ガンダムの名言と考察をわかりやすく紹介します

ミネバザビの名言まとめ!その後の活躍や声優名とかわいい理由も

 
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今回紹介するのは、一年戦争からラプラス事変までを生き抜いたザビ家の末裔ミネバ・ザビとその名言です。

ミネバは、一年戦争の最中に誕生し、グリプス戦役ではネオ・ジオンのハマーン・カーンに政治の舞台に傀儡として祭り上げられ、そしてラプラス事変では、ビスト財団からラプラスの箱の譲渡を阻止するため単身で乗り込むなど波乱万丈な16年の人生を送っています。

本文では、ミネバの名言を振り返りつつ、実の母親の存在やシャア・アズナブルとの関係、その最後まで解説しちゃいますね!

ミネバザビの名言まとめ!

ミネバ・ラオ・ザビの名言を機動戦士ガンダムUCを中心にいくつか独断と偏見で選んでみましたので、紹介しちゃいますね!

ミネバザビの名言その1「私はミネバザビである」

機動戦士ガンダムUC episode2「赤い彗星」でのミネバ・ザビの名言です。

フル・フロンタルがネェル・アーガマを襲った際、地球連邦軍特殊部隊エコーズの隊長ダグザは、ミネバを人質にとり、フロンタルとの交渉に臨みます。

そこでザビ家の末裔として帝王学を吹き込まれたミネバの口調での会話を聞いていたバナージの問いかけに対して、ミネバが言い放った一言です。

この一言には、ミネバがザビ家の末裔としてやるべきことに立つ向かう決意を表している一言と言えるのではないでしょうか??

この他にも、作品の中で同じように自分がミネバ・ザビであることを周りに知らせるというより自分に言い聞かせるように話すシーンがありますね。

バナージ「オードリー!そんな話し方をしちゃダメだよ。人も自分も追い詰める」

ミネバ「バナージ‥」

バナージ「ここを出よう。君はこんなことに関わるべきじゃない!」

ミネバ「私はミネバザビである。」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

ミネバザビの名言その2「一年戦争の悪名を背負った家です」

機動戦士ガンダムUC episode2「赤い彗星」でのミネバ・ザビの名言です。

ネェル・アーガマの捕虜室で、リディ・マーセナスとミネバの会話の流れでのミネバの一言です。

この言葉に秘められたミネバの覚悟が伝わってくる名言ではないでしょうか??

リディは最初からミネバの美しさに興味を持って、ただ話をしたがために捕虜室に無断に侵入してきたわけです‥いわゆるチャラ男なんですよ…

それに見抜いたミネバは、あえて難しい話をしたようにも感じますね。

リディ「難しいんだな‥おれは自分をパイロットだと規定してきた。モビルスーツを動かして、与えられた任務を確実にこなすのが仕事で、他のことは考える必要がない。たまに不正が起こっても、自分で自分を正す力が連邦政府にはあるって……。いや、嘘だな。見ないように、考えないようにしていたんだ。家にいる時からずっと。君はなぜ、ひとりで行動を起こしたんだ?」

ミネバ「私にも、生まれついた”家”というものがあります。一年戦争の悪名を背負った家です。」

リディ「‥」

ミネバ「私は、政治に無関係ではいられない。また同じ過ちが繰り返されようとしているなら、命に代えても止める義務と責任があります」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

ミネバザビの名言その3「そんな自由、自由と呼べると思って……?」

機動戦士ガンダムUC episode4「重力の井戸の底で」でのミネバ・ザビの名言です。

地球へ降り立ったミネバは、リディの父親ローナン・マーセナスを頼ったわけですが、マーセナス家の真実を知り愕然とするリディから突如、求婚されてしまいます。

そこでリディに対して言った一言なんです。

自分で連れてきておいて、実家が頼りにならないからと言って突然、プロポーズするのもどうかと思いますが、そんなリディに対して冷静に対処できるミネバはさすがですね!

