム誕生から40年経った今もファンの多いキャラクターでもあります。
本文では、そんなララァ・スンの名言のほか、シャアやアムロとの関係、そして常に悪女として名前が挙がる理由を検証いきますね☆
もくじ
- 1 ララァスンの名言まとめ!
- 2 ララァスンの名言その1「美しいものが嫌いな人がいるのかしら?それが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
- 3 ララァスンの名言その2「シャアをいじめる悪い人だ!」
- 4 ララァスンの名言その3「なぜ、あなたはこうも戦えるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに」
- 5 ララァスンの名言その4「私を救ってくれた人のために私は戦っている」
- 6 ララァスンの名言その5「ああ、アムロ、刻(時)が見える‥」
- 7 ララァスンのシャアやアムロとの関係って何だったの?
- 8 ララァスンの悪女説ってどういうこと?
- 9 「ララァ・スンは私の母に…」に込められた意味とは?
- 10 ララァスンの歴代声優をチェック
- 11 ララァスンの専用モビルアーマー「エルメス」の性能をチェック
- 12 ララァスンの名言、また、シャアやアムロとの関係と悪女説のまとめ!
- 13 続けて読まれている記事はコチラ!
ララァスンの名言まとめ!
それでは、ララァ・スンの名言を紹介していきますが、ララァが口を開けば名言が!?と思うくらい名言が多いので悩みましたが、5つに絞って紹介してみますね!
ララァスンの名言その1「美しいものが嫌いな人がいるのかしら?それが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」でのララァ・スンの名言です。
アムロとララァが初めて出会った時に、ララァがアムロに対して発したセリフですが、初対面で、こんな話をするっていうのは、少しヤバい人かも!?なんて感じてしまいます。
でも、そこはお互いにニュータイプなので、何かを感じ取ったかもしれませんね。
ララァ:「かわいそうに」
アムロ:「あ」
ララァ:「・・・!?」
アムロ:「ご、ごめん。べ、別に脅かすつもりじゃなかった」
ララァ:「・・・」
アムロ:「あ、あの鳥のこと、好きだったのかい?」
ララァ:「美しいものが嫌いな人がいるのかしら?それが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
アムロ:「そ、そりゃあそうです、そうだけど、僕の聞きたいことは・・・」
ララァ:「・・・止んだわ」
「・・・きれいな目をしているのね」
アムロ:「そ、そう?」
出典:「機動戦士ガンダム」より
学生のころに、こんな出会いをしてみたかった…(妄言)
ララァスンの名言その2「シャアをいじめる悪い人だ!」
機動戦士ガンダム第40話「エルメスのララァ」でのララァ・スンの名言です。
大佐があたしの心を触った感じなんです。
-ララァ・スン(機動戦士ガンダム) pic.twitter.com/xNo2esoTgq— 哀戦士 (@gundam_media) 2019年4月13日
アムロとシャアの戦いの中で、エルメスで出撃したララァはシャアを援護します。
その時、ララァが頭を押さえつけられるような痛みに襲われたのです!
これもララァのニュータイプ能力が高すぎるが故にアムロに共鳴した結果の頭痛…のようにも見えますが、サイコミュシステムのせいでもあるのかな?
と言っても、ララァの頭痛がアムロにあることを見抜いていたシャアの感応力も素晴らしいですね。
ララァ:「あ、頭が押さえつけられるように重いの、です」
シャア:「なんだと?」
ララァ:(悪い人だ!)
アムロ:(なに?)
ララァ:(シャアをいじめる悪い人だ!)
