ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

ファラグリフォン機体や名言セリフまとめ!刑罰や最強説がヤバイ!

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今回は、機動戦士Vガンダムに登場する女性パイロット「ファラ・グリフォン」を搭乗機体だけでなく、劇中での名言やセリフ、強さの秘密を紹介します。

劇中では、非常に人間らしい一面をのぞかせつつも、優秀な軍人であったが故に、徐々に政治的に利用され悲しい最後を遂げてしまうファラ・グリフォン。

劇中では、どうしても最後の精神が崩壊したファラグリフォンが目立ってしまいますが、この記事を利用され強化人間となっても女性らしい一面を忘れることが出来ずに最後を遂げた悲しい一面を持つファラグリフォン を知っていただきたいです。

ファラグリフォンの専用機体を紹介!ゲンガオゾやザンネックの強さも!

ファラ・グリフォンが劇中で搭乗した機体は、リカールザンネックゲンガオゾの3体です。

ファラグリフォン搭乗機体:ZM-A05G リカール

リカールはベスパが開発した巨大MAで、長距離ビームを装備する一方、接近戦でも対応できる各所への武装も施されています。

ただ、実際のパイロットは、メッチェであり、搭乗人数が15人とファラ・グリフォンの専用機体として断定するには少々意味合いが違いますね

ファラグリフォン専用機体:ZMT-S29S ザンネック

続いてザンネックは、ベスパが開発したサイコミュ対応型試作機です。

「鈴」を模したサイコミュを搭載し、これによってパイロットの士気をあげることができます。

武器としては、超長距離を狙撃するザンネックキャノンを装備し、円盤「ザンネック・ベース」に乗って飛び回っていたので、リガ・ミリティアからは「お皿付き」と呼ばれていました。

その姿と「ザン(斬)ネック(首)」という語感からもギロチンを思い起こさせますね。

凶悪な印象が強いモビルスーツです( ;∀;)

ファラグリフォン専用機体:ZMT-S28S ゲンガオゾ

ゲンガオゾは、ザンネック同様、ベスパが開発したサイコミュ対応型試作機になります。

ザンネックの予備機的な存在だったそうですが、「鈴型のサイコミュ」により、パイロットの士気を常に高めていることが出来るという恐怖のオマケ付きだったのです。

ちなみに、主な武器は、5基の「マルチプルビーム・ランチャー」になり、オールレンジに近い攻撃が可能で、近接用の武器にビームメイスなども装備しています。

背中に背負うバックユニットは、まるで「雷神様の太鼓」のようですが、ウッソのV2を窮地に追い込んだ強さは、ファラの怨念と混ざり合って、まさに雷神そのものでしたネ(>_<)

ファラグリフォンの名言セリフのまとめ!


劇中では、あまり目立った名言が少ないファラ・グリフォンですが、非常に冷徹なセリフとして印象的ですよね。

「坊や、あたしの前で他の女に気をとられるのかい。そいつは目の前の女に対して失礼だろうが。」

ファラグリフォンの名言が飛び出すのは、第47話が多く、まず紹介するのが、ウッソとの戦いの最中に発した

「坊や、あたしの前で他の女に気をとられるのかい。そいつは目の前の女に対して失礼だろうが。」

です。

ウッソがマリア・ピア・アーモニアに気を取られていた時のセリフですが、決してウッソに好意からくる嫉妬心からではなく、あくまでパイロットとして「目の前の相手に集中しろ!」ということを女性目線で皮肉った言い方となったセリフと言えますね。

これは意外と普段から気を付けたいことでもあります…(;’∀’)