リディ「君……うちの人間になってくれないか。ジオンもザビ家も捨てて、マーセナス家の人間になるんだ。そうすりゃ親父だって…….。形だけでもいい、そうすれば、この不毛な争いは終わり、君も自由を手にすることができる」

ミネバ「そんな自由、自由と呼べると思って……?」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

ミネバザビの名言その4「受け止めなさい、バナージ」

機動戦士ガンダムUC episode5「黒いユニコーン」でのミネバの名言です。

ガルダのハッチでリディがミネバを助けようとしますが、これまでのリディの言動からリディを信じることができなかったんでしょうね。

その手を振り払いガルダのハッチから、その身を投じてしまった際、空中で言った一言です。

この声をかけたということは近くにバナージがいることを感じていたということなので、ミネバもニュータイプの素質があったということになりますね!

ここまでバナージを信じて空中に身を投じることができる「愛」があるって羨ましいです。

リディ「ひとりで世界と戦うつもりか!誰も世界が変わるなんて信じちゃいない。みんな自分のいない百年後の世界なんかどうでもいいんだ! そんな奴らのために……そいつらを敵に回して、そうまでして何の意味が……!」

ミネバ「一人ではありません!」

リディ「…!ミネバ、やめろ!」

ミネバ「さようなら、あなたのことは忘れない」

リディ「ミネバァァー!!」

ミネバ「受け止めなさい、バナージ」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

ミネバザビの名言その5「それが何であっても、これから何が起きたとしても……約束して。必ず私のところに帰ってくるって」

機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」でのミネバ・ザビの名言です。

ユニコーンガンダムのコクピットまでバナージを追いかけてきたミネバ。

ここでのバナージに対する一言です。

この後、ビスト邸に向かってサイアム・ビストに出会いラプラスの箱の真実を知ることになるわけですが‥この先、何があるかわからない不安の中でのミネバからバナージに対するメッセージ。

誰かに待っていてもらえるから、頑張れる!帰ってこれる!ということですね。

ミネバのバナージに対する気持ちの大きさがわかりますね。

バナージ「多すぎる人が死んだ。『ラプラスの箱』が、その犠牲に見合うものでなかったら……」

ミネバ「それが何であっても、これから何が起きたとしても……約束して。必ず私のところに帰ってくるって」

バナージ「…あっ」

ミネバ「”私のたった一つの望み…」

出典:「機動戦士ガンダムUC」より

バナージリンクスの名言まとめ!その後の活躍(ナラティブ)と全搭乗機体と声優名も|ガンダムユニコーン

ミネバザビのその後とナラティブでの活躍!ZZ時代もチェック!

ミネバのその後について、ガンダムNTやZZ時代について調べてみました。

ミネバザビのその後①ユニコーンの後「ガンダムNT」でのミネバの動き

ガンダムUCで描かれた「ラプラス事変」のあと、ミネバ・ザビはサイド3「ジオン共和国」内にいました。

「メガラニカ」も一緒にサイド3のあたりに置いているようです。

そして、見えないところで、サイド3の代表であるモナハン大臣との政治的な戦いもしています。

モナハンは、ゾルタンら「袖付き」たちを暗躍させていて、ミネバはそれを快く思っていませんでした。

ガンダムNTのラストでは、ゾルタンの失態を隠したいモナハンに対して、過激な行動を取らないように牽制をしていました。

モナハン「実に不可解なことですが、臨界前にすべての反応が消えたとか…。コロニー襲撃事件に関与した過激派が意図的に臨界事故を引き起こしたとは考えられません。連邦の艦隊と戦闘になって、偶発的に起こったのでしょうが、船ごと沈んでしまっては真相の究明も…」

ミネバ「ネオジオングもか?」

モナハン「…は? いやぁ…それは…」

ミネバ「命拾いしましたね。モナハン大臣。備蓄基地が丸ごと臨界爆発していたら、どうなっていたか。過激派を飼っていてもあなたは所詮政治屋だ。それを機に地球に攻め込もうという度胸はないのだろう?」