アムロ:「誰が悪い人なんだ?」
出典:「機動戦士ガンダム」より
ララァスンの名言その3「なぜ、あなたはこうも戦えるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに」
機動戦士ガンダム第41話「光る宇宙」でのララァ・スンの名言です。
あなたは、こんなに戦えるじゃない。あなたには守るべきものも、守るべき人もないというのに。
ララァ・スン/機動戦士ガンダムpic.twitter.com/vflxQV1zP0
— ガンダムシリーズ名言集 (@gundamrem) 2019年4月6日
ララァ操るエルメスとアムロ操るガンダムが激闘を通して、お互いのニュータイプ能力を全開にして戦いを続けています。
そしてお互いの思念は、ニュータイプ同士の共鳴を呼び、その中でララァがアムロに問いかけたセリフですね。
ララァはアムロに対して守るべきものがないといいます。
その言葉はアムロに突き刺さり、若干の動揺を見せたんですが、アムロのニュータイプへの進化速度を加速させたのかもしれません。
ララァ:「そのあなたの力が示している。あなたを倒さねばシャアが死ぬ!」
アムロ:「シャア?そ、それが・・・」
ララァ:「あなたの来るのが遅すぎたのよ!」
アムロ:「遅すぎた?」
ララァ:「なぜ、なぜ今になって現れたの?」
「なぜ、なぜなの?なぜあなたはこうも戦えるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに」
アムロ:「守るべきものがない?」
ララァ:「私には見える。あなたの中には家族もふるさともないというのに」
アムロ:「だ、だから、どうだって言うんだ!?」
出典:「機動戦士ガンダム」より
ララァスンの名言その4「私を救ってくれた人のために私は戦っている」
機動戦士ガンダム第41話「光る宇宙」でのララァ・スンの名言です。
大佐、今日からノーマルスーツを着けて出撃なさってください。
-ララァ・スン(機動戦士ガンダム) pic.twitter.com/bjX4shrB7z— 哀戦士 (@gundam_media) 2019年4月6日
アムロがララァから守るべきものがないくて戦っていると言われたことで、ララァに戦っている理由を聞いた時にララァ自らが戦う理由を語ったセリフですね。
ララァは、シャア・アズナブルに救われています。
その後、ニュータイプのオーガスタ研究所に送られたとしても、シャアに救われたことの意味が大きかったということになるんだと思います。
アムロ:「守るべきものがなくて戦ってはいけないのか?」
ララァ:「それは不自然なのよ!」
アムロ:「では、ララァはなんだ?」
ララァ:「私は救ってくれた人の為に戦っているわ」
アムロ:「たった、それだけの為に?」
ララァ:「それは人の生きる為の真理よ」
アムロ:「では、この僕達の出会いはなんなんだ?」
出典:「機動戦士ガンダム」より
ララァスンの名言その5「ああ、アムロ、刻(時)が見える‥」
機動戦士ガンダム第41話「光る宇宙」でのララァ・スンの名言です。
アムロとシャアの激闘の中、アムロがゲルグるの左手を切り落とし、トドメを刺そうとビームサーベルを持って接近するガンダム‥そこにララァ操るエルメスが、シャアのゲルググを庇い、身代わりになりました。
そして、ガンダムのビームサーベルによって、エルメスは大破してしまうのです。
走馬灯のようにフラッシュバックしたララァの思念の中で、アムロとララァはやっと分かり合えることが出来たわけで、アムロと通じ合ったことを知ったララァがアムロに残した名言というわけですね。
ララァ:「人は変わってゆくのね。あたし達と同じように」
アムロ:「そ、そうだよ。ララァの言う通りだ」
ララァ:「アムロは本当に信じて?」
アムロ:「し、信じるさ、き、君ともこうして解かり合えたんだから。人はいつか時間さえ支配することができるさ」
ララァ:「ああ、アムロ、時が見える・・・」
出典:「機動戦士ガンダム」より
このシーンは、何度見ても泣けてしまいます…。
テレビ版も映画版も素晴らしいです。
シャアとララァが初めて出会ったエピソードを動画で見るならコチラ☆
ララァスンのシャアやアムロとの関係って何だったの?
ララァ・スンとシャア・アズナブルやアムロ・レイとの関係って何だったのでしょうか。
物語を素直に見ていると、単なる男女の三角関係ではないように思えますね。
シャアとララァは男女の恋愛関係。
アムロとララァは、ニュータイプ同士で分かり合った関係。
シャアにとってのアムロは、最愛の女性を死に追いやった敵。
アムロにとってのシャアは、本来は戦う人ではなかったララァを戦争に巻き込んだ張本人。
「ララァ・スンは私の母になってくれたかもしれなかった女性だ!」
小さい頃、このシャアの台詞に対して特になにも思わなかったけど、色々経験した今は、正直、痛いほど良く分かる…、
でも、俺はシャアみたいに親の愛を受けられなかった訳ではないから、シンプルに寂しがり屋なんだろう。 pic.twitter.com/eeesFv1Ucv— ナーゼンシュライム 岡本 (@_NaSenSchLeIm_) 2018年12月29日
ちなみに、ララァですが、彼女は戦災で肉親を失い地を這うような生活をしていた矢先、シャアと出会い、シャアがララァのニュータイプ能力の高さを買い、そのまま連れ帰りニュータイプ研究所「フラナガン機関」に預けられています。
その後、シャアとララァは男と女として惹かれ合い、シャアもララァを愛し、またララァもシャアを愛していたのです。
一方、アムロとは運命的な出会いを果たし、お互い高いニュータイプ能力を持っていたために、お互いにしか分かり得ない深い繋がりが出来てしまいました。
それがアムロとララァのつながりであり、ただただお互いを理解し、受け入れるという極めて単純な繋がりから惹かれ合った、と思えます。
ララァスンの悪女説ってどういうこと?