「あれも光…命も光…ギロチンの刃も光。」

同じく第47話では、搭乗機ゲンガオゾをV2のビームサーベルに貫かれる直前に

「あれも光…命も光…ギロチンの刃も光。」

というセリフがありますが、精神が崩壊した中でのセリフと捉えることができる一言です。

生と死が表裏一体なのだと分からせてくれるファラ姐さん、さすがです。

「お前はメッチェ代わりにもならん。」

機動戦士Vガンダム第43話で、キールを拳銃で撃ち殺した時に発した一言で「お前はメッチェ代わりにもならん。」があります。

ファラにとっては役に立たない存在でしかなかったキール…なんだか悲しいですね…。

「みんなギロチンで…一刀両断してやる!」

また第47話では、マーペット・フィンガーハットが搭乗するVガンダムのコアファイターに止めを刺そうとした時にファラが放ったひと言が

「みんなギロチンで…一刀両断してやる!」

です。

ギロチンの家系の方は怒らせない方がよさそうですね(;’∀’)

「メッチェ…今、行くからね。」

最後にファラ・グリフォンが搭乗するゲンガオゾが爆発する直前の一言で

「メッチェ…今、行くからね。」

のセリフも印象的で、メッチェに対する強い気持ちが現れているセリフと言えます。

ずっとメッチェのことを思っていたのかと思うと、切ないですねえ( ノД`)シクシク…

ただ、ガンダム作品通してよく描かれている「死者に引っ張られる」という表現の一例なのかもしれませんね。

ファラグリフォンがなぜ宇宙漂流刑の刑罰に?タシロヴァゴとの関係も

ファラ・グリフォンが刑罰に処された理由は、リガ・ミリティアとの戦闘で捕虜としたカミオン部隊のオイ・ニュング伯爵を無断でギロチン処刑としたことが直接の理由だとされています。

そして、同じザンスカール帝国軍の大佐であったタシロ・ヴァゴの策略により、宇宙漂流刑の刑罰を受けたというのが真相のようです。

元々、タシロ・ヴァゴ大佐は、ファラ・グリフォンを自分の部隊に引き抜きたいと考えていて、ファラ・グリフォンが無断でギロチン処刑を行ったことを好機と捉えました。

そこで、ファラ・グリフォンに恩を着せるため、タシロ・ヴァゴ大佐自らが、宇宙漂流刑を下し、一度漂流させた後、自分が助けた上で、引き抜くことを考えたのです。

実際に宇宙に放り出された後に救出され、タシロ・ヴァゴの直属の部下になっています。

ファラグリフォンが精神崩壊した理由とは?

ファラ・グリフォンは、タシロ・ヴァゴに救出され、直属の部下になった後、強化人間になるための手術を受け、さらに鈴の形をしたサイコミュ増幅器をつけた影響から、完全に精神が崩壊した状態になってしまいました。

一方では、宇宙漂流刑によって酸素欠乏や恐怖などから精神が崩壊した説もあります。

ちなみに、強化人間として再登場した時には、髪型や髪の色も変わっています。

ファラグリフォンが最強と言われる理由!ウッソとどっちが強い!?

ファラ・グリフォンが最強と言われるのは、強化人間となって再び戦場に戻ってからは、天才と言われるパイロットのウッソ達を苦しめ続け、さらには、ウッソとは互角以上の戦いを繰り広げていました。

それだけではなく、接近戦に持ち込んでからもV2ガンダムをコアファイターになるまで追い詰めるなど戦場を縦横無尽に駆け抜けていました。

実際には、戦いに割って入ってきたマーベットの体内の子供の鼓動に動揺し、茫然自失となっていたところをウッソに撃墜されてしまいます。

結果論になってしまいますが、戦闘能力だけで言ったら、ウッソよりもファラ・グリフォンの方が強いと言えますから、ファラ・グリフォンが最強と言われる所以です。

しかし感応能力が強く、女性であるが故に胎児の鼓動に動揺してしまったと言えますね。

ファラグリフォンはニュータイプ?

ファラ・グリフォンは、ニュータイプではなく、強化人間(cyber new type)です。

ニュータイプと同じ感応能力を発揮させるために投薬や心理操作によって強化されているとされています。

ファラ・グリフォンの場合、一年戦争時やグリプス戦没における初期型強化人間のような不安定な面がありますね。

ただ、劇中の戦闘や、その能力を見ると「こいつはニュータイプだ…!」と思わせる場面がたくさんあるので、Vガンダムの設定資料のどこかには「ファラはニュータイプ!」といった記述があるかもしれませんね…!