モナハン「…まずはご報告まで。失礼いたします、ミネバ姫」

映画「機動戦士ガンダムNT」より

自分で動けないミネバの代わりに、ジンネマン率いるガランシェール隊とバナージ・リンクスらが行動することになります。

ガランシェール隊はゾルタンらの動きを追っていくうちに、ユニコーンガンダム3号機(フェネクス)と交戦するゾルタンを見つけます。

戦闘空域に近づくと、バナージが状況をいち早く察知して、シルヴァバレトを駆り、ヨナの援護に駆け付けるのでした。

ネミバは、ヘリウム3備蓄基地の爆発、コロニーの地球落下という2つの危機を回避する手伝いを、間接的にですが行ったことになりますね。

また、ミネバはガンダムNTのラストでこうつぶやきます。

ミネバ「サイコフレーム…やはり人の手にはあまる代物か…」

ーモニターに映し出されたユニコーンガンダム。

ミネバ「人はその扉を開いてしまった。これを封じるのが私たちの一生の仕事になるのでしょうね…バナージ」

映画「機動戦士ガンダムNT」より

続編と目されている「機動戦士ガンダムUC2」への布石となる発言と取ってよいのではないでしょうか。

ナラティブを中心としたバナージのその後の活躍記事を読むならコチラ

ミネバザビのその後②Zガンダムの後、ZZ(第1次ネオジオン抗争)のミネバの動き

一年戦争時に誕生したミネバは、一年戦争終結前後にマ・クやシャアの手助けによってア・バオア・クーを脱出し、小惑星アクシズへ逃れたようです。

アクシズへ逃れた後、摂政となったハマーン・カーンによって政治の表舞台へと祭り上げられ、傀儡的な君主としてグリプス戦役を迎えます。

ここでミネバは、グリプス戦役最終決戦前後にシャアによって救出され、それ以降は消息が不明となってしまったわけです。

時代の戦況はグリプス戦役でティターンズが敗北後、ハマーン・カーンによって第一次ネオ・ジオン抗争が勃発しますが、本物のミネバは行方知らずの状態で死亡説もあったようなんです。

そこでネオ・ジオンではその統制を保つため、ミネバの影武者を使っていたことが明らかになっています。

実際にはシャアに救出されたのち、スゥートウォーターで匿われていたようですね。

ただ、後に公開された「新訳 機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛」では、ハマーンがミネバの地球降下について語っているシーンがあります。

ラストが変わったことで、私たちの知らない「ガンダムZZ」の世界が広がっていて、ミネバは地球でいろんな勉強をしているのかもしれませんネw

ミネバ主役で学園ものとかやってほしいな~(*’▽’)

ミネバザビの歴代声優をチェック!

これまでミネバの声を演じたは3人です。

まず機動戦士Zガンダムや機動戦士ガンダムZZでは、声優の伊藤美紀さんです

伊藤さんはアニメの声優だけでなく洋画の吹き替え、CMやバラエティーのナレーションなども担当している方です。

ガンダム作品ではZとZZでのミネバの他、機動戦士Vガンダムでのルペ・シノ役や機動新世紀ガンダムXの待女役で参加しているようです。

伊藤さんで有名なのは、ドラゴンボールシリーズに登場する人造人間18号が有名ですね。

劇場版の機動戦士Zガンダムでミネバの声を担当したのは、女優(元・子役)の平本亜夢さんです。

平本さんは、子役として活動していた2006年に劇場版の機動戦士Zガンダムでミネバの声を担当しています。

現在は、劇団東俳に所属していて、女優さんとして舞台を中心に活躍されているようです。

機動戦士ガンダムCUや機動戦士ガンダムNTでは、声優の藤村歩さんがミネバの声を担当しています。

藤村さんは、2004年にPlayStation2用のゲームソフトで声優デビューを果たし、それ以降、数々のアニメ作品に声優として参加しているようです。

その中でもミネバの役は、代表作の一つと言ってもいいのではないでしょうか?

ミネバザビはかわいい!その理由を検証!

