ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

マリーダクルスの名言まとめ!悲惨な過去や声優名とかわいい理由も

 
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今回、紹介するのは機動戦士ガンダムユニコーンに登場したマリーダ・クルスとその名言です。

マリーダは「袖付き」のガランシェールに搭載されているクシャトリヤの女性パイロットで、強靭な肉体と鋭い洞察力を持った強化人間というわけです。

本作でマリーダは、袖付きのパイロットとして登場していますが、その悲惨な過去には誰もが驚愕し、哀れんでしまうでしょう。

その悲運な人生から、スベロア・ジンネマンというマスターを得て、マリーダは幸せだったのでしょうか??

本文では、マリーダを名言とともに深掘りしていきますので、最後までよろしくお願いします!

マリーダクルスの名言セリフまとめ!

自分が幼き頃から様々な経験をしているからか、人の心に響く名言が多いマリーダですので、厳選したマリーダ・クルスの名言を5つ紹介していきます!

マリーダクルスの名言その1「正しい戦争なんてない。でも、正しさが人を救うとは限らない」

機動戦士ガンダムUC episode2「赤い彗星」でのマリーダ・クルスの名言です。

バナージ・リンクスが初めての戦闘で人を撃ったことに悩んでいる姿を見たマリーダが、廃貯石場の洞窟内の礼拝堂に連れていきバナージに言った一言です。

バナージが正しい戦争なんでないと言ったことを認めつつも、バナージが次のステージに進めるように諭すようなセリフは名言と言っていいでしょう!

マリーダ「お前の言うことは間違っていない。正しい戦争なんてない。でも、正しさが人を救うとは限らない。……このパラオが、まだアステロイド・ベルトにあった頃に造られたものだ。初期の宇宙開拓者といえば、地球で食い詰めた者や政治犯……ほかに生きていく術を持たなかった者たちばかりだ。宇宙世紀が始まったとき、時の首相は”神の世紀との訣別”と言ったそうだが……太陽も星のひとつに紛れてしまいそうなアステロイド・ベルトに住む彼らには、すがるべき光が必要だったんだろう。」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

マリーダクルスの名言その2「バナージ、たとえどんな現実を突きつけられようと、それでも……言い続けろ。自分を……見失うな。それがお前の根っこ……」

機動戦士ガンダムUC episode3「ラプラスの亡霊」でのマリーダ・クルスの名言です。

バナージとの戦闘の末、地球連邦軍の捕虜となったマリーダが医務室でバナージにかけた一言です。

なぜ、マリーダがここまでバナージを導こうとするのか?

あくまで予想ですが‥未来の可能性を信じて疑わないバナージを運命に翻弄され続けた自分と重なり合わせ、自分のようになって欲しくはないと思ったおではないでしょうか?

マリーダクルスの名言その3「チャンスは必ずくる、その時は迷わずガンダムに乗れ。」

機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙と地球と」でのマリーダ・クルスの名言です。

ネェル・アーガマのバナージの部屋での一コマです。

ロンド・ベルと袖付きの共闘が破断し、そしてミネバ・ラオ・ザビ(オードリー)がユニコーンが示したラプラスの箱の最終座標をフル・フロンタルに伝えてしまうなど、バナージにとってはショックなことが続き、落ち込んでいたわけです。

それに気づいたマリーダが、バナージを元気つけるためにバナージの部屋で最後にかけた名言です。

ここまで気が利き人の気持ちを察することができるマリーダ‥惚れてまうやろ!