劇中でのララァ・スン本人には冷酷な「悪女」を連想させるところはほとんどありませんが、ガンダムシリーズの悪女となるとララァの名前が挙がってくるようです。
調べてみると、シャアとアムロの間にいて、2人をこじれさせてしまったから、という見方があるようです。
登場して間もないララァ・スンはシャア・アズナブルと惹かれ合い肉体関係もあったと言われていましたが、物語が進むにつれてアムロ・レイと運命的な出会いをしてしまいます。
お互いに高いニュータイプ能力を持っていたため、精神が共鳴し惹かれ合ってしまうのですが、最後はシャアを庇ってアムロの攻撃を受けて壮絶な最期を迎えてしまいます。
アムロは惹かれあったララァを自分の手で殺してしまったことへの自責の念と、「母になってくれるかもしれない女性」を失い心に大きな傷を残したシャアの二人は、大きなトラウマを抱えることになります。
その後、アムロとシャアは、ずっとララァ・スンという女性のことを忘れられず、心に残り続けることになりました。
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」ではアムロの夢にララァが登場し、
アムロ「シャアと僕を、一色他に自分のものにできると思うな!」
ララァ「意識が永遠に生き続けたら拷問よ。私は貴男たちをみたいだけ。」
アムロ「そりゃエゴだよ!」
ララァ「私は永遠に貴男たちの間にいたいの‥」
アムロ「シャアは否定しろ!」
ララァ「彼は‥純粋よ…」
アムロ「純粋だと!」
出典:「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」より
と「アムロとシャアの間にいたい」とか「シャアを純粋な人」と言ったりします。
こんなふうにアムロとシャアを最後の最後まで振り回す訳ですね…。
これが悪女なのかはちょっと微妙な気がしますね(;^ω^)
「ララァ・スンは私の母に…」に込められた意味とは?
機動戦士ガンダム逆襲のシャアで、シャア最後のセリフが「ララァ・スンは私の母親になってくれるかもしれない女性だった」でした。
セリフだけ見るとすごく情けない気もしますが、これが最後のセリフというのが意外ですよね。
ララァ・スンは、私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!
-シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)pic.twitter.com/nkJ6WkOiVA— 哀戦士 (@gundam_media) 2019年4月6日
もしかしたら、シャアの子供時代の母との関係が影響しているのかもしれません。
シャアは、幼い頃にザビ家の陰謀により、父を失い、母は幽閉されてしまい、無理矢理に別れさせられるという具合に母親からの愛情を十分に受けることができなかったようです。
そんな中、ララァ・スンという女性は、母性に満ちた女性であり、シャアを甘えさせてくれ、シャアに対して何も求めない女性でした。
ハマーン・カーンやレコア・ロンド、クエス・パラヤはシャアに何かを求めてくる女性なので、シャア自身は受け入れることができなかった、とも言われているようです。
シャアの女性関係はさておき、彼は本当の母親とララァという母に近い奇跡の存在だった人間を2度も失ったことになります。
「ララァは私の母になってくれるかもしれなかった女性」というセリフの本当の意味はハッキリとはわかりませんが、その悲痛さだけはヒシヒシと伝わってきます…( ˘ω˘)
ララァスンの歴代声優をチェック
ララァ・スンの声は、これまで3人の声優さんが演じています。
一人目が機動戦士ガンダムで初代ララァ・スンを演じた潘恵子さんです!