金髪にショートカットが特徴で芯の通った女性こそミネバです。

ZガンダムはガンダムZZでは、ハマーン・カーンに傀儡的君主として祭り上げられていましたが、機動戦士ガンダムでは、戦争を止めるため単身でインダストリアル7に乗り込んでくるとう度胸も持ち合わせています。

そんなミネバですが、容姿も母親に似て端正な顔立ちに、気の強い性格はドズルに似ていると言われています。

気が荒くてもドズルは、冷酷な性格ではなく意外に優しい一面がある人物ですから、その性格を受け継いだ感じがしますね。

そして覚悟を決めた時の凛として美しさはたまりませんよ!!

容姿が綺麗で性格も良ければ、そりゃあモテますよね!

バナージが一途に惚れてしまうくらいの魅力を持った女性ということです。

芯の通った女性は、美しい!

ミネバザビの母親をチェック!

ミネバの親は、ザビ家の三男ドズル・ザビですが、母親はというとゼナ・ザビという名前の女性です。

ゼナは、ガルマやシャアの士官学校の同期生でゼナ・ミアが旧姓です。

MAとシャアの同期ということは士官学校生蜂起事件にも参加していて、それがドズルとの出会いでしたね!

最初の出会いは、ゼナが蜂起事件でドズルに銃を突きつけ軟禁するという重要な役割を実行した時で、事件後、一連の事件の責任を取らされ士官学校を解任され傷心のドズルからプロポーズされたのが馴れ初めですね!

そうすると‥蜂起事件がなければミネバは誕生していないということになってしまうんです!

ミネバザビとシャアの関係を解説

ミネバとシャア・アズナブルの関係って気になりますよね?

シャアは、一年戦争でアムロとの対戦で敗戦後、アクシズへと逃れ、皇室警護官としてミネバの養育を担当していたようです!

この時、シャアはミネバに子供らしくのびのびと育ってほしいと思っていたらしいのですが、摂政となったハマーンによって傀儡的な君主として祭り上げられてしまうのです。

そのため、グリプス戦役の最終決戦前後にシャアは再びミネバを救い出し、スゥートウォーターでかくまっていたようです。

シャアにとってザビ家は復讐の対象であったにも関わらず、その末裔であるミネバを助け出したことにどんな意味があったのでしょうか?

シャアに直接、聞いてみたいものですね。

ミネバザビらしい!その最後とは!?

ミネバ・ザビは、ラプラスの箱をめぐるラプラス事変の最後に宇宙世紀憲章の中身を全世界に向けて、ラプラス宣言という演説によって発信しました。

しかしその影響は極めて小さいもので、結果として多くのスペースノイドの大多数がジオニズムとそれによって引き起こされた数々の戦争から興味を失っていたことが証明されます。

そしてミネバは、宇宙世紀0100年にジオン共和国の自治権放棄を行うわけですが、カリスマ性を持ったジオン・ダイクンへの嫉妬とデギン・ザビの野心から始まった幾多の戦争への責任を果たしたわけです。

ザビ家を繁栄をさせるものではなく、ザビ家の罪に対する禊を行うというのは、反戦化のミネバらしい最後と言えるのではないでしょうか??

ミネバザビの名言!その後の人生や声優名、かわいい理由のまとめ!

今回は機動戦士ガンダムUCからミネバ・ザビの名言を5つ紹介しました!

1「私はミネバザビである」
2「一年戦争の悪名を背負った家です」
3「そんな自由、自由と呼べると思って……?」
4「受け止めなさい、バナージ」
5「それが何であっても、これから何が起きたとしても……約束して。必ず私のところに帰ってくるって」

今回、ミネバの一年戦争のその後や影武者の存在など知ることができましたね。

またミネバ・ザビは、生まれてから一年戦争、グリプス戦役などの戦争やシャアやハマーン、ジンネマンなどに出会ってきました。

そして自分自身に向き合い自分がいる意味を理解し、ザビ家の末裔として生き抜く覚悟を持った女性に成長したということを感じることができました。

ユニバーサルセンチュリーのガンダムシリーズは、ミネバ・ザビの物語のような気持ちになってしまうので、一度、一年戦争やグリプス戦役をミネバ目線で再視聴してみるのはいかがですか?

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