バナージ「でも‥無責任ですよ、それは。自分でやり遂げもせず‥」

マリーダ「そうかもしれない。でも……それでも……他人ではない存在に委ねられたのは、何よりの幸いだった……。きっとこんな風にして、世界は少しずつ前に進んでいく。あきらめることなく、囚われることなく、望みを持ち続ければ」

バナージ「…」

マリーダ「チャンスは必ずくる、その時は迷わずガンダムに乗れ。」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

マリーダクルスの名言その4「お…お父さん‥わがままを…許してくれますか‥」

機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙と地球と」でのマリーダ・クルスの名言です。

ネェル・アーガマのMSデッキにて、マリーダはミネバと共にクシャトリヤに乗り込んでアンジェロ・ザウパー操るローゼンズールに掛かっていったわけです。

本来、強化人間ですからマスターのいうことを聞くように調整されているはずなんですが、この時は、マスターであるジンネマンの指示を葛藤しながらも聞きませんでした‥

そしてマリーダが、ここまで実の子であるかのように接してくれていたマスターのジンネマンに親離れを告げる名言です。

このシーンでのジンネマンの涙が印象的で、あれだけ辛い過去であるにも関わらず、どれだけジンネマンはじめガランシェールのメンバーから大切に扱われてきたのかもわかりますね。

ジンネマン「理屈では消せんのです。恨みも……後悔も……。何も……してやれなかった……! 怖かったろうに、痛かったろうに……何も……! フィー……マリィ……」

マリーダ「お…お父さん‥わがままを…許してくれますか‥」

ジンネマン「うッ……うっ……赦す。最後の命令だ…心に、従え」

マリーダ「了解!」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

マリーダクルスの名言その5「いまのお前たちには見えないものが、私には見える。ここでは時間さえ輝いて見える。どんな絶望の中にも、希望は生まれる」

機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」でのマリーダ・クルスの名言です。

メガラニカに向かう最終決戦!

万全ではない中クシャトリヤを操り戦闘に出たマリーダは、フル・フロンタルをも退ける強さを見せるも、リディ・マーセナスがバンシィでネェル・アーガマに向けたビームに気づき、その身を挺して被害を防ぎ、クシャトリヤとともに壮絶な最期を迎えてしまいます。

マリーダは死亡してもなお、その意志がバナージ、ミネバ、ジンネマンだけでなくリディやアルベルトなどみ影響を与え、再起を促したわけです。

その人の可能性を信じるようになったマリーダの強さを感じますね!

そして最期、バナージはフル・フロンタル操るネオ・ジオングとの戦いで光の結晶体となり超覚醒したユニコーンガンダムと一体化してしまったところに‥マリーがバナージを救い導いてくれたの時の名言です!

マリーダ「いまのお前たちには見えないものが、私には見える。ここでは時間さえ輝いて見える。どんな絶望の中にも、希望は生まれる。お前は光だ。哀しみすら糧として、道を照らせ。姫様と二人で……人はいま、戸口に立っている。そこをくぐれる時が、来るのかも知れない。この虹の彼方に、道は続いている。」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

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マリーダクルスの悲惨な過去とは?

マリーダ・クルスはガンダムシリーズに登場する女性キャラクターの中でも、その悲惨な過去はトップクラスで、その過去に誰しもが驚かされてしまいます。

元々、マリーダは第一次ネオ・ジオン抗争下で、ネオ・ジオンがニュータイプ対応兵器を運用するため、ニュータイプの素養を持った人物の遺伝子を組み込まれて生まれたクローン、プルシリーズの12番目のクローン「プル・トゥエルブ」でした。

そのため第一次ネオ・ジオン抗争では、グレミー・トトが敗戦し、プルシーズと呼ばれる姉たちが戦死するをの目の当たりにして、単独で脱出ポットを使って地球へ逃亡します。

ここからマリーダに悲運な出来事が降り注いでくることになります。

地球へ降りたマリーダを見つけた男たちの手によって、娼婦として売り飛ばされ、そこから数年間、娼婦として客を取り続けさせられたようです

これだけでも悲運な運命なのですが、追い打ちをかけるように娼婦として働かされたことで、妊娠と堕胎、客との性的倒錯によって女性としての機能すら失ってしまったのです。

その後、縁あって偽装貨物船のキャプテンで袖付きのメンバー「スベロア・ジンネマン」に養女として引き取られ、当時はまだプルトゥエルブの呼ばれていたマリーダにその名前を与えたのです。

娼婦として扱われ、女性としての機能を失うなど悲惨な過去を持つ彼女ですが、ジンネマンを「マスター」と慕い、固い信頼関係ができたことで、マリーダの凍りついた心を溶かしていくわけですね。

マリーダクルスの声優のプロフィールをチェック

劇中でマリーダ・クルスの声を演じたのは、声優のほか舞台女優でも活躍している甲斐田裕子さんです!

では早速、甲斐田裕子さんのプロフィールをチェックしちゃいましょう!

甲斐田さんは神奈川県川崎市出身の声優さんで元々は外国映画の吹き替え志望だったそうで、映画の吹き替えでは数々の作品で吹き替えを担当されています。

そしてアニメ「一騎当千」の呂蒙子明役やこのマリーダの声を担当したこと、その演技や声質など高い評価を得たようで、それ以降「クールで強い女性」キャラクターを演じることが多くなったようです。

呂蒙子明役やマリーダ役の他、数々のアニメ作品で声優を務めていますが、戦国BASARAの「まつ」役や銀魂の月詠なども演じられている、素敵な声をお持ちの方ですね!

マリーダクルスがかわいい!その人気の理由とは!?

マリーダ・クルスをインターネットの検索エンジンに入力すると検索上位として「かわいい」と表示されます!
それはつまり、マリーダのことをかわいいと思っている人が大勢いることの裏返しになるのではないでしょうか?

‥たしかに、マリーダは作中の、ミネバをも凌ぐ魅力ある女性キャラクターだと感じます!

容姿も長い栗色の髪と蒼色の瞳に整った顔立ちなどの外見だけでなく、その劇中で見せる優しさ溢れる名言やジンネマンとの本当の親子のような関係など、その内面も魅力溢れていますね!

それに機動戦士ガンダムZZに登場し「可愛いキャラクター」として定着しているプルのクローンということも理由として考えることができるのではないでしょうか?

あとは‥好きな食べ物が「アイスクリーム」なんてなんとも可愛らしいと感じちゃいます!

(これもプルの設定を引き継いでいますね)

クールで強いキャラクターとのギャップ萌えというわけです!

ちなみにプルのクローンで、第一次ネオ・ジオン抗争から時間が経過し、マリーダも成長しているので、プルやプルツーと比較するとその身長は大きいですね!

マリーダクルスの名言と悲惨な過去、声優名とかわいい理由のまとめ!

今回はプルの12番目のクローンで、強化人間のマリーダ・クルスの名言を

1「正しい戦争なんてない。でも、正しさが人を救うとは限らない」
2「バナージ、たとえどんな現実を突きつけられようと、それでも……言い続けろ。自分を……見失うな。それがお前の根っこ……」
3「チャンスは必ずくる、その時は迷わずガンダムに乗れ。」
4「お…お父さん‥わがままを…許してくれますか‥」
5「いまのお前たちには見えないものが、私には見える。ここでは時間さえ輝いて見える。どんな絶望の中にも、希望は生まれる」

の5つを紹介してきました。

マリーダは過去の様々な経験を活かしてバナージの成長を導いてきていましたね。

壮絶な最期を遂げてもなお、バナージはじめ色々な人を導いてくれたマリーダ・クルスの魅力は無限大だと感じます。

そんなマリーダ・クルスなので、スパロボでは、「愛」や「熱血」「祝福」と言った精神コマンドのステータスが設定されているようです。

改めてマリーダを振り返りましたが、物語冒頭こそ無愛想だなと感じていた自分が恥ずかしいですよ!

なので、マリーダの生い立ちを理解してユニコーンでの活躍を見ると、さらなるマリーダの魅力に取り憑かれちゃうおと間違いなしです!

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