ファラグリフォンの恋人は?メッチェとの関係も

同じザンスカール帝国の軍人で、ファラ・グリフォンの傍で仕えていた「メッチェ・ルーベンス」のことは、すごくお気に入りの存在であったことは間違いありません。

またメッチェ自身もジブラルタルでの戦闘中に被弾したリカールに搭乗中のファラ・グリフォンを脱出用のポットで逃し、自らはリカールの爆発と共に亡くなってしまいます。

これからもわかる通り、二人の関係が単なる上官と部下の関係ではなく、恋人関係にあったことがわかりますね。

ファラグリフォンの家系とギロチンの関係!鈴の音の意味とは?

ファラ・グリフォンの家系は、ギロチン死刑執行人の家系です。

そのためか常に鞭を携帯しています。

劇中では、リガ・ミリティアのMS製造計画「Vプロジェクト」が軌道に乗るだけでなく、ウッソという天才的パイロットが戦闘に参加したことで、ヨーロッパ方面でザンスカール帝国(ベスパ)の勢いに陰りが見え隠れするようになりました。

そのことを危惧したファラ・グリフォンは、恫喝により統制を敷くため占領した各地にギロチンを設置していくのです。

やはり、ギロチン執行人の家系であったため、ギロチンの恐ろしさを知っていたが故の行動だったことを示しています。

そもそも劇中の鈴は、ギロチン死刑執行人の象徴であったため、サイコミュ増幅器の形も、死刑執行人としての象徴を身につけていました。

そもそも処刑を受けた家系には、鈴を腰につける習慣があり、鈴の音が聞こえる意味は、処刑されたことを意味するのです。

ファラ・グリフォンが身につけている鈴は死刑執行人の象徴であり、死刑を執行した家系の腰につけるために持ち歩いているということになりますね。

また鈴が鳴って音が出るのは「鈴がマシンの動きの周波数に連動して、ファラ・グリフォンの頭の中に敵の姿を感じさせたとき」なのです。

ファラグリフォンは実はかわいい!?

ここまで怖いお姉さんとして紹介してきましたが、ファラ・グリフォンさんは22,23歳くらいの設定で、若くして中佐という階級のドエライ女性です。

年齢的には、普通なら大学生か新卒で社会人1年生くらいなので、本当はおしゃれして遊びまくりたい年頃のはずです。

ザンスカールに産まれ、そしてギロチンの家系ということがなければ、ごく普通の生き方をしていたかもしれませんね。

そんなファラ・グリフォンは、第12話「ギロチンを粉砕せよ」でウッソやスージィたちと出会う場面がありました。

スージィの姉とファラが良く似ていて、仲良くなるという場面が描かれていました。

また、私服で移動中に自分の部下にナンパされてしまう場面もあり、無表情ながらもちょっと照れてるようなファラを見ることができます。

残酷な強化人間としてイメージが強いファラですが、ファラの意外な一面を知るとラストの狂気のファラの見え方が変わってくるはず!

まだVガンダムを観たことないという人はぜひ最初から見てみましょう!

ファラグリフォンのまとめ

ファラ・グリフォンは、劇中において死刑執行人の家系出身ということで非常に冷徹な面がある一方で、劇中で見せる一般人に対する接し方や恋人の存在、胎動への動揺など女性らしい一面も強いキャラクターですが、子供には優しいという一面もある深みのある人物でした。

そして戦争の中で利用され、強化人間への変貌、精神が崩壊するほど追い詰められ、壮絶な最後を遂げるという可哀想な一面もあります。

今回の記事を読んで、ファラ・グリフォンという女性MSパイロットの存在に魅力を感じて頂けると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました٩( ‘ ω’ )و

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