潘恵子さんは声優と西洋占星術師の顔を持つ方で、ララァ・スンのほか聖闘士星矢の城戸沙織(アテネ)役や美少女戦士セーラームーンのルナ役、アンパンマンのシャボン玉姫などが代表作と言えます。
またGACKTのファンということもあり、シャア・アズナブル役の池田秀一さんにGACKTに会いたいと、おねだりをして連絡を取ってもらったという逸話もあるようです。
@kinochan_da 昨日ちゃんが、オレらにとっての、アテナ、城戸沙織(きどさおり)だから、別に他なんかいなくて良いんだよ!🙋♂️💪
昨日ちゃんの仲間だよ!😃👍🏆 pic.twitter.com/bLfOG4knhJ— 伍代ルーラ→final 16(・∀・)ノ (@godainaito) 2019年4月11日
機動戦士ガンダム「THE ORIGIN」では、声優の早見沙織さんです。
早見沙織さんは、東京都出身の27歳で2007年から声優活動を開始し、これまで数々のアニメ作品に声優として参加されていて「魔法科高校の劣等生」の司波深雪役や「四月は君の嘘」の井川絵見役、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のリュー・リオン役などを演じています。
また声優のほかに歌手活動やラジオパーソナリティなど幅広い活躍をしている方で、今後の活躍が期待される声優さんの一人ですね!
9 司波 深雪
作品名 魔法科高校の劣等生
CV 早見 沙織 pic.twitter.com/VOjw2OZdBL— 混沌の闇 (@j0IVT257mQdhIZm) 2019年4月10日
そして三人目は、アニメ「ガンダムさん」でララァ・スンを演じたのは声優の潘めぐみさんです。
この潘めぐみさんは、初代ララァ・スンを演じた潘恵子さんの娘さんで、なんと親子で同じキャラクターの声を担当しているという訳ですね!
潘めぐみさんは、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズでガエリオ・ボードウォンの幼少期役のほか、2019年4月に放送が開始される機動戦士ガンダム「THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」でセイラ・マス、俺物語!!の大和凛子を演じるなど、これから活躍を期待される声優さんです。
そして大御所である母の潘恵子さんを超えるような声優さんになってほしいですね!!
八女ちゃん並みに大和凛子ちゃん好きになったんだけど、
分かるオタクいるよね?
胸が痛い。 pic.twitter.com/KgAwSMDf1d— ぎゃるのてぃ@STRELL (@10__no) 2018年6月18日
ララァスンの専用モビルアーマー「エルメス」の性能をチェック
タジタジになるのも無理もありませんよ❗️このころはララァスンのエルメスに戦いを任せると言っていてサポートに回っていたのですから💦 pic.twitter.com/zfcyREeQ0q
— KOKOA@フラッグ改造中 (@Mikan435) 2019年1月27日
ララァ・スンの専用モビルアーマー「エルメス」が初めて登場し、その性能を見せつけられた時の視聴者の衝撃は凄まじかったのではないでしょうか??
視聴者に衝撃を与えたエルメスの性能とは、脳波を利用した操縦システムのサイコミュシステムを搭載したことが、その性能を非常に高いものに仕上げています。
そのサイコミュで遠隔操作される無人ビーム砲端末「ビット」を多数装備し、多方向からの射撃によって敵を撃墜するオールレンジ攻撃を可能とした性能が最も衝撃を与えた訳です。
この「ビット」は後に「ファンネル」と名を変えガンダムシリーズにとって欠かせない武器となっています。
とは言ってもサイコミュを操り、ビットを使いこなせているのは、ララァ・スンの高いニュータイプ能力があるからこそですが‥
ララァスンの名言、また、シャアやアムロとの関係と悪女説のまとめ!
今回は、機動戦士ガンダムでのララァ・スンの名言で
1「美しいものが嫌いな人がいるのかしら?それが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
2「シャアをいじめる悪い人だ」
3「なぜ、あなたはこうも戦えるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに。」
4「あ私を救ってくれた人のために私は戦っている」
5「ああ、アムロ、刻が見える‥」
の5つを紹介してきました。
またララァ・スンの悪女説や登場機体の性能、歴代声優の関係をチェックしてみました。
ララァ・スンは、アムロとシャアの関係やガンダム作品を語る上で重要なキャラクターであり、その哲学的な名言だけでなく、人々を惹きつける不思議な魅力にあふれたキャラクターでもあります。
それに、ララァの劇場版とテレビ版でのちょっとした違いを見比べてみるのも面白いですよね!
劇場版ではカットされていますが、テレビ版の「テキサスの攻防」の回がオススメですよ☆