ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

スレッガーロウの声優や名言まとめ!ミライや指輪など最後の回も

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今回は、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する陽気な性格と男らしい一面をも併せ持った隠れた名キャラクター「スレッガー・ロウ」を紹介します。

本文では、劇中での名言や劇中に登場する女性キャラクター「ミライ」との関係、スレッガー・ロウが搭乗した機体には専用機があったのか?

また、歴代の声優は誰が演じたのか?

などを紹介していきます。

現代風に言えば、一見すると「チャラ男」に見えてしますスレッガー・ロウですが、これを読めば、あなたの知らない男気溢れるカッコイイ「スレッガー・ロウ」に出会えますよ!

スレッガー・ロウの歴代声優!

スレッガー・ロウの歴代声優をご紹介します。

テレビ版での声優は、玄田哲章さんです。

玄田哲章さんと言えば、独特の太い低音の声質から多数の洋画で吹き替えも担当しており、アーノルド・シュワルツェネッガーなど鍛え抜かれた俳優さんの吹き替えを担当していました。

また、同じガンダムシリーズでは、OVA「機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー」のケリィ・レズナー役や、「機動戦士ガンダム08小隊」ではテリー・サンダースJr.役としても出演されていますね!

一方、劇場版では、井上真樹夫さんが担当していました。

井上真樹夫さんは、代表的なアニメでは「巨人の星」で花形満や「ルパン三世」のテレビ第二シリーズから2010年まで石川五右衛門を演じるなど、冷静沈着な役どころ演じることが多い声優さんになります。

ちなみに、玄田さんは「機動戦士ガンダム」劇場版でも声優で参加しており、その役は何と「ドズル・ザビ」だったのです。

アニメ版と劇場版では、地球連邦軍とジオン軍が逆になっているので、声優の聴き比べするのも面白いですね!

スレッガー・ロウの名言まとめ!

一見チャラ男に見えてしまうスレッガー・ロウですが、劇中では数々の名言を残していますので、男気溢れるスレッガー・ロウの名言を紹介します。

名言1.悲しいけどこれ戦争なのよね。

最も有名なスレッガーの名言です。

アニメ版と劇場版の両方で発している言葉ですが、アニメ版の方が、この言葉の意味をより理解することが出来ます。

テレビ版第36話の「恐怖!機動ビグ・ザム」でGアーマーでビグ・ザムに特攻をかけ、自分が特攻をかけることで、ガンダムが接近戦に持ち込む戦術を身をもってアムロに提案したともいわれています。

この作戦は「自分がやられることが前提」であり、そこを「悲しい」と表現したのかもしれませんね。


名言2.いいねぇ、ブライト中尉。あんたはいい

テレビ版第31話でのひとコマになります。

ホワイトベースの主砲を任されたスレッガーが、180度艦首を敵に向けるようブライトに申し入れるも、ブライトがこれを聞き入れなかったことで、スレッガーがごねたところ、仕方なくブライトが180度艦首を敵に向けたところ、要望を聞き入れられたスレッガーが発したひと言です。

名言3.なぁ〜んてお上手なんでしょ!僕!

テレビ版第36話での一コマになります。

Gファイターで出撃し、敵艦を撃破せずとも砲塔やエンジンを破壊し行動不能していく、自分の戦いの手際の良さを自画自賛した際に発したひと言です。

名言4.そうだよ。カムランさん。気合の問題なんだ。

テレビ版第34話でのひとコマになります。

女性(勝手を言う女性)を殴ることを野蛮だと言ったカムランに対してスレッガーが放ったひと言です。

名言5.俺にとっちゃあ…少尉はまぶしすぎるんだ。世界が違うんだよな…

テレビ版第36話でのひとコマになります。

連邦軍とジオン軍との戦況が激しくなる中、スレッガーが搭乗するGファイターが被弾のためホワイトベースに帰投します。

補給や修理をする僅かな時間に、ミライ・ヤシマがスレッガーに近づいてきた際、ミライの表情から何かを悟ったスレッガーが、ミライの胸中を察して優しく語りかけたひと言です。

スレッガー・ロウとミライの別れの会話やセリフ!

スレッガーとミライとの別れは、テレビ版の第36話でした。

ソロモン攻略戦終盤、Gアーマーの機体損傷のために帰還したスレッガーのもとに、彼の身を案じてブリッジから駆けつけたミライへ母の形見の指輪を預け、別れ際にキスを交わし出撃したのがスレッガーとミライの別れになります。

この時の名セリフが

「宇宙(そら)で無くすと大変だ」

「指輪を頼むよ少尉」

です。


このセリフは、名言ですが、この時のスレッガーの気持ちを測り知ることはできません。

生きて帰ってくるつもりだったのか、すでに覚悟を決めての出撃だったのでしょうか。

ただ言えるのは、スレッガーという男は、自分に向けられる愛には不器用な男だったのではないでしょうか。

スレッガーロウの壮絶な最後とビグザムへの特攻の理由とは

テレビ版を中心に説明をします。

ジオン軍「ドズル・ザビ」が搭乗したMAビグ・ザムは、長距離ビームを無効化しつつも圧倒的な火力で艦船やMSを撃破し続けていました。

その猛進撃を食い止めるためアムロが搭乗するガンダムと共にビグ・ザムを撃つべくGアーマーでビグ・ザムに特攻をかけ、自分が特攻をかけることでガンダムが接近戦に持ち込む戦術を身をもって伝え、捨石になることを決意します。

この攻撃が有効となるギリギリの距離まで接近したところで、Gアーマーのコックピット付近にビグ・ザムのクローが命中したものの、気迫で特攻し期待が大破した際に、宇宙に投げ出されて戦死してしまったのです。

このシーンは知っている人なら、思い出すだけでも目頭が熱くなる場面ですよね。

一年戦争において重要な局面となった「ソロモン攻略戦」で、連邦軍が負けるわけには行かない場面でした。

戦争で負ける意味を優秀な軍人であったスレッガーはしっていたのでしょう。

「仲間を守るため、負けないため」に自らが捨石となって活路を見出すことが特攻の意味であり、それが理由なのかもしれません。

スレッガー・ロウがかっこいいと言われる理由とは

ガンダムファンから「かっこいい」と言われるのは、何と言っても性格にあります。

劇中に搭乗まもない頃から、ミライやセイラへ言い寄るお調子者でチャラ男な言動が目立つ人物像でありながら、戦術や戦闘機の操縦に長けている軍人でした。

また、ミライのかつての許婚であったカムラン・ブルームが強引にミライに言い寄る場面で介入する姿、そして自分を捨石になってでも戦況を好転させようとする男気など、登場して間もないお調子者からのギャップがかっこいいと言われる理由ですね。

また自分が捨石になる場面の直前、Gアーマーの修理のためホワイトベースに戻った際に、ハンバーガーを食べる姿にも、クールな一面をのぞかせてくれます。

スレッガー・ロウの専用機体を紹介!

テレビ版では、Gファイターが主な搭乗機です。

劇場版やTHE ORIGINでは、コア・ブースターに搭乗していました。

またTHE ORIGIN(コミックス版)では、ジムガンタンクにも搭乗していますよね。

スレッガー・ロウの設定やプロフィール!

スレッガー・ロウは、地球連邦軍の航空航宙機パイロットで階級は中尉です。

性別は男性で、外見は、ラテン系の陽気な伊達男。

スーツは、ヘルメットの耳の部分に「S」のエンブレムが入った、青色のカスタムスーツを着用しています。

まとめ

スレッガー・ロウは、本当に人間味溢れるキャラクターで、非常に魅力の感じる人物でしたね。

劇中でも、一見チャラ男のような人物に見せかけておいて、最後の最後に愛に対する不器用さであったり、仲間を守るために自分を犠牲にするという男気であったりと作品の中でも印象に残る人物で、知れば知るほど魅力たっぷりの男性像こそ、スレッガー・ロウなのです